ドラマ お別れホスピタル
以前、清原果耶ちゃん主演の"透明なゆりかご"と同じ原作、沖田✖️華さんと、脚本家、安達奈緒子さんの再タッグドラマ
ちょっと漫画読んでから、、、と思ってあたためていたら感想が遅くなっちゃった。
漫画の方は、もっと赤裸々で、ナースの毒づきとかもリアルなんだけど、透明なゆりかごも、今回のドラマも、そこらへんは優しいオブラートに包んでドラマ化してますね。←そのまま放送したら炎上しちゃうもんね💦
でも、本質を抽出するのがうまい脚本家さんだし、真摯に作っているからこその、再タッグなのよね
前回の誕生の病院から、今回は終末の病院へ。
さて、今回は岸井ゆきのちゃん主演。
緩和ケア病棟のナース、歩。
看護師長、仙道敦子
主任ナース、内田慈
医師、松山ケンイチ
メリハリのある配役、いいね〜
さらに良いのは、入院患者の皆さん!!
緩和ケア病棟、、、つまり、治る見込みのない入院患者たち。病気患者以外にも、認知症なども併発し引き取り手のいない高齢者、、、
丘みつ子、松金よね子、白川和子、古田新太、きたろう、田村泰次郎とその妻に泉ピン子。
高齢俳優続々
きたろうは、やたらにナースコール呼びたがる患者役。喉を切開していて話せないのかな。
古田新太は、最近入院してきて、病棟のトイレで隠れタバコしちゃう不良老人。
泉ピン子は入院している旦那さんの顔色をうかがっている。昔は優しかったけれど、怒りっぽくなり、いよいよ危篤になったが、奥さんは延命治療を望んでいた。
このままでは、怖い人で終わってしまうから、、、
女性大部屋には、認知症で大好きなクッキーを食べたけど忘れちゃって催促しまくるおばあちゃん松金よね子と、穏やかにとりなす丘みつ子と、布団かぶって滅多に喋らない白川和子。
クッキーをきっかけに交流がつながったかな、、、と思いきや、次々と亡くなっていってしまう。
そして、入院したばかりの、古田新太が屋上から、、、、、
ベッドで看取れなかった、、、ナースたちは落ち込む
歩が実家に帰ると、引きこもりで、死にたがっている妹が、過食している。
死ぬ、ってなんだろう、、、、
それはつまり、生きる、ってなんだろう、だよね。
妹役は、小野花梨ちゃん。
どう生きるか、どう死ぬか、、、、
そういえば、30年前に亡くなった祖父も、最後は認知症がひどくなり入院したまま亡くなったけど、一部屋にぎゅうぎゅうに老人が詰め込まれていて、そこいらじゅうから、うめき声やら歌やら奇声やらが混ぜこぜになっていて、、、、社会的入院、っていうの?やりきれなかった記憶があります。。。でも、綺麗事ばかりじゃないのが介護
いろいろ、考えさせられそうです