元プロボクサーの新井恵一さん指導でボクシング体験 | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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>10月16日に開催される「しんまちフェスタ2016」で、元プロボクサーの新井恵一さんがボクシング体験教室を開く。(高崎前橋経済新聞)

 10月16日に開催される「しんまちフェスタ2016」で、元プロボクサーの新井恵一さんがボクシング体験教室を開く。(高崎前橋経済新聞)

【写真】2008年、川崎タツキさんとの試合での新井さん

 新井さんは2001年にプロデビュー。2002年の東日本新人王(ウェルター級)に始まり、2009年にはスーパーウェルター級1位に上り詰め、同年10月、惜しまれつつ引退した。通算成績は22戦14勝7敗1引き分け。

 引退後は家業の「美ゆき食堂」(高崎市新町)に入り、2010年11月、新町に「ARAI Boxing Gym」(現在は玉村町)を開いた。ジムには約20人が通い、新井さんの指導を受けている。その中から今年は「ザ・おやじファイト」のR40で松井敬典さんがスーパーライト級、ウェルター級の2階級を制覇した。

 しんまちフェスでのボクシング体験は1回100円。年齢性別を問わず参加できる。昨年は200人が参加した。


…新井さんの、存在感が僕は堪らなく好きだったんですよね

川崎タツキさんとの激闘、敵地大阪に乗り込んでの野中選手との日本タイトルを賭けたラストマッチ、そして、何と言っても忘れられないのは2006年9月19日の後楽園ホールでの一戦…

日本ウエルター級タイトルマッチ vs.大曲輝斎 戦であります

あれは本当に惜しかった

強打のチャンピオンを翻弄してポイントで優位、しかし、ラストラウンドで捕まって倒されてしまったのですが、本当に惜しかったなぁ

あれは感涙の日本タイトルマッチでした

さて、と言うことで、いつかの新井恵一さんにまつわる記事を再収録いたしますぜ

懐かしいなぁ〜

本当に、大好きなボクサーでしたっ‼︎

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<過去記事> 心に残る名ボクサーの、「ソースカツ丼」をいただく…


本日は仕事で群馬県は高崎市へお邪魔しました…


で、高崎と言えば、僕はどうしても行ってみたい場所があったのですね…


それがこちらなのですが…



ボクシング&ロック野郎    higege91の夜明けはまだか?-Image191.jpg



高崎市は新町にある「美ゆき食堂」…


いいですねぇ… 


どこか懐かしい印象の、町の「定食屋さん」であります…


で、こちらで、どうしてもいただきたかったのは、名物の「ソースカツ丼」!!!


ボクシング&ロック野郎    higege91の夜明けはまだか?-Image190.jpg 



いただきます!!!


で、上の写真、はっとされた方も多いのではないか…!?


高崎ジム所属の元東日本新人王にして、日本ウェルター級、日本スーパーウェルター級タイトルマッチに出場した群馬出身の「名ボクサー」、新井恵一さんではありませんか!?


実は先日、後楽園ホールで達人先生を通じてご紹介いただきまして、今度高崎にお邪魔することがあったら、必ずや「ソースカツ丼」を食べに行きます!!! と、お話させていただいていたのですね…


さて、いきなりお邪魔したにもかかわらず、暖かく迎えていただき、そして、念願の「ソースカツ丼」をついに頂くことができました…


甘辛の、柔らかくて、それでいて、とても「厚いお肉」の「ソースカツ丼」、堪能させていただきました…


大変おいしゅうございました…


さて、新井選手と言えば、川崎タツキ選手との1&2、また、湯場忠志選手、音田隆夫選手との激闘も印象的ですね…


そして、なんと言っても、僕の脳髄に残っているのは、ほぼチャンピオンベルトを掴んだ、あの一戦が今なお脳髄に焼き付いてはなれない…


「2006年9月19日 日本ウェルター級タイトルマッチ」…


当時のチャンピオンは全階級を通じてもっとも破格のパンチ力を持っている…と評されていた大曲輝斎選手でしたねぇ…


このタイトルマッチ、挑戦者であった新井選手がその距離感と技巧で豪腕チャンピオンの大曲選手を翻弄し続けたのですね…


大曲選手はダメージを蓄積させ、さらに、スタミナもほぼ使い果たし、足が止まる場面も見られ、これは「新チャンピオン誕生間違いなし!!!」…という試合展開だったのですね…


チャンピオンの大曲選手、これはもう絶体絶命だ!!!


倒れる、KOだ!!!


新井恵一が新チャンピオンになる!!!


…が、その最終盤の9ラウンド「0:38」、チャンピオン大曲選手の執念の一発が大差の優勢を奪っていた挑戦者新井選手を捉えたのですね…


まさに、大逆転KO負けでしたね…


あぁ、もう95パーセント「新チャンピオン」間違いなし!!! 


って言いたくなるほどの優勢が、その執念の一発で覆されたあのタイトルマッチ、もう忘れられません…


さて、新井選手、しかし、この敗戦から這い上がり、階級を一つ上げて、3年がかりでついにスーパーウェルター級の日本王座挑戦を果たしましたね…


当時の日本チャンピオンは関西のサウスポー、テクニシャンタイプのボクサー型、野中悠樹選手でしたね…


敵地大阪へ乗り込んでのこの一戦、新井選手、実に落ち着いていましたね…


確か、序盤にスリップ気味、あるいは、足がもつれた印象のダウンシーンがあって、しかし、新井選手はその不運を冷静に受け入れ、大丈夫大丈夫…って感じで試合再開に応じたのですが、その時の表情が、まさに、ベテランとしての、その度量の広さを感じさせるものがあった覚えありますね…


試合はチャンピオンやや優位に進んだわけですが、しかし、挑戦者である新井選手の落ちつきながらも、しかし、虎視眈々とカウンターチャンスを狙う姿はとても印象的でした…


腹の据わった、ベテランのボクシングでしたね…


かっこよかったですねぇ…


が、このタイトルマッチ、7R「1:38」、チャンピオンのパンチをまともに喰った新井選手がTKO負けを喫してしまうわけですが、しかし、実に清々しい潔い戦いでありましたね…


そして、このタイトルマッチでの敗戦が、ラストファイトとなったのですね…


で、つい先日、後楽園ホールでお会いさせていただいて、その時、ちょうど新井恵一さんと一緒にいらっしゃったのはかつて2度拳を交えた川崎タツキさんで、マニアにはたまらない場面だったわけですね…


新井恵一さんというボクサーを描いたあるノンフィクションを拝読した際のエピソードを少しご紹介させていただけば、「普段の練習」を全て消化した上で、「限界ギリギリの状態」で、『奇蹟の一本』と名づけた底力を身に付ける為のダッシュを懸命に走っておられた…なんていう胸の熱くなるエピソードを読ませていただいたおぼえありますね…


さて、で、今日は新井さんの「ソースカツ丼」を食べさせていただき、その激闘を潜り抜けた「拳」で握手をしていただきました…


…奇蹟の拳。


チャンピオンにはなれなかったけれど、僕は新井さんのボクシングを通じて、死ぬまで決して忘れることないであろう、たくさんの感動を分けてもらいました…


僕にしてみれば、レナードよりも、デラ・ホーヤよりも、パッキャオよりも、新井恵一さんであります…


決してオーバーではありません…


同じ時代に生まれて、そして、同じ瞬間を後楽園ホールで「生きさせて」もらったわけですね、これを「奇蹟」と呼ばずして、なんと呼ぶ…


新井さん、僕のような者を暖かく迎えてくださり、本当にありがとうございました…


で、新井さんの人柄を感じさせるエピソードをもう一つ…


で、食事も食べ終わり、挨拶をしてお店を出た直後なんですが…


---うちの若い奴が、仲條っていうボクサーがデビューしたんです、どうか応援してやってください、頭の片隅でもいいから置いといてやってください…


ぐっ…


先日、後楽園ホールで新井さんとお会いした興行ですが、これ、「湯場×渡部」メインの『グレイテストボクシング』という興行だったのですが、そのリングの前座でデビュー戦を1RKO勝ちを果たしたのが、仲條純一選手で、新井選手は彼の応援に駆けつけていたのですね…


僕はそんな新井さんの言葉を通じて、思わず、胸が熱くなったのですね…


かわいい後輩のために、僕のような者に「お願いします」と頭を下げて下さった新井さん…


ソースカツ丼、大変おいしゅうございました!!!


また、高崎に出掛けた際は、必ずや食べに行きます!!!


新井さん、本日は本当にありがとうございました…


「ソースカツ丼」、本当においしゅうございました!!!


高崎へ起こしの際は、是非、「名ボクサーのソースカツ丼」をいただいてください…


本当に、「涙の出る味」でありました…


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