和気、21W 21KO無敗のグスマン戦に向けスパー公開…について | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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和気慎吾 スパー開始「試合前に一度は調子悪い時期が訪れるもの」 スポニチ

>ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位・和気慎吾(28=古口)が21日、同級2位ジョナタン・グスマン(26=ドミニカ共和国)との王座決定戦(7月20日、エディオンアリーナ大阪)へ向けてフィリピン人選手とのスパーリングを開始した。

 フィリピン・スーパーフライ級王者のジョナス・スルタン(25)とスーパーバンタム級のジェオ・サンチスマ(20)の2人で、世界初挑戦へ向けて今回初めて外国人パートナーを招へい。試合当日セコンドに就く俳優・画家の片岡鶴太郎が駆けつけた中、東京都新宿区の協栄ジムで2人と計6ラウンドのスパーを行った。

 古口哲会長が「初めてだったので緊張して硬かった。距離もつかめていなかったし、ジャブが伸びていなかった」と言うように、序盤の和気は古口ジムよりも広い協栄ジムのリングを使いこなせず、打ち終わりにカウンターを浴びるシーンもあった。しかし、古口会長と片岡から自分の距離を取るようアドバイスを受けると、スピードを生かして打っては離れる本来の姿を取り戻した。

 和気は「内容的にはいいスパーじゃなかったけど、試合前に一度は調子悪い時期が訪れるもの。初日からうまくいくとは思っていないし、これも練習なのでこれから上げていければいい」と前向きに話した。

 既に2カ月前から週2、3回のペースでスパーを重ねてきており、現在は疲れのピークという。「強かった。いい選手」と評した2人を相手に今月いっぱいスパーを行う予定。意識する点を問われると「左ストレートに磨きをかけることと、あとはコンビネーション。フィジカル面は出来ているので今までよりパンチの質は上がっている。自信を持って前へ出て、当てていけるかをスパーでどんどんやっていきたい」と話した。


…王座決定戦でありますが、対戦相手のジョナタン・グスマンでありますが、その戦績が驚異的なんですよねぇ

----21戦21勝全KO

まぁ、相手があることなので、また、彼をサポートする陣営の思惑・経緯もあるでしょうから額面通りの「強さ」かどうかはわかりませんが、数字はかなりのものですねぇ

しかし、情報によればサウスポー経験があまりないようなので、スピード技巧派サウスポーである和気選手にとっては完全不利なる前予想ってわけではないようです

パワーではグスマン、スピードでは和気…がそれぞれ優位なんて見方がされてますが、どうなりますかねぇ~?

ただ、個人的に一番感じることは、とにかく、平常心を保ち、なるべく冷静な状態でリングにあがっていただきたい、ということですね

世界戦の大チャンス、それはもちろん「たった一度」の心構えでなければいかんですし、持てる全てをあますことなく発揮せねばならないのですから硬くなるな、というのはそりゃぁ無理かと思いますが、しかし、それでもなお、申し上げたい

平常心と冷静さなくして、完全なる実力発揮は不可能…であります

浮足立ったり、舞い上がったら負ける…可能性は格段に上がります

その境地に達するには徹底的なる調整と練習であります

そして、これまでの行いと心構え、さらに、これまでに培った「生き方」と「哲学」が試されるわけですね

あぁ、こんな風に考えるとなんだか堅苦しくなっちゃいますが、世界戦タイトルマッチとはボクサーの強さを証明する場所であると同時に、そのボクサーの「生き方」と「哲学」が試される場所でもあるわけですね

さて、和気選手、どんな戦いを見せてくれますでしょうか?

急がば回れ、慌てず、じっくりと仕上げていただきたいですね

期待しております

御愛読感謝

つづく