[ふいに無性に]椎名林檎 ♪ありあまる富 を聴いて、「富」とは何か考える | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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今日の「ふいに無性に]は…
 
 

 

椎名林檎「ありあまる富」の画像

 

 
 
 椎名林檎
 
♪ありあまる富
 

 

 

2009年発売のアルバム「日出処」に収録されたシングルヒット曲ですな

 

 

 

この楽曲のタイトルを初めて目にした時、なんというか、圧倒的なる「違和感」を感じたというか、いや、それというよりは「困惑」が大きかったか?

 

♪ありあまる富 …というタイトルを目にして生じた感情はと言えば…

 

一般的なる「庶民」である自分とは無縁なる言葉だな、だったかな〜⁇

 

ただし

 

そんなどちらかと言えばネガティヴなる気持ちと同時に、なぜゆえに、そんな「忌避感」さえ生じさせかねない言葉を、なぜゆえにロックバラードのタイトルに据えたのか? という疑問と好奇心も芽生えたか⁇

 

にしても、この ♪ありあまる富 は、なんかメチャクチャ観念的な楽曲だから、これを読み解く(聴き解く)のは、かなりのチャレンジになるわなぁ〜

 

いきます‼︎

 

そんでね

 

僕は何度も聴き直しては困惑を繰り返し、いや、どうにも納得できなくて、さらには歌詞を文字で熟読して、そんでじっくりと考えてみたわけ

 

引っかかるなぁ、と

 

「棘」が残るぞ…と感じて、全然 腹に落ちてゆかない…と悶えたわけであります

 

その挙句にこう感じたわけ

 

おかしいな、おかしいな、この異色なる味と感触って、これまでに感じたことないよなぁ〜⁇

 

んんん⁉︎

 

この ♪ありあまる富 という楽曲なんだけれども

 

もしかして、これって…⁉︎

 

日本ロック史上もっとも「哲学的なる示唆」が溢れた神域の名曲なんじゃないか⁉︎ と、僕は逆に思い至ったわけ

 

だってさ

 

こんだけ 躓いてる のに、探究心が収まらんってさ、過去に類を見ない‼︎ という気持ちになってしまったわけよ

 

ということで

 

あまりに観念的にして多くの示唆を孕んだ歌詞を「活字」でもって辿らせていただくか

 

 

♪ありあまる富

 

僕らが手にしている富は見えないよ

彼らは奪えないし、壊すこともしない

世界はただ妬むばっかり

 

もしも彼らが君の何かを盗んだとして

それはくだらないものだよ

それは返して貰うまでもない筈

何故なら価値は生命に従って付いている

 

彼らが手にしている富は買えるんだ

僕らは数えないし失くすこともない

世界はまだ不幸だってさ

 

もしも君が彼らの言葉に嘆いたとして

それはつまらないことだよ

なみだを流すまでもない筈

何故なら言葉はいつも嘘を孕んでいる

 

君の影が揺れている

今日限り逢える日時計

いつもの夏がすぐそこにある証

君の喜ぶものはありあまるほどある

すべて君のもの

笑顔見せて

 

もしも彼らが君の何かを盗んだとして

それはくだらないものだよ

それは返して貰うまでもない筈

何故なら価値は生命に従って付いている

 

ほらね 君には富が溢れている

 

 

 

椎名林檎「ありあまる富」歌詞の世界観

 

 

さて

 

そもそも、ここにある「富」とは、一体、なにを指すのか?

 

前提として、物質的な豊かさを表す「富」ではないのは間違いないよね(;'∀')

 

先ず、初めにに感じたのは「生命」かな?

 

あるいは「愛」かな?

 

だったんだけれど、その後の歌詞にこうある

 

♪何故なら価値は生命に従ってついている

 

とある

 

さすれば、「人間の尊厳」とか「幸福」とかそういうものかな?と考えてみる

 

そう位置付けてみると

 

♪彼らは奪えないし、壊すこともしない  世界は妬むばかり

 

という一説が引っかかるか

 

例えば、理不尽なる戦禍や独裁政権なんかは、容赦なく「人命」も奪うし、個人の「財産」も簡単に破壊してしまう(それはすなわち「愛」も含まれる)

 

世界中全ての人間が享受できるはずの「幸福の追求」という権利は、その彼(彼女)が生まれ落ちた場所によって侵害されていたりするわけで、そこに我々の生きる「不完全なる現実世界」の不条理が横たわっているのが実体だ

 

ってことは、椎名林檎さんのいう「富」とは

 

「生命」でも「愛」でも「幸福」でもない…ってことか⁇

 

彼らは「奪う」し、「壊す」し、「殺して」もしまうし…

 

いや、となると、そのテーマは現実世界やその事象を表しているわけじゃないってことか⁇

 

まてよ

 

そもそも、この楽曲でいうところの「彼ら」とは誰のことなのか?

 

先ず、「敵」(外敵)という言葉が浮かぶかな?

 

いや、もっと深層心理で働くより抽象的なる何かかな? 

 

そんなら「不条理」や「理不尽」や「悪意」や「悪徳」や「誘惑」(道を外れそうな)…なんかが浮かぶかな?

 

パズルのピースのように言葉たちを分解してゆくと、さらに難解にも聴こえてくるか

 

 そんなこんなで、椎名林檎さんが示唆する ♪ありあまる富 を端的に、ズバッと射抜ける「価値観」「本質」を僕は見出せずに悶えたわけ

 

いやね

 

べつにそう難しく考えなくても、もちろんよいと思うのよ

 

例えば、よ あくまで、例えばの話

 

お母さんが作ってくれた 肉じゃが がとてつもなくおいしくて(そこに愛と命の連鎖を感じて)泣けた…とか

 

大好きな彼(彼女)の笑顔が信じられないほど愛おしく感じられて(自分の存在意義を見出せて)泣けた…とか

 

育てている子供の成長を肌で感じながら(生きがいを見出して)泣けた…とか

 

まぁ

 

日常的に溢れているはずなんだけど、ふいに「グサっ」と斬られるような感動や激情を再認識して痺れるような幸福感を ♪ありあまる富 と解釈してもよい、とは思うんだけど

 

でも

 

ここはあえて、ややこしく考えたい、と思う

 

 僕はもっとさらに「観念的な何か」を示唆しているんじゃないかなぁ〜⁇ と勘繰ってしまうわけ

 

んで

 

こじつけかもしれないんだけど、こういう結論に辿り着いたのよ

 

かつて、いまだ、まだ「言葉になっていない価値」…という「なにか」なんじゃないかなぁ⁇ と

 

♪何故なら 言葉はいつも嘘を孕んでいる

 

という一節もある

 

言うなれば、「言葉以上のなにか」だと断定するのも面白いし

 

さらに言えば

 

真なる意味で、我々 人類は究極的には「個」としてそれぞれが存在しているわけで、さまざまな芸術や理念を通じてその圧倒的なる壁の向こう側とこっち側をなんとか無理くり繋げようと努力しているに過ぎない…って感覚がある(少なくとも僕にはある)

 

この ♪ありあまる富 で示唆するところの 「富」とは…

 

「我考えるゆえに我あり」の「我」を揺るぎなくするための『核心』を指しているってのはどうよ?と

 

「世界のありよう」と「自分(あるいは個人)」を繋ぐ(結ぶ)ための、『確たる肯定感』ならば、どうか?

 

つまり

 

人間がもっとも居心地のいい環境とは「自己を疑いなく肯定できる状況」だと思うわけ

 

それはすなわち、「世界」や「他者」と、不信感なく、違和感なく、恐怖や不安を抱かずに共存できるということ

 

これって究極的なる「幸福状態」あるいは「理想的状態」と言えまいか?

 

ということで

 

自分次第で、あるいは、努力次第で、この「富」を我々は享受できるんだよ?と

 

これを 「彼ら」は奪えないし、壊せないし、殺せないし、妬むばかり…に合致するよね⁇

 

そして

 

その境地に至ってこそ、「愛」や「やさしさ」を分け隔てなく世界に、他者に分け与えられる…と

 

自己満足の感情(自己嫌悪 含む)なんて入る余地のない、慈愛の境地にいたる…というか

 

え? こじつけが過ぎる?

 

まぁ、いいじゃないですか〜 f^_^;

 

それともう一つ感じたこと、あります

 

ちょっと左派的な、リベラル志向の強い方には嫌がられる解釈になっちゃうと思うんですけど触れてみます

 

image

 

このアルバムに ♪ありあまる富 は収録されてます

 

旭日の放射デザイン背景に、富士山と浮世絵的 大波 が描かれてます

 

そんで、このアルバムのタイトルは『日出処』(ひいずるところ)とある

 

この『日出処』とは東方から昇る太陽を示し、さらには『日本国』を表す言葉であります

 

椎名林檎、浴衣姿で「ありあまる富」を歌唱

 

 

また、椎名林檎さんが着物や和楽器の音色を好んで使用していること、また、歌詞の中に非常に日本的なる漢字や慣用句などを多用していることを勘案するに ♪ありあまる富  の「富」とは…

 

圧倒的なる歴史と文化を紡ぎ続けてきた、美しさと秩序を磨き上げた、日本という国に生まれたという「奇蹟」を示唆しているのではないか?

 

♪NIPPON という名前の曲もあるくらいだし(サッカー日本代表の応援歌だったか?)

 

つまり

 

日本人であることと、そのアイデンティティーを「富」と据えてみたらどうか?

 

すなわち

 

「愛国」

 

とも、考えてみたかな?

 

そして、その「奇蹟」を感謝して、噛みしめるための楽曲と解釈しても悪くないかも…と

 

※左翼思想の持主で椎名林檎さんのファンの方には怒られそうだな~ でも、なぜゆえにそっち系のみなさまは日本人なのに日本国が大嫌いなのかな〜⁇ 

 

※椎名林檎さま この解釈があまりに的外れだったらすみません〜 🙏

 

 

僕が「ガチ保守」だからそんなふうに解釈するのも悪くないと感じちゃったのか?

 

さて、どうなんでしょうか?

 

これ、僕は劇的なまでに、やばいなぁと思ったんです

 

これほどまでに「人間の本質」、「存在の本質」に迫り、肉薄し、果敢に「哲学」しようとする楽曲を僕は知らないぞ…と

 

少なくとも僕は聴いたことがない、と感じちゃうんですけど、どうですか?

 

そこいらにある小説や映画なんかが束になっても太刀打ちできない「境地」がここにはある…とも感じますなぁ(この言い方には異論噴出しそう)

 

まぁ

 

いずれにせよ

 

この ♪ありあまる富 という楽曲は、僕の知りうる限りにおいて、日本のロック楽曲の中にあって、特異にして哲学的なる名曲だと評価しております

 

まさに、深遠なる思索の入り口 になっていて、とんでもなく楽しませていただいております

 

それにしても、この考察は異論多そうだなぁ~

 

本当のこと言うと、投稿するの嫌だなぁ~とブルってもいる 

 

あ、あとバービーボーイズの いまみちともたか さんが補作曲とギターで参加とあるな

 

そこも痺れた要因かもなぁ〜

 

僕は いまみちともたか さんのギタープレイは大好きなんよ

 

この ♪ありあまる富 のプレイはかなりキレてるわ〜

 

最後に

 

散々 書き散らかした後で、chat GPT さんに訊いたんだけど

 

 

 

 

こっちの方がシンプルでわかりやすかった〜❤︎

 

 

笑う〜 f^_^;

 

御愛読感謝