試合後の会見では「やり抜いた気持ちでいた」と第一声。判定については「全身全霊で戦ったので、判定まで考えてなかった。倒すつもりで戦っていた。勝ったか負けたか分からなかった」と語った。
勝敗分けたものについては「正直分からないですね。自分が出せるものは出し切ったなと。負けは負けと認めるし、今自分がどういうふうに戦い抜いたかが一番大事。結果はついてこなかったが、やったことは満足している」と淡々と答えた。
今後については「今はそこまで落とし込んで考えられない。この日に懸けてきた思いが悔しさだったり…すぐには受け止められない。終わったばかりでそこまで考えられていない。今後も考えようがない。今はゆっくりしたい」と正直な思いを吐露した。
第1Rから上下左右の強烈なコンビネーションを繰り出してきたマルティネスの印象は「体の厚みが凄かった。ガードした時、でかいサンドバッグを叩いているみたいだった」と表現。それでも「今日は日本人としての強さ、12ラウンドを戦う強さ、自分の距離を譲らなかったり、前で戦う姿勢を見せたかった。そりゃ泣きますよ。悔しいですもん。涙もあふれるし期待に応えたかった。こういう経験ができて人生の挑戦は終わらないし、今日だって結果を出したかった。応援してくれた方々の期待に応えたかった。その涙だったと思う」と12ラウンドを戦い抜いた意地を示し、涙は悔し涙だったと語った。
進退を懸ける覚悟で臨んだ七夕決戦。35歳の井岡が健在を証明することはできなかった。初回から前に圧をかけてくるマルティネスに対し、井岡は左ボディーを当てた。井岡はアウトボクシングではなく、カウンターを狙う展開で応戦。3回には相手の右に対して、井岡の足が止まる場面もあるなど、相手の手数の多さが目立った。
中盤以降もマルティネスの手数が上回り、井岡は最後まで流れをつかむことはできなかった。終盤は井岡もリスクを背負って前に出たが、マルティネスのディフェンス能力も高かった。
控室で井岡は関係者と言葉を交わし涙。そして子供を抱いて「ありがとうございました」とあいさつした。
…以上記事な
まぁ、ジャッジの一人がフルマークってのが凄まじいな
試合後の会見動画な
いやはや、「完全」に負けましたなぁ
あの井岡一翔選手が1ポイントも獲れなかった…ってさ、考えられない
あ、まぁ、僕も120-108としたけど、僕は素人だし、どっかは井岡選手に流れてるかな、と感じながら観てましたけど
井岡「全身全霊で戦って、倒すつもりで戦い抜いたので、勝ったか負けたかわからなかった」
百戦錬磨の井岡一翔選手を以てして、しかし、「無我夢中」で計算が立たずに戦っていた…と
まぁ、マルティネスの「エンドレスアタック」はもちろん、「パワー手数」、緩急をつけた「スタミナ配分」、メリハリのある「試合運び」、そして、「ポイントの獲り方」…と全てが井岡一翔選手を凌駕した…というのが現実でしょうなぁ
さて
で、「進退」はまだ考えられないってのは当然でしょうなぁ
ただ
「全身全霊、全て出した」
とは語ってますから、そこは「井岡一翔」というボクサーの長いキャリアにおいて、ひとつのピークに到達できたんじゃないかなぁ、と感じますな
負けちゃったけど、「過去最強」に見えたかなぁ
36分間、倒しに行き続けた…ってんだから、これはいつもの「井岡一翔の戦い方」ではなかった、けど、負けたけど、1番強かったかなぁ
まさに
「濃密」
でした
で、マルティネスは「支払い次第」で田中恒成選手でも、井岡一翔選手とのリマッチでも戦うよ、と言ってますな
まぁ、田中恒成選手、打ち合いは無理だから、波状攻撃しかないと思いますが、捕まらずにフルラウンド戦い抜けるか⁈ って、気になるな
かなり、厳しそうだけど、いつか、「その時」来るかもな
で、話は戻るけど
個人的には「井岡一翔はまだやれる」とは思いますが、こればかりは休みながら熟慮でしょうなぁ
BAMとマルティネスの動向も気になるし、7/20の田中恒成選手の初防衛戦の結果も気になる
あ、BAMはエストラーダ2 か⁇
となると、マルティネス×田中恒成が先に実現する可能性もあるか
これまた厳しいと思いますが、しかし、井岡一翔選手とは戦い方が違うからなぁ
でも、打たれ強さ、タフネスで井岡一翔選手にも劣るとなると、田中恒成選手はやっぱり茨の道よ
まぁ、2.3年前とはメンタル、フィジカルも逞しくなっているとは思いますけど…‼︎
さて
果たして
井岡一翔の「牙」は折れたのか、あるいは、まだ…⁈
どうする⁈
…って、まずはゆっくりするって
ただ
僕は井岡一翔選手は大嫌いですが、今回の「負けっぷり」は最高だったと拍手を贈りたい気持ちではあります
御愛読感謝