1122 渡辺ペコ 7巻
公認不倫制度を選択した、いちことおとやん夫婦の、あれやこれや。
うちで生活、そとで恋愛。という、夫婦のカタチを選択した。
きっかけは、いちこのキョヒ。
レスの穴を埋めるため、おとやんは、お花教室で知り合ったミツキさんと、ダブル不倫。しかも、いちこは公認してしまった。
とはいえ、心中穏やかじゃないくせに、心に蓋したツケが。じゃあ、カラダだけの繋がりを、、、とフウゾク(若くてイケメンの好青年)に手を出してみたり。
やっぱり夫婦関係を再構築しようとするがが、おとやんのED疑惑があったり。子どもを産むタイミングもあるし。
夫婦の数だけ、事情があるし、カタチがある。お互いに、逃げたり、向き合ったり、そのタイミングが合わなかったり。
さて、7巻はどうなるのかな?
渡辺ぺこの作品は、わりと深刻な問題、子どもとか、性とか、ジェンダーとか、浮気とか、病気とか、を、軽やかに、でも真摯に、ナナメ上からの視点で切り込んでいて、アラウンド35くらいの女性に刺さるよね〜。しかも、ジェンダー観がフラットなのもいい。
にこたま、も面白かった。子どもと、性欲と、現実と、理想と。
もがいて、なんとかベターな道を模索する姿がね。いいのよね。