【亀田式ではない】那須川天心のマッチメークと覚悟を想う… | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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那須川天心、次戦は「7月の半ばあたり」に「海外の選手」とタイトル前哨戦 サンスポ


> キックボクシング42戦全勝で、1月23日のボクシング転向後3戦目(エディオンアリーナ大阪)で初のKO勝利を飾った那須川天心(25)=帝拳=が、総合格闘家の朝倉未来(31)=JAPAN TOP TEAM=が28日に自身のユーチューブチャンネルに投稿した動画に登場。次戦について「7月の半ばあたり」と明かした。


対戦相手は「海外の選手なんで」と3戦連続で外国選手になると明言。「これしっかりクリアしたら、次何かしらのタイトル(戦)あるかもって言われてるんで。だからこれ次第っすね。本当時間かけてゆっくりやってく。最初から言ってた通りやる感じっすね」と次戦はノンタイトル戦だとした。

那須川は昨年4月8日にボクシングデビュー戦で日本バンタム級2位だった与那覇勇気(真正)に判定勝ち。9月の2戦目でメキシコ同級王者のルイス・グスマン(メキシコ)を8回判定で下し、今年1月の3戦目でWBA、WBO世界同級14位だったルイス・ロブレス(メキシコ)に3回終了TKO勝ちした。

WBA世界同級7位、WBO世界同級11位、WBC世界同級13位、WBOアジア・パシフィック(AP)同級1位、東洋太平洋同級4位、日本スーパーバンタム級3位にランクインしており、次戦として有力な7月20日に東京・両国国技館で、WBOAP王座決定戦かと思われたが、初のタイトル戦の前哨戦となりそうだ。



…以上記事な




あ〜、次はまだ前哨戦のノンタイトルかぁ

みんなあれこれ言いたくなりますが、那須川天心選手がそれだけの逸材であり、破格の期待を背負わされとる証…と

で、最近、ちょいと批判的な意見みかける度に違和感を感じてまして、その辺りを少しばかり…

つまり、那須川天心の「育て方」に関して、ズバリ書くとさ

ちょっと、というか全然「亀田式」とは違うと思う次第なんですわ

「本人はタイトルマッチをやりたくて仕方ない」って話は聞こえてはくる

が、那須川選手が「ビックビジネスの核心」と化しているからいかんともし難い状況だってのは容易に想像がつく

そりゃ、ボクシングビジネスの政治的意図は働いていることは間違いない

けどさ、やっぱり「亀田式」とはその「本質」が違うと思うし、僕の違和感はここにあるわけ

だって、彼自身には恐らく「金儲け」や「弱いもの狩り」ってもんは忌避すべき概念であろう

拝金のあまり、負けないように相手を厳選して興行を打つ…なんて考えは微塵もないでしょう

「負けず(負けさせずに)にチャンピオンになりたい(させたい)、で、がっぽり儲けたい」

…というのが狡くて醜悪だとされた「亀田式」であり、さらにタチが悪いのはTBSという大手メディアがこれに加担していた…という事実よ

つまり、那須川天心本人にはこういう「邪(よこしま)」な考えはまず無かろう

これは、まず間違いないでしょう

僕はキックボクシングや総合格闘技のことはよくわかりませんが、兎にも角にも、「天才」の名を欲しいままにして、さらに、結果を出し、みんなに認めさせ、モンスターよりも先に東京ドームでメインを張って超満員にしたのは事実でしょう⁈

そんなこと出来るのは、本物のスーパースターしかおらなんだ

…と、僕は考えますなぁ

そりゃ、叩き上げのランキング純正ボクサーとバンタム級で戦って実力を示して欲しい…って気持ちもわかるけども

いずれ「その時」は間違いなく来るよ

キックボクシングは3分3ラウンドだけど

ボクシングの世界タイトルマッチは、ご存知、3分12ラウンドよ

その「蟻地獄」のごとき過酷にさ

敢えて「安泰」を捨てて、自らもっとも過酷なる「命懸けボクシングの世界」へ飛び込んできたわけでしょ⁇

やっぱりさ、普通はできないよ、無理だよ

つまり、「完全に満たされた世界」を自ら拒絶するなんて、普通はできないし、逆に言えばさ

「狂ってる」

とも言えるよ

地位も名誉も金も評価もさ、全部まとめて頂まで登り詰めた男がさ

「裸一貫、一からボクシングの世界チャンピオン目指します」

ってのはさ、やっぱり「異常」よ

ただの「貪欲」とは桁が違うよ

そういう意味で、僕は那須川天心という「異常者」を認めないわけにはいかない…とも激しく感じるわけ

ないわ、「亀田式」にはこういう「狂熱なる闘志」はないわ

ちょっと苦戦しただけで小言を言われ、仮に負けようものなら天文学的非難を浴びる覚悟を以て、そして、「満足と快楽と絶頂」を敢えて、吐き捨てた…と考えたらさ




その「覚悟」たるや、やっぱり「ネジが外れてる」と思っちゃうよ

…ってことで、僕は那須川天心選手のボクサーとしての質や可能性以上に

「漢の覚悟」いや「格闘家の矜持」

を強く感じますよ

感じない…なんてさ、絶対に言えないでしょう⁇

…とか、最近よく考えとりますわ

まぁ、しかしながら

今、武居由樹選手や、井上拓真選手や、西田凌佑選手や、中谷潤人選手らの世界バンタム級チャンピオンたちと戦ったら…なんて想像するとさ

そりゃ、ぶっちゃけ「かなり不利」だとは思いますよ

けど、僕は那須川天心の「未来」の世界挑戦の時に期待してますよ

「どのチャンピオンに、どんな戦いをみせるのか⁇」

さらに言えば

「どんな覚悟と気概を見せてくれるのか⁇」

僕はそこにあるであろう「ドラマチック」が1番楽しみなんだよ

まぁ、本当は栗原慶太選手との東洋太平洋バンタム級タイトルマッチが観たかったけど

こればかりはなぁ…

…ってことで、僕は「その時」を待ちたい、って気持ちになりつつあるかなぁ

御愛読感謝