[ふいに無性に]クリス・スクワイア ♪ラッキー・セブン を聴く | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?



今日の「ふいに無性に」は…







クリス・スクワイア

♪ラッキー・セブン




1975年発売のアルバム「未知への飛翔」に収録の一曲




クリス・スクワイア はイギリス出身のベーシストにして、プログレッシブ・ロックのレジェンド 「イエス」の中心人物であります


メンバーチェンジを繰り返した「イエス」にあって、唯一ただ一人結成から在籍、すべてのアルバム制作に参加したメンバーだとある


んで


このアルバムは「イエス」のメンバー全員がソロアルバムを作る、という企画の一環で作られたとあるが、クリス・スクワイアにとってただ一枚のソロアルバムになる…と


さて


この ♪ラッキー・セブン でありますが


技巧派ベースをたっぷり堪能できますぜ


なんつうのかな


いわゆるゴリゴリのプログレッシブ・ロックってより、かと言って、ただのロックってのも違う


「独自なる世界観」


ありますよなぁ


歌唱は クリス・スクワイア自身が披露しとる


まぁ、歌のメロディに関しては「イエス」的なるニュアンスを感じるかな


んでんで


ベースがここまで全面的に押し出されて、その運指が目に浮かぶほど楽しめて、さらに、とことんカッコいいってのは類を見ないですなぁ


「亜空間」


を感じるなぁ


ジャズ・フュージョン的なアプローチも強く感じるけど、ジャンルに収まらない 「ベース世界」にどっぷり浸かれて、なんとも心地よいのである


僕はベースも持ってるけど、最近、ぜんっぜん弾いてないなぁ


やべっ


何年、クローゼットの中に入ってる⁇


んんん


出す⁇


引っ張り出す⁇


いやぁ


それはそれとして


「弾きたくなる」


よな


まるでギターのように縦横無尽に駆け巡る…というより、なんか「腹の据わった」というか、「不動なる力感」に痺れるって感じある


これが気持ちよいのよ


ボクシングで言えば…


派手さはなくとも、しかし、これしかないって鋭利なる角度の…


「ボディーアッパー」



ズシンっと抉り込まれ、腹を、臓物を突き抜け、背中を破ってしまいそうな…


猛烈なる「ボディーアッパー」、その連打よ


奇妙な言い方になるけど、「無音世界」に楽曲が放り込まれ、そこで「特異に生きる」というイメージもある


サックスとストリングスの絡み合いも堪らない


…あれ


あ、そういえば、この ♪ラッキー・セブン って、ギターの印象がほとんどないなぁ


聴こえてこないか⁇


あれ


ある⁇


そんなんある⁇


…って


そんな ギター好き好き野郎 の僕でもそんなんどうでもよくなる「カッコよさ」があるな、この曲にはさ


ふいに無性に聴きたくなるのう


御愛読感謝