>12月31日(日)東京・大田区総合体育館でWBO世界フライ級王者・木村翔(28=青木ジム)に挑戦する、元WBC世界フライ級王者で現同級1位・五十嵐俊幸(33=帝拳ジム)の公開練習が、25日(月)都内所属ジムにて行われた。
【フォト】ミットへ気合いの入ったパンチを叩き込む五十嵐
五十嵐はリングをめいっぱい広く使い、フットワークを駆使してのシャドーボクシングとミット打ちを披露。アウトボクシングだけでなくインファイトでの連打など、持ち前のスピードを生かした動きを見せた。
浜田剛史・帝拳プロモーション代表は「この4年半見た中で最高のコンディションです。試行錯誤して今が完成されたボクシングです」と、五十嵐の仕上がりに太鼓判を押した。
「八重樫戦の時は(2013年4月、判定負けでWBC世界フライ級王座を奪われた)自信過剰なところがあってボクシングの本当の怖さをまだ知らなかった。今は不利になっても自分のボクシングに持っていける。身体も精神面もよくなっている。ボクサー生命を懸けて試合が出来ると思います」
田中繊大トレーナーも「順調です。4月の試合と比べても距離感が良くなっているし、自分の方向性が明確に分かっている。自分のスタイルを貫く展開になるのではないか」と、やはり五十嵐の仕上がりに自信を見せた。
五十嵐本人は「いつも通りの体調ですし、いい練習も出来ているので自信はある。木村選手はとにかく手数で前へ出てくると思うので、自分がどうさばいて打ち返すか。臨機応変に戦いきることが勝つことの近道だと思う。相手はメンタルも強くて打たれても前へ出てくるので、パンチを当てても反撃があるので油断しないようにしたい。メンタルには自分も自信があるので、そこが見どころ。どっちが集中力を最後まで切らさずにいられるか。気持ちがぶつかるところを見て欲しい」と、気持ちの勝負が見どころだと語る。
この4年半でトレーニング方法も変えた。4年半前は14kg以上の減量で、試合数日前から動けないような状態だったという。しかし「ウエイトトレーニングでパワーを付けることをやめて、パフォーマーという音楽に合わせてフットワークをする運動をジムの会員さんとやっていたら体重が絞れました」と、減量苦から解放されたという。
また、ジムの先輩である元WBC世界バンタム級王者・山中慎介(この試合でテレビ解説を務める)について、「自分は2度目の防衛戦で敗れましたが、山中さんは防衛を重ねていて置いて行かれたような感覚がありました。この4年半、ちゃんと自分がやってきたところを山中さんに見てもらいたい」と、山中への想いも語った。
…五十嵐選手の想い、わかりますとも
が、荒々しい木村選手は苦手なタイプじゃないかなぁ?
あの技巧派で鳴らしたゾウ・シミンが根をあげた無尽蔵ラッシュを捌くのは並大抵ではできないし、これに真っ向勝負を挑めば相手の土俵で戦うことを強いられることになるのではないか…⁈
悩ましい…と思いますよ
逆に木村選手は戦い方に迷いはないでしょう
攻めて攻めて、攻め抜くのみ…でしょうなぁ
さて、僕は同郷の(^-^) 木村選手の応援をすでに公言してはおりますが、五十嵐選手に頑張っていただきたい気持ちもある
日本フライ級暫定王座決定戦で覚醒したかと思いきや、正規チャンピオンの清水智信さんに完敗しましたよね
あの苦節は生観戦してますが、やはり、あの苦しさを生観戦しているだけに、それを乗り越えて世界チャンピオンになっただけに、応援したい気持ちはあります
…が、おらが町出身のチャンピオンに声援を送らんわけにもいかん
さて、どうなりますかね〜
名勝負誕生に期待っ
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