往年のレジェンドクラスのバンドやアーティストの、究極の一曲を、歯を食いしばって、たったひとつだけ選ぶ、という企画の第8弾ね
今回は…
ジミ・ヘンドリックス
ロックギターの革命児
今なお、ジミを超えるギタリストは出現していない、いや、未来永劫、ジミを超えるギタリストは出現しないだろう、とまで、言わしめる巨人…
激動の60年代を駆け抜け、フラワームーヴメントとドラックカルチャーの渦中にて果てたる異端のアメリカ人…
ギター弾きで、直接的にも、間接的にも、ジミの影響を受けずに済んだ者はこの世に存在しないだろう
ブルース、リズム&ブルースの影響を色濃く受け継ぎながらも、斬新にして特異なるロックフィーリングを開拓、さらに、ハードにしてファンキーなる躍動感と、緻密なるバラードを奏でる繊細さを併せ持つ異形…
また、伝説として語り継がれるフリーコンサート、ウッドストックにて演奏された ♫星条旗よ永遠なれ はギター一本で戦争の狂気と理不尽を暴き出した歴史に残るパフォーマンスとなった
さぁ、こりゃぁ、大変だなぁ
ジミはオリジナルアルバムはベスト盤を除いて僅かに4枚…
が、後に死後発売された編集盤、ライブ盤、海賊盤は膨大…
さぁ、難しいぞ
困った、実に悩ましいぞ
むむむ
♫ リトル・ウイング
…これにしました
1967年に発売されたジミにとって2作目のアルバムに収録
ジミと言えば、やはり、アグレッシブなる破壊的
ロックのイメージが強い
アクロバティックなパフォーマンスに歯でギターを弾くなんて異常なる演奏も披露…
が、その一方で、非常にデリケートにして、そっと触れただけで砕けてしまいそうな美しい名曲を残している
いわば、光と影、明と暗、動と静…
そのどちらのサイドのジミを選ぶべきか、の選択がまず立ちはだかる
で、僕は影、暗、静…のサイドを選びました
詩的にしてナチュラル、囁きと孤独、カラフルにして引き締まった美しさ…
この♫リトル・ウイングという名曲は、ギター弾きにとって、まさに、バラード楽曲の金字塔であり、頂点である…と僕は思います
フェンダー・ストラトキャスターのハーフトーンのナチュラルなる美しさはまさに究極的であります
ジミの頭の中に流れていた美の旋律、美の色彩、美の輝き…
それらが宝石箱に納められ、我々に差し出されたもの、それがこの名曲…だと感じる時、僕は感涙するほどの激情に駆られるのだ
ジミ・ヘンドリックス…とは野蛮なるロックを体現しながら、それと同時に、荘厳なる美術館に収蔵されるほどの芸術性を併せ持つ、怪物 なのだ
♫紫の煙、♫キリング・フロア、♫フォクシー・レディ、♫スパニッシュ・キャッスル・マジック、♫砂のお城、♫真夜中のランプ、そして、♫マシンガン…なんかと悩みました
まぁ、究極選曲…ってことで、静なる究極を僕は選択をしましたが、仮に、動なる選曲をしたならば、やっぱり、♫ヴードゥー・チャイル(スライト・リターン) だったかなぁ、とは感じます
♫リトル・ウイング がギター弾きにとって静なる究極であるならば、♫ヴードゥー・チャイル(スライト・リターン)は動なる究極であります
ロック史上もっともハードなる一曲…だと僕は思います
https://youtu.be/I5rjWrAkyqM
…あの、あくまで、僕のジミにおける究極選曲は ♫リトル・ウイング ですが、まぁ、ジミ・ヘンドリックスをもっとたくさんの方々により知っていただきたいので、貼ります (^ ^)
…あの、あくまで、僕のジミにおける究極選曲は ♫リトル・ウイング ですが、まぁ、ジミ・ヘンドリックスをもっとたくさんの方々により知っていただきたいので、貼ります (^ ^)
ジミ・ヘンドリックスもまたドラックカルチャーの犠牲者…となってしまった、不世出なる天才
享年27歳 1970年没
僕の中では、ダ・ヴィンチや、モーツァルトや、ゴッホや、ピカソや、マイルス…なんかと同じ領域に君臨してます
僕の人生の価値観を変えてくれたロックスターであり、芸術家であります
死ぬまで愛し続けます
目を閉じれば、ジミのギターはいつでも聴こえてくる
永遠不滅
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