結果‼︎ 古橋×田村 日本スーパーバンタム級王座決定戦‼︎ | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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古橋岳也が日本Sバンタム王座奪回成功 「日本タイトルは価値あるもの。古橋は強いと思わせたい」スポーツ報知


> ◆プロボクシング 「フェニックスバトル95」▽日本スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座決定戦10回戦 〇古橋岳也 (判定) 田村亮一●(26日、東京・後楽園ホール)


 元日本スーパーバンタム級王者同士による王座決定戦は、古橋岳也(川崎新田)が田村亮一(JBスポーツ)に判定勝ち。再起を果たすとともに、今年6月、井上拓真(大橋)に奪われた王座奪回に成功した。戦績は古橋が29勝(16KO)9敗2分け、田村が15勝(7KO)7敗1分け。

 初回から田村が左目上をカットするなど激しい打ち合いとなった一戦。古橋が強烈なコンビネーションを打ち込めば、“ゾンビ”と呼ばれる田村も負けじと手数を増やして反撃だ。5回終了時点で2者が古橋を支持する、ほぼ互角の勝負。両者は19年9月に一度対戦し、この時は古橋が2―1で判定勝ちしている。6回、田村はさらに手数を増やして巻き返しを狙ったが、古橋も譲らない。「中間採点で2―1という展開はまずいと思った。9、10回で勝負をかけないと、と自分に言い聞かせた」という。

 勝敗は判定へ。ジャッジ1人が96―95と田村有利としたが、残る2人は96―94と古橋に軍配を上げた。「正直、向こうの勢いにのまれてしまった。田村選手には打たれても手を出してくる、心の打たれ強さがあった」と改めて対戦相手に敬意を示した。

 「2回目の計量オーバーで、自分には資格はないと思った」と反省した古橋。実は前日計量で、1回目に300グラム超過。2度目の計量でパスしたものの、6月の井上拓真戦でも1度目の計量で規定体重を超えていた。試合でしっかりと結果を出した古橋は「日本タイトルは価値あると思っている。防衛戦で古橋は強いと思わせて、次の世界へ向かいたい」と改めて誓いを口にした。

 2007年4月にプロデビュー。08年全日本バンタム級新人王獲得。21年1月、久我勇作(ワタナベ)に9回TKO勝ちして日本スーパーバンタム級王者となった。2度防衛に成功したが、今年6月に井上拓真に判定負けし王座から陥落していた。

 試合後、次戦の指名挑戦者となることが確実な日本同級3位の石井渡士也(REBOOT.IBA)がリングに上がった。井上尚弥(大橋)のスパーリングパートナーも務めていたことがある21歳の若武者が「古橋さんは強い王者ですが、試合当日はぶっ倒してベルトを取りたい」と闘志をぶつけると、古橋は「しっかり力をつけて、石井選手に“挑戦”したいと思います」と切り返して会場を沸かせた。


…いやぁ

しぶとかぁ

まさに、いぶされたる拳と意地よ

ゾンビ×ゾンビ…の凄まじきスプリットデシジョンか

井上拓真戦は華々しく完敗した

が、その不屈の精神力は鈍く輝いた

かわされ、弾かれ、いなされてもなお、エンドレスで手を出し続けた

スピード、キレ、技術で大きく差をひらかれた

しかし

その鋼鉄の闘魂は圧倒的なる存在感を示した

これぞ、日本チャンピオンの矜持…というべき壮絶と悲壮を湛えていた

そして

返り咲いたか

雑草のチャンピオンよ

粘り強く、執念深く、意地を張り通せよ

おめでとうございます

御愛読感謝