1969年発売の最初のソロ名義のアルバム「アイ・スタンド・アローン」のタイトルナンバーな
アル・クーパーはアメリカ出身のマルチプレイヤーの元祖っていいますか、キーボーディスト、ギタリスト、シンガーソングライター、プロデューサー…と、まぁ、凄まじい
アル・クーパー大好きってのは散々書いてますが、にしても、ロックの輝かしい場面場面で出現するのが、まさに、アル・クーパーなんですわ
ボブ・ディランの歴史的名曲 ♪ライク・ア・ローリング・ストーン でオルガンを弾き、ジミ・ヘンドリックスと共演、ローリング・ストーンズのマイフェイヴァリット ♪無情の世界 でピアノ弾いて、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ を結成、「スーパーセッション」ブームを生み出し、さらに、サザン・ロックを代表する名バンド レイナード・スキナード をプロデュースして世に出す…と有名な逸話だけでこれよ
ヤバイよな
ただ
個人名義シングルの超スーパーヒットはないけど、そういうことは関係ないっていうか
※アルバム「赤心の歌」収録の ♪ジョリー が1番有名だな
とにかく、アル・クーパー って、ロック史の輝かしい「瞬間」にことごとく居合わせている…ってのが感動的なのよ
つまり
これって、「常に求道」してないとその「瞬間」に立ち会えない…って理屈になるでしょ⁇
もうさ、ただの「強運」では片付けられない
アル・クーパーこそ「ロック史上最強の証人」の1人だと僕は考えてますわ
で
この ♪アイ・スタンド・アローン なんだけどさ
ゆる〜くて、浮遊感あって、気持ちよい
ブラスが気持ちよいよな
その「幅」が堪らないよな
ブルース、R&B、ソウル、ジャズ、カントリー、クラシック…とあらゆる要素が散りばめられた煌びやか…
なんだけど
ぶっちゃけ、歌はあまり上手くないのよ
(^^;;
けどさ、そこがいいのよ
鼻につかない
なんといいますか
「素」
の、美しさを僕は楽しんでますな
仰々しくなく、ただ、「アーティスト」然たるその佇まいが僕好みなんだよなぁ
ビートルズが奇蹟の大傑作「サージェント・ペパーズ〜」を発売した翌年に発表されたソロ名義初アルバム…
YouTubeにアルバム・フルサイズで上がってますな
よろしければ ゆったり まったり お楽しみいただきたいな
キバらないロック…のよさを味わえますわ
マイ・不滅よ
御愛読感謝