が、気は抜けない
さて、今日と明日で、仕事の合間を縫って、母親の老人ホームへの入居手続きの仕上げをします
本当に悲しい…けど、もう自宅では対応出来なくなってしまいました
元気だった頃の母親の姿が浮かぶ
けど、もう戻れません
あぁ、こんなことならもっと話をたくさん聞いてあげればよかった…と歯軋りもしてしまいますが、もう、戻れません
自己嫌悪と後悔が波のように寄せては引いてゆきます
すっかり小さく萎んでしまった母親ですが、コロナ禍の影響でしばらく会えていません
もう、僕のことは分からないかもしれません
で、昨日は母親の施設での部屋着を探してあちこちお店をまわったのですが、どれがよいのか判断がつかない
サイズや色や素材の選択をいざ始めると、なんか、難しくて決められない
こんなことも直ぐに判断してあげられないのか、と思うと、さらに自己嫌悪に苛まれる
これまで、ちゃんと考えてあげてなかったから、すぐに最善を選択できないのだ…とさらに滅入る
泣けてくる
ごめんなさい
本当にごめんなさい…と延々と頭の中で謝り続ける
で、ついつい、毎月の支払いのことを考えてしまう
もう戻れません
いつだったか、もう40年以上も前に、母親が僕と弟のために作ってくれ俳句があります
---- 吾子の背の 鞄ギシギシ 風邪ひくな
お母さん、本当にありがとうございます
そして、本当に、ごめんなさい
携帯更新