1974年発売のアルバム「オン・ザ ・ボーダー」に収録のNo.1ヒット
イーグルスはアメリカを代表するカントリーミュージックをベースにしたロックバンド
これ、すんごい邦題だなぁ、と
まぁ、原題は ♫ベスト・オブ・マイ・ラヴ だけども、なんか、日本語にするとやけに重々しくなりますなぁ
♫我が愛の至上
…って、哲学的、文学的なる「愛」に関する考察的な論文の一文みたいな
(~_~;)
だけどさ
なんか、そんな邦題の仰々しさとのギャップも楽しいよなぁ
オーソドックスなるアコースティックギターのストローク奏法による、わかりやすくて、とても美しいメロディの名曲
ディス・イズ・ラヴソング
…という明快さと力強さ
若い時って、ぶっちゃけ、こういうストレートなるラヴソングって抵抗感あったのよ
だけどさ
ある時から、なんか、「人に伝わってこそなんぼ」だと考えるようになったわけ
僕はずーっとどっか屈折してたなぁ、と
好きな芸術家はマルセル・デュシャンだったし、好きな映画監督はロベール・ブレッソンだったし、好きな小説家はヘンリー・ミラーだったし…
今思えば、我ながら…
嫌なガキだなぁ、と
(~_~;)
さて、そうこうして三十路を過ぎたら、あら、尖ってるなんて無意味じゃん…と
そんなの、独りよがりの惨めな鬱屈に過ぎないじゃん…と
まさに、雷鳴に撃たれたわけ
あ〜
もっと早く気づけよ、クソバカがぁ、と
まぁ、前衛は前衛で好きでよい
けど
大衆性なくして共感・共鳴も皆無…だと、早く気づいとけよ…と
今さらながら考えてしまう
さて、話が逸れた
つまり、「わかりやすさ」とは単なる「迎合」ではない
…としみじみと感じてしまう名曲だと
あ
この名曲を聴いてそんなことを考えるのは僕だけだと思いますけど…
とにかく、「誰かを好きになったら聴くべき一曲」ということで、おススメさせていただきます
まぁ
僕はそうは言っても、未だにそんなこと考えながら聴いちゃいますけど…
生まれ持っての鬱屈野郎の哀しさよ…
当時のライヴ映像あるな
ええのう
さて
あなたは ♫我が愛の至上 を誰かにきちんと伝えてられましたか…⁇
これ、人生の「究極的命題」だと思う
あれ⁇
ヤバイじゃん
なんか、とてつもないテーマじゃん
うっ…
さらに鬱屈しそう…
御愛読感謝