ドラマ お別れホスピタル 最終話



全4話だったのねびっくりびっくりびっくり

意外と短かったけど、内容の濃いドラマでした。




ステージ3のガンを宣告されたアカネ内田慈は、いつもは軽くいなせるワガママ患者オオトヤさん(きたろう)にも、キツく当たってしまう悲しい


そして、同僚にもカミングアウトキョロキョロ

抗がん治療を始める。せっかく第一志望大学に合格した一人息子は、大学を辞めると泣き出すが、アンタが大学辞めるならワタシは治療を辞める!!と、決死に引き留める。

迫力ありましたね。緩急自在の役者さんおねがい

息子は目の前の母のことで頭がいっぱいだが、母親からしたら、自分が死んでも生きていかなきゃならない息子の行く末を心配してるのよね。キョロキョロ





ハルさん樫山文枝は、痛みに声をあげていた。今後の治療方針を決める為、息子に連絡するもなかなかつながらず、ようやく来院した息子は中年引きこもりで、母親の年金で暮らしていた真顔

手術をして延命をしてほしいと依頼する息子。

母も、自分がいないと息子は生きていけないとわかっている。

共依存状態、、、なのかな。

8050問題。

息子は母と話がしたい、、、と言っていたが、綺麗事だけじゃないのが金の問題滝汗





また、夫の延命治療を望むも、お見舞いから足が遠のいてしまったクミ泉ピン子。

だんだん弱っていく姿を見たくない。判断はこれでよかったのか、、、、

久しぶりに夫を見舞っていたら、夫より先に逝ってしまった。脳梗塞。

生前、寝たきりの娘をもつサコ筒井真理子と、自分たちに何かあっても、この病院の人たちに任せておけば大丈夫だ、と話していたのだとか。


誰しもが、予期せぬ形で死を迎えるもんね真顔





色ボケ発動中の元教師のヨシ根岸季衣は、カタブツで有名だったらしい。

アユミ岸井ゆきのの妹、小野花梨の先生だった。あんなに、校則に厳しかったに、、、っと恨みをぶつけるが、認知が進んだヨシは、歳をとると自由になるのよ、、、と。

正直、認知症になってしまった人には、勝てないよね。。。虚しさだけが空回るショック



犬好き、土地持ちのナツミ婆さん木野花は、犬たちとつかの間の楽しい時間を過ごし、、、こちらも亡くなってしまう。エンゼルケアをしているアユミが発見したのは、ナツミの口の中にあった土地の権利書の切れっぱし。

すごい意地(笑)




死ぬって、こわい

死ぬって、なんだろう

生きるって、なんだろう



真正面から考えさせられるドラマでした。




岸井ゆきのちゃんと、松ケンくんの、少し不器用だけど誠実なカンジがとても良かったし、ガハハ系の内田慈さんと、仙道敦子さんのコントラストも良かった。


死に向かって生きる人たち、、、って、わたしたちも、生まれた瞬間から死に向かって生きているはずなんだけど、それを再認識しましたキョロキョロ


安達奈緒子さんの脚本、やっぱり好きだわ〜