く、く、苦しいっ
みんな大好きビートルズの 究極選曲 は至難っしょ
けど、やりますっ
各人に対する、マイフェイバリット…ってんなら、まだそこまで苦しくはない
でも、その括りをビートルズ、としたら、話は別だ
あれだけの名曲の中から、一曲だけを選ぶ
墓場に持って行くなら、を、一曲だけ選ぶ
これさ痺れる
…ん〜
♫ヘイ・ジュード
かなぁ
まだ小学生だった頃、ブラウン管の向こうから聞こえたビートルズは ♫ヘイ・ジュード だった、と記憶してます
当時はまだレコードの時代
LPアルバムは高級品
とても手に届くものではなかった
カセットテープも然り
ビデオもない
となれば、テレビかラジオでほぼ偶然出くわさなければ、聴けない…という時代
で、そんな時代背景で、僕はビートルズの歴史を綴ったドキュメンタリーかなにかを通じて ♫ヘイ・ジュード を聴いたのた
たぶん、1分から2分…
後に、この曲が7分にも及ぶ大作であり、ビートルズにとってキャリア終盤の名曲で、ヨーコの不倫によりジョンは離婚の危機にあった…
で、そんなジョンの息子のジュリアンを慰めるためにポールによって作られた曲だと知った
さらに
ポールのメロディメイカーとしての力が余すことなく発揮されている
ドラマチックにして、頂点へと盛り上がってゆき、最後にはポールの嗄れたシャウトに魂を揺さぶられる
そして、こうしてビートルズは終わってしまったのだ、と、憐憫に浸りながら、物悲しさを受け入れるしかないのだ
そして、延々と続く、コーラスのリフレイン…
揺れる
今なお、心が、心が揺れる
これは王道の一曲
僕は♫レット・イット・ビー よりも、♫ヘイ・ジュード の方が好きだ
ロック感がある
ファッツ・ドミノや、リトル・リチャードが好きだったポール・マッカートニーの本質的ロックフィーリングの燃焼が心地よくもある
ややや
マジで苦しかったよ、選曲…
でも、やっぱり、僕が洋楽、ロックに興味を持ったきっかけは、なんと言ってももビートルズなのだ
圧倒的に、ビートルズが入り口を、扉を開いてくれたのはビートルズなのだ
ジョンの ♫アクロス・ザ ・ユニバース と、ジョージの ♫ サムシング との間で悩みました
が、やっぱり、人生最初のロック体験、雷鳴に打たれるほどの衝撃を受けたのは、僕の中で…
♫ ヘイ・ジュード
であり、それさ今なお変わらないのだ
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