ドラマ 舟を編む 4話
辞書の紙を担当することになったミドリ池田エライザ。
辞書の紙は、、、
薄くて→辞書のページ数からして総重量を軽くしたい。
ぬめり感があって→めくりやすい
コシがある→長く使える
そんな紙。製紙会社のミヤモト矢本悠馬といっしょに最適な紙を作る、、、そのための入り口会議を開くことに。
マジメ野田洋次郎の妻カグヤ三村里江が働く料亭で。
まだ辞書の入り口な2人がフレッシュでまぶしい、、、
さて、これまで13年前、辞書大渡海の制作に携わってきたふたりの話、アラキ岩松了と、マツモト柴田恭兵。
熱い情熱を激らせて辞書づくりをしてきた
しかしアラキは出版社勤務のサラリーマンだから、当然、定年がある。大渡海、道半ばにして任を離れることになる、その時に後継を育ててこなかったことに気づく。
そして、そこに現れた、辞書の【申し子】マジメ。
この【申し子】の語釈は、ある分野で優れた能力のある子、、、という意味。
しかし、もうひとつの語釈、神仏に祈って授かった子、、、アラキもマツモトも、そしてマジメも、辞書の神様に祈ったのではないか。そして、辞書編集部に来たのがミドリだったのではないか。
ホロリー
地道で、途方もなく根気のいる作業をこなし、かつ情熱を持って、辞書づくりに携わる人材。
言葉に耽溺し、しかし溺れずに言葉に向き合う、、、マツモト先生から紡がれる言葉が、とても美しい
ミドリは未知数ながらも、辞書編集部に明るさと笑顔と新しい風をもたらす存在。
また、テンドウ前田旺志郎も、頼もしい!
辞書をあえて逆さまに配置して、取り出し→本を開ける作業を簡略化する知恵!!なるほど!
口は悪いけど憎めない、体育会系な文学部学生
育ってますねー!!!センセイ方!
さて、編集部会議にて、図版会議が開かれる。
図版とは、辞書にある挿し絵、イラストのこと。
【あかちゃん】【アルパカ】【イグアナ】【丑の刻参り】【河童】
この会議、面白すぎ!
アルパカの首、短くないか問題
河童って徳利持ってたっけ問題
赤ちゃんが全員天パ問題
グリーンイグアナ、スペース取りすぎ問題
丑の刻参り、頭のろうそく2本か3本か問題
典型的例を採用しなきゃなんないのに、ササキさん渡辺真紀子、個体差じゃない?って言いまくり
へえ。丑の刻参りの頭にろうそくを固定するとき、ってはちまきかと思ったら、五徳を使う場合もあるんだ
正式には五徳に3本立てられるらしい、、、で、ササキが、夜中は暗いから3本!と、力説してるの、面白かった
で、河童の徳利も、かっぱっぱルンパッパ→菊桜のCM?の影響かと不採用になり、図版画家に修正の依頼をかけることに。すると、画家は亡くなっており、息子が代わりに修正するとのこと。
故人の絵を修正することに抵抗があるんじゃないか、とミドリが尋ねたところ、
「あの人、自分の絵にこだわりのない人だったんで」と、同じアーティストとして父を卑下したような息子。
【こだわり】
元々は執着のように悪い意味で使われていたが、いまは"俗用"されて、良い意味で使われている。
誤用じゃなくて、俗用ね
こだわりの無い人、、、、
マジメは、画家の息子に、"辞書の図版は作家性や個性がないのが良しとされる。お父さんはこだわらない、というコトにこだわっておられた"と、礼を言う。
しかし、この息子、赤ちゃんの時はすごい天パだったのだとか。
あ!!赤ちゃん天パ問題!!!!
そう、この画家が描いた赤ちゃんは全て天パだった!それは、息子を描いていたから!!
めちゃくちゃ、こだわっていたじゃん!!
また泣いたわーー
何この脚本!!!上手すぎない?!
まさか、オモシロ図版会議から、この着地に来るとは!!
そうだわ、しずかちゃんとパパの、蛭田直美さんだったわ。油断ならねぇ!
ミドリのお母さん、森口瑤子さんでしたね
次週かなー?
うわー、、、なんか、またじんわり泣きそうな予感!!