1979年公開の、ソ連発のSF映画
監督はキューブリックを凌ぐ⁇ 完璧主義映画作家の巨匠、アンドレイ・タルコフスキー
以下、Yahoo映画のあらすじ
>“ゾーン”と呼ばれる謎の立入禁止区域。その奥にある部屋ではどんな望みも叶えられるという。“ストーカー”と呼ばれるゾーンの水先案内人は作家と物理学者を連れて、その禁断の地へ足を踏み入れる。「惑星ソラリス」のタルコフスキーが再び手掛けたSF作品で、原作はストルガツキー兄弟。
僕がこれまで観てきた映画の中で、1番の「緊張感」を強いられた映画はどれか⁇ と問われたら、たぶん、この、「ストーカー」かもしれない
もうね、息が詰まる…っていうか
瞬きできない…っていうか
張り詰め方がハンパないのよ
さて
タルコフスキー…の映画は、とにかく難解である
理解しようとするだけ無理…だと思う
ならば…と
どこか局部であっても「理解できればいい」という見方で、仰々しく身構えずに鑑賞すればいいかなぁってことで、スタンスを変えた覚えある
そのくらいがちょうどいいかと
まぁ、僕にとっては…ね
…が、先に書いた通り、「緊縛を強いられる」こと間違いなし、との覚悟は必要かなぁ
けど、それこそが「難解映画」の醍醐味よぉ‼︎
かかってこいや〜‼︎
…ん、いや、まぁ、負け戦になるけど
けど、自分なりに「無理矢理」にでも、なんらかの「結論」や「納得」を得られたならば、それはかなりの「財産」となるわけだ
とくに、タルコフスキーの映画を最後まで鑑賞して、そこで見つけたもの、そこで感じられたもの、そこで実感したものは、「宝石」のような価値を秘めている可能性高い、と思う
断言する
とんでもなく、未体験なる金縛り的圧倒があって、さらに、人間の存在意義の「哲学的考察」があって、その上で、超真空的なる究極映像美が内包された傑作映画だと、断言させていただく
とにかく、ヤバイ映画なのです
アメリカ映画にはない、芸術性と哲学へのフォーカスは狂気の領域にある
たぶん、みなさまも、喰らいつける
「願いが叶う部屋」
に、みなさまも入りたくなるはず、である
この映画には、我々が暮らすこの「世界のなりたちの秘密」というか、理解されることをはね返し続ける「宇宙の秘密」的、禁断の「聖域」に肉薄する凄みがある
難解なる映画ばかりのタルコフスキー監督ですが、この映画はとっつきやすい方だと思うなぁ
僕はずーっともう一度観たい…と思い続けている
「世界」や「存在」についての「秘密」に触れたいならば、お勧めの映画である
緊縛っ…されてください
御愛読感謝