往年のレジェンドクラスのバンドやアーティストの、究極の一曲を、歯を食いしばって、たったひとつだけ選ぶ、という企画の第7弾ね
今回は…
まさに、フォーク&ロック の巨人…
反戦の旗手
アイロニーとダミ声の孤高なる吟遊詩人
2、3年前にノーベル文学賞まで受賞しちゃってます
イギリスからやって来たビートルズにドラックを教えたとも
まぁ、つまり、ボブ・ディランがいなかったら今の音楽、いや、今、存在するこの世界が全く別のものになってしまっているに違いないほどの、全人類的な影響力を持った歌手…と言っても過言ではない
初期はフォークロックの旗手、やがて、ギターをアコースティックからエレキに持ち替えてロックの世界で革新を起こす
いまなお、ずーっと第一線…
ゴット 扱いしなくちゃいかん
で、話は変わりますが、ボブ・ディランの不思議…
これは僕の主観的な聴こえ方なんですが、ボブ本人のガラガラ声だと、ぶっちゃけ、あまりメロディアスには聴こえないんだけど、だれか別のアーティストのカヴァーを聴くと、はっとするほど美しく聴こえたり、よりカッコよく聴こえちゃったりする
ん〜
ザ ・バンドのカヴァーの ♫アイ・シャル・ビー・リリースト とか、バーズの♫ミスター・タンブリンマンとか、ガンズ・アンド・ローゼスの♫ノッキング・オン・ザ ・ヘブンズドア とか、ジミ・ヘンドリックスやU2の♫見張塔からずっと とか…まぁ、みんな凄く素晴らしいカヴァーでしょ⁈
オリジナルはわりと地味だったりするけど、また、聴こえ方かわるんだよなぁ
で、後になってからボブのオリジナルの素晴らしさを再認識というか、まぁ、激しく気づかされることもかなり多い
つまり、かなり、かなり奥深い…わけ
ま、それはそれとして…
♫ジャスト・ライク・ア・ウーマン
邦題 女の如く
や〜
悩ましかったぁ
♫風に吹かれて、♫時代は変わる、♫戦争の親玉、♫サブタレニアン・ホームシック・ブルース、♫激しい雨、♫雨の日の女、♫ライク・ア・ローリング・ストーン、♫追憶のハイウェイ61、♫アイ・ウォント・ユー、♫ハリケーン…
まぁ、キリがないほど名曲あるけど、僕は名作アルバム「ブロンド・オン・ブロンド」が1番好きで、さらに、その中で1番好きな曲…にしました
1966年の当時としては珍しい二枚組の傑作アルバムでした
ややや
僕の中で1番しっくりと肌に合う感覚って、この頃のボブなんだよなぁ
なんか、心に秘めたる何かに惹かれる、というか、無理に押し付けられるんじゃなくて、どこかそっけなく、いつの間にか、そっと差し出されている、というか…
派手なる主張ではなく、囁くような語りかけ方に震える、というか
とにかく、僕はこの ♫女の如く を1番聴いてきたと思う
内容としては、男女間の日常を描いていて、別れ話がテーマだったような
ボブのふわっとした、より、素 に近い感覚が表現されているんだと思ってますが、どうかなぁ〜
フォークとロックに頂があるとしたら、ボブ・ディランはそこにいて、きっと思索に耽っている
…っていうことで、この ♫女の如く をカヴァーしている動画も貼っておきます
先にも触れましたが、別のアーティストがボブの歌をカヴァーすると、ボブが歌っているのと全然違う曲のように僕には聴こえちゃう
不思議
https://youtu.be/t6QlMRiRTSM
ニーナ・シモンの、♫女の如く
ニーナ・シモンの、♫女の如く
https://youtu.be/-9pgx3zSrDQ
リッチー・ヘブンスの、♫女の如く
リッチー・ヘブンスの、♫女の如く
https://youtu.be/eh-PMHmd00o
ジェフ・バックリィの、♫女の如く
ジェフ・バックリィの、♫女の如く
https://youtu.be/mOBOMmORAvE
ノラ・ジョーンズの、♫女の如く
ノラ・ジョーンズの、♫女の如く
あ〜
僕の書いた意味、わかるかなぁ⁇
平たくいうと、ボブ・ディランって、僕には全然メロディアスに聴こえないのに、ほかのアーティストが歌うととんでもなく劇的にメロディアスに聴こえて、それから改めてオリジナル版を聴いて、そこではっとして曲が頭の中で覚醒しちゃうことが多々ある
行って、帰って、生まれ変わる、というか
まぁ、とにかく、僕のボブ・ディランの曲で1番墓場まで持って行きたい曲は、♫女の如く であります
サービスでボブ・ディラン本人による75年ローリングサンダーツアーのライブも貼っておきます
(^ ^)
携帯更新