2024 7 7 東京 両国国技館
WBA.IBF世界スーパーフライ級王座統一戦
WBA世界スーパーフライ級チャンピオン
井岡一翔 31W16KO2L1D
×
IBF世界スーパーフライ級チャンピオン
フェルナンド・マルティネス 16W9KO無敗
35歳の超省エネ精密機械チャンピオン 井岡一翔選手
と
32歳の全分全秒全身全霊アグレッシブ チャンピオンのフェルナンド・マルティネス
による、世界チャンピオン対決よ
僕の戦前予想は「井岡の中盤KO勝ち」だけど、ハッキリ言って、どう転ぶかわからない勝負論ありの組み合わせ
相手の良さを殺し、自身の沼に引きずり込む術師・井岡が、特攻野郎のマルティネスの猛攻をいなし、得意のボディブローを打ち込み、ダメージを蓄積させ、攻撃特化型のマルティネスのディフェンスの難を付く顔面へのカウンターが決まる…と予想してます
が、これはベテラン井岡選手がこれまでに「ラッシャー型」に過去一度も負けていないからですが、しかし、無敗の世界チャンピオンであるアルゼンチンの猛圧アタックを正面から受け止め、押し戻しながら「互角以上」の序盤を作れた場合に限る…のかもしれない
その序盤からマルティネスの猛圧に屈し、かなりの時間帯で劣勢を強いられ、中盤までポイントを失う展開になれば、マルティネスの勝機は一気に倍増する、とも予想してます
さぁ、「柔の井岡×剛のマルティネス」、あるいは「静の井岡×動のマルティネス」、果たしてベルト統一を果たし、スーパーフライ級最強に近づくのはどちらか…⁈
と、その前に…
セミファイナル フェザー級10回戦
前日本チャンピオン 堤聖也
×
タイ8位 ヴィーラワット・ヌーレア
スイッチヒッターの堤が攻めるも、うまく凌いでカウンター狙いのヌーレ
距離が詰まれば堤だ
3R、堤のコーナーに詰めてボディ連打からダウンを2度倒した
4R ダウン、さらに、もう一度左ボディでダウン追加…
4度目のダウンで、レフェリーストップ
勝者、堤聖也、世界前哨戦クリア‼︎
穴口選手との激闘は今なお忘れられない
堤「ボクサーたちはみな、覚悟を持って戦っている、だから美しいと感じてもらえる、本物の男たち、本物の世界チャンピオンに勝って、必ず世界チャンピオンになります‼︎」
次は「世界初挑戦」になるかなぁ⁇
どうかなぁ〜⁇
いずれにせよ、遠い日ではない
…さぁ‼︎ メインイヴェント‼︎
WBA.IBF世界スーパーフライ級王座統一戦
WBA世界スーパーフライ級チャンピオン
井岡一翔 31W16KO2L1D
×
IBF世界スーパーフライ級チャンピオン
フェルナンド・マルティネス 16W9KO無敗
マルちゃん入場‼︎
井岡一翔入場‼︎
陽気な入場のマルティネスと悲壮感ある井岡の入場はまさに好対照だな
いざ、ゴングっ‼︎
1R 両者右構え マルがアグレッシブ爆発 井岡も負けずに下がらず打ち合う マルが行く と、井岡のボディにマルが一瞬止まる が、復活‼︎ マル10-9
2R マルが打ちまくる 井岡、防戦にならず打ち合う が、マルの荒々しさが際立つ 井岡も負けてないがマルかなぁ マル10-9
3R マルの右、さらにアッパーがクリーンヒット‼︎ 井岡の頭が跳ね上がる が、井岡はしつこくボディ打ちで反撃 マル10-9
4R 井岡の試合で、過去1番面白いかもなぁ マルの左がポコポコ当たる 井岡がこれだけ打たれたことは見たことない マルが迎撃、井岡が前進という構図だ 逆だ マルが距離を残し、クリーンヒット量産 なんだよ 技術もマルか⁈ マル10-9
5R マルの手数とクリーンヒットが優る 井岡のボディは有効に見えるが決定打とはならない が、ここまで必死な井岡はなかなか見れない 井岡は執拗にボディ狙い マルのアッパーにコンパクトが秀逸 マル10-9
6R マルがいい 強い 井岡がマルの「沼」にハマった マル10-9
6R マルの強打が当たりまくる が、井岡はボディを狙い続ける 2人ともダメージはある 根性勝負だ
マル10-9
8R マルの右に井岡の顔面が跳ねる マルのスタミナがヤバイ マル、連打が止まらない アグレッシブの塊 それでいて、うまく休む 強い 井岡も頭からエンジン全開だが及ばない マル10-9
以下は、夜勤通勤スマホ観戦
終始、打ち合い…も、マルが緩急をつけながら流れを渡さず、さらにアグレッシブでも圧倒的に優った…と見えたな
井岡は過去最高に攻め抜くも、しかし、最後まで流れを打開出来ず…にゴング
higege91の採点 120-108 マルちゃんの勝ち
公式の採点 116-112 .117-111. 120-108 ユナニマスデシジョンで…
勝者、WBA.IBF 世界スーパーフライ級チャンピオン
フェルナンド・マルティネスっ‼︎
いやぁ、強かったなぁ
あのさ、井岡のボディ打ちの蓄積が中盤以降に効いてくる、そして、マルティネスが失速、苦しむと考えましたが、うまく誤魔化し、また、耐え抜き、自らが受けたダメージ以上の猛打爆発を見せたなぁ
マルティネス、その「超闘魂」は我々の想像を遥かに越えるモノだった…と
まさに、「驚嘆」に値する強さでありました
脱帽…であります‼︎
そして、敗れた井岡一翔選手…
全部出して負けた…って感じに見えた
僕はアンチ井岡一翔だけども、「いい負けっぷり」だった…と素直に賞賛できる
これまで丹念に練り上げた「極・井岡術」に、さらに、被弾を恐れぬ攻めの姿勢を織り込み、これは「過去最強」の状態で挑んだ…と思いますわ
マルティネス、見事だわ
「アグレッシブ」も振り切れてた上に、「試合運び」でも「術師・井岡」を優った…と
んんん
僕の予想は見事に外れました…が、素晴らしい「世界チャンピオン対決」でした
両者、素晴らしかった‼︎
さて、井岡一翔選手、これはもう「引退」かなぁ…⁇
でも、今夜の戦いがまだ出来るならば、もしかしたら、バンタム級でも相手次第ではいけそうな気もしますが、まぁ、やらないか
あるいは、散々眼中にない…な空気を出してましたが、恥を忍んで、WBO世界スーパーフライ級チャンピオンの田中恒成選手にリマッチをお願いして、マルティネスなり、BAMなりに挑む足場を作る…ってあり⁇
まぁ、プライドが許さないか
でも、35歳、やるならすぐに決めないとな
僕にはまだ戦えそうに見える、けども
まぁ、ゆっくり休んでください
井岡一翔選手、おつかれさま
そして、マルちゃん、おめでとうございます‼︎
次はBAMかぁ⁈
あ、BAMはエストラーダ2 か⁇
ならば、田中恒成戦もあるか⁇
「支払い次第」だって‼︎
御愛読感謝