1971年発売のアルバム「紐育市(お前は女さ)」に収録のオープニングナンバー
アル・クーパーはアメリカ出身のシンガーソングライターにして、ロック史の「生き証人」的なる存在でありますな
ボブ・ディラン、ジミ・ヘンドリックス、ローリング・ストーンズ…ら、ロックの超レジェンドたちとの共演多数
さらに
ブルース・プロジェクトに参加、ブラスロックの雄 ブラッド・スエット・アンド・ティアーズに参加、マイク・ブルームフィールド、スーティーヴン・スティルスと名盤ライヴアルバムを発表…
さて
アル・クーパーはオルガンプレイヤーにしてギターもプレイします
2003年の渋谷アックスでの来日公演行きましたわ
懐かしいなぁ
え…と
歌唱はぶっちゃけイマイチ、ギタープレイもぶっちゃけイマイチ、オルガンやピアノプレイはぶっちゃけよくわかりません
…が、僕には刺さるんだなぁ
でさ
この ♪ニューヨーク・シティ ですが、なんつうか、セピア調にしてメロウなる美しさを湛えとるなぁ、と
アル・クーパーのソロアルバムにはこんなミディアムなる沁み入る曲が必ず入ってます
あれもこれも味わい深い…
んで、いわゆる名曲扱いはまったくされない…んだけど
僕にはグサっと刺さるんだなぁ
なんだろなぁ
忘れていた心の引き出しが開けられちゃう…的な感覚あります
で
その中にしまっていた「急所」をくすぐられてしまう…というか
ちらっ…と自分自身でも気づかずにいた秘密を再発見させられちゃう感じある
んんん
説明は難しい
とにもかくにも
僕はアル・クーパーの朴訥なる歌唱と柔らかいメロディに気を許し、心の鍵を開けてしまうわけだなぁ
好きなんだ
ブルース・フィーリングとロック・フィーリングの融合度数も僕にはちょうど良いわけ
まさに、「ロック通に愛される燻し銀」…
名盤の影にその人あり…なる「生き証人」
ボブ・ディランの ♪ライク・ア・ローリング・ストーン でオルガンを弾き、ストーンズの ♪無情の世界 でピアノにオルガンを弾いた、まさに、文字通りのロック・レジェンド
渋い、渋すぎるアルバム群は、ぶっちゃけお勧めはしづらい
けど
聴かなくちゃ味わえないこの「コク」と「深み」…
僕はソロアルバム群はコンプリートしてるぜ‼︎
自慢っ‼︎
御愛読感謝