[究極選曲]レディオヘッドで1番好きな曲決めたるっ‼︎ | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?


往年のレジェンドクラスのバンドやアーティストの、究極の一曲を、歯を食いしばって、たったひとつだけ選ぶ、という企画の第13弾ね

ちょっと、わりと現代に近づきました

(^^)

すいません、僕はもう日常生活にどっぷりと浸かっている単なるオッさんなので、90年代…って、リアルタイムであって、リアルタイムでない

つまり、学生だった頃のように 感性 を最大限に研ぎ澄まして音楽に向き合えてない感覚があるのは事実…

仕事や現実と折り合いをつけながら生きる…ことは、まぁ、悪いことではないんだけど、純度100%の状態で最先端のロックを追い求めていた感覚はぶっちゃけありません…

で、さらに、ビートルズやストーンズなんかのトラディショナル・ロックを超えるほどの衝撃を受けた記憶もほとんどなかった、と言えちゃう気もする

そんな僕でも、ロック史においてある意味、ビートルズ並の革命的存在だと認めざるを得ないのが…



レディオヘッド


なんていうか、もう、その存在感が常に前衛的で、にもかかわらず、作るもの作るものみんなが熱狂せずにはいられない…って、ちょっと破格でしょう

一つの場所に停滞せず、進化につぐ進化を重ね、ここまで見事なまでに脱皮を繰り返しつづける…なんて、ビートルズ以上の凄まじさを感じます

だって、アルバムを聴き比べたら明らか

ここまで先鋭的なまま…って、やっぱり、レディオヘッドしかいない、って思う

全部が傑作だもんなぁ

とか言って、僕の 「ロック耳」 は日常と現実に侵されている時代に入ってからの存在なので、僕の人生にどっぷりリンクしているか、と言えば、まぁ、そこまでではない…というか、仮に、僕が中学生、高校生の時にちゃんと巡り合っていたらどうだったかなぁ〜とは時々考えちゃう

ファーストアルバム「パブロ・ハニー」の発売が1991年ってことは、当時、僕は19歳かぁ


いやぁ、大ヒットの名曲 ♫クリープ は聴いたことはあったけど、どハマりはしてない

まぁ、僕の趣向はトラディショナル・ロックに向いていたし、みなさまに笑われちゃうけど、ニルヴァーナの登場さえ見向きもしなかったほど僕はオールドロックに心酔、挙げ句の果てには、バイト代を戦前ブルースの収集に注ぎ込むほどの領域に潜ってしまいまして…

まぁ、デビューしたてのレディオヘッドが後にこれほど壮大なる世界を築くスーパーバンドになるなんて思ってもみなかったなぁ

しかし、レディオヘッドの進化の軌跡…って、マジでハンパない

あまり探求してない僕が語るのもなんだけど、いわゆるレジェンド扱いされてるバンドやアーティストが奇跡的に体現してしまう革命的進化をレディオヘッドは複数回果たしている…っていう見え方が僕にはある

つまり、ビートルズにおける、アルバム「ラバーソウル」→「リボルバー」→「サージェント・ペパーズ〜」 的な突然変異と革命的進化の奇蹟の連続…が、レディオヘッドにはある

僕の中で、それはこの流れ…

「OKコンピューター」→「KID A」→「アムジーアック」…

劇的過ぎる

先のビートルズの革命的変異に匹敵する凄みを感じます


…で、アヴァンギャルド過ぎても、前衛的過ぎても、世界中のファンはそれを受け入れ、ついてゆき、レディオヘッドの新境地こそが新しい地平となってしまう

そんな感覚って、僕はビートルズ以外には感じたことないなぁ…と

…ってことで、僕の墓場まで持って行きたいレディオヘッドの 究極選曲 は…


https://youtu.be/fHiGbolFFGw



♫パラノイド・アンドロイド



これ、信じられないほどドラマチックな一曲なんだよなぁ

劇的過ぎる

1997年 アルバム「OKコンピューター」からのシングルだけど、こんな曲、後にも先にも聴けないだろうなぁ

リズムの変動と転調を繰り返す前衛的なる構成はビートルズの隠れたる名曲「ハッピネス・イズ・ア・ウォームガン」に着想を得た、とwikiにありましたが、なるほど、言われてみるとかなり接近しているか…⁈

参考:https://youtu.be/vdvnOH060Qg


で、なんと言いますか、往年のプログレッシブロックのバンド、イエスやキングクリムゾンなんかの影もチラつくけど、レディオヘッドのソリッドなる混沌はやっぱりそっちに寄せられた感じはあまりしないかなぁ〜

さて、で、僕はこの曲のギターソロに衝撃を受けてます

かなり

ギター→ブルースこそ原点 な、古いタイプな思考が僕には染み付いしまっております

が、これほどまでにアヴァンギャルドなる前衛的フレーズを聴いたことねぇ〜⁈  と耳を疑いまして…

崩す…というか、壊す…というか、バラバラにして、目隠しをして積み直す、というか

いわゆる、シュルレアリスム的手法を用いたような美しさに震えたのであります

つまり、アンドレ・ブルトンの、書いた「夢と現実の隙間」、サルバドール・ダリが枕の下に卵を置いて眠り、その卵が割れた瞬間の感触にインスピレーションを得た、とか…

なんか、そうでもしないと編み出せないだろ…⁈  って衝撃を受けました

これね、凄い曲ですよ

桁違い…の、とんでも名曲だと思う

歌詞はぶっちゃけ感覚的な厭世観しか理解できないけど、充分かなぁ、と

パラノイア → 偏執狂
アンドロイド →  人造人間

混沌、無秩序、終末、神…

やばいなぁ〜

で、6分23秒の間に、我々はとんでもない次元で、レディオヘッドが描いたこの世界をドラマチックに別角度から見ることを強制され、度肝を抜かれる

混沌たる序破急…

もう、この感覚はシュルレアリスムの巨匠 マルセル・デュシャンに通ずるものがある…かと


無秩序なる違和感と、その美しさの関係性…というか、なんかそういうレベルの衝撃を僕は受けました…


あくまで僕の感覚ですが…

で、僕は30歳くらいの時、レディオヘッドの来日公演のチケットを持っていたんだけど、仕事で泣く泣く諦めたんだよなぁ

あ〜

行きたかったなぁ〜

未だに、時々、思い出してはむっとしてしまう

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