> <プロボクシング:第11回WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT>◇3日◇東京・後楽園ホール
前WBOアジア・パシフィック・ミニマム級王者小林豪己(25=真正)が王座返り咲きに成功した。
日本同級4位金谷勇利(27=金子)と同級王座決定戦に臨み、計3度のダウンを奪って3回2分27秒、TKO勝ち。相生学院高時代の先輩となる金谷に対し、2回に左フックでダウンを奪取。3回には右ストレート、最後は右フックで3度目のダウンを奪ってベルトを取り戻した。
小林は「ベルトが取れた、勝てたことがひと安心。「スパーリングとかやったことないが、スパーリングの感覚でリングに立ちました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。昨年8月、ジェイク・アンパロ(フィリピン)との2度目防衛戦で1回に2度ダウンを許し、判定負けを喫して王座陥落。約6カ月ぶりの再起戦が、王座返り咲きの好機を生かした勝利となった。
2日に同門の後輩となる元日本ランカー穴口一輝さんが亡くなった。ジムワークに人一倍取り組む姿勢を認めていた穴口さんの死去を受け、小林は「もう正直、昨日の今日。今の自分には何も言えないですが、一輝にやったぞ! と言いたい。まずは試合1つ1つこなして、井上トレーナーと頑張っていけたら。前みたいに世界の上でもっともっと強い選手と戦えたらと思います。ボクシング続けられない時期もあったボクシング続けて良かったです。もっと上のベルトを巻くので、よろしくお願いいたします」と決意を新たにした。
…以上記事になります
同門の穴口一輝選手の、あまりに大きな悲報を受けた翌日のタイトルマッチ
小林選手、動揺した心を奮い立たせ、見事に王座返り咲きを果たしました
本当に、本当に頑張りました
ボクシングとは、もっとも過酷にして危険なスポーツだと僕は考えてます
だからこそ
「目が離せない」
わけであります
あくまで「観る側」である僕ではありますが、その「切実」と「懸命」をしっかり受け止めねば…と改めて感じております
U-NEXTで観ました
「同じ釜の飯」を食った対決となったタイトルマッチ
元WBOAPチャンピオンの高校の後輩
×
無敗のタイトル初挑戦の高校の先輩
…という面白い構図
観戦者からしたら面白いけど、本人たちは「複雑なる気持ち」も多少はあったはず
かつての「仲間」との直接対決…
試合は思い切り「噛み合う」キビキビとした打撃戦となりましたな
1Rは先輩が有効打で優り、2Rは後輩がダウンを奪う
そして、3R、前チャンピオンの後輩が先輩の顔面に痛烈なる右をねじ込み、2度のダウン追加で、レフェリーが試合終了を宣言、決着しました
「濃厚」なる9分間でした
なんというか、そのドラマ性にぐ…っと来ましたなぁ
「想いの交錯」が滲む、いい試合だったなぁ
小林選手、おめでとうございました
また
敗れた金谷選手、その決意と覚悟が燃え盛る素晴らしいファイトでした
もっと見たい‼︎
復活希望‼︎
本当におつかれさまでした
お二人のさらなる活躍を期待しております
御愛読感謝