>◇ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝(7日、さいたまスーパーアリーナ)
【山崎照朝コラム】井上尚弥、26歳。ノニト・ドネア、36歳。5階級を極めたドネアも全盛期の勢いはないのか。玄人筋は序盤KOで尚弥圧勝の予想が多い。ドネアは「一族郎党」11人を引き連れての観光気分に見えなくもない。だが、百戦錬磨の貫禄は際立つ。チケットの即日完売に「それだけ注目されていることは分かっている」と風格を漂わせる。
井上も「この一戦が今後の自分を左右する」とすごみのある練習を重ねてきた。アマ7冠を手に、プロでもいかんなく実力を発揮。「モンスター」の異名もドネアにはトーナメント参戦への刺激になったようで、序盤からの主導権争いは激しくなりそうだ。尚弥の高速パンチに対し、ガードを固めて距離を潰し、懐に入れればドネアの流れ。一瞬も目が離せない。
視聴率も注目される。当日のテレビ放送はフジテレビが地上波で午後7時57分から2時間。NHKもBS8Kで生放送。WOWOWでは9日午後9時から録画放送が予定されている。ビデオリサーチの視聴率データでは、ボクシング世界戦での過去最高(関東地区)は、1978年5月7日にTBSで放送された具志堅用高(協栄)のWBA世界ジュニアフライ級での43・2%(番組平均)だ。
…文字通りの、歴史的一戦
日本ボクシング界始まって以来の最高の逸材、まだまだ底を見せない歴代最高傑作がフィリピンの伝説といかに対峙するのか…⁈
もう散々書いてきましたが、僕の戦前予想は…
井上尚弥選手の序盤KO勝ち
さらに予想を絞るならば、2ラウンドまでのKO勝ち
…とさせていただきます
とにかく、信じております
ドネアの大味なる左フックはまさに一撃必倒の大砲でありますが、井上選手のパンチは左右とも波動砲クラスであります
意識を分断し、肋骨を折ります
親日家のドネアには申し訳ないですが、勝たせていただきます
そして、もう一つの世界バンタム級戦
ウーバリ×井上拓真 でありますが、こちらは井上拓選手の ポイント拮抗からの、終盤KO勝ち とさせていただきます
相手はオリンピアン、簡単には勝てません
が、なんとかこの壁を乗り越えて欲しい、と思います
携帯更新