信念のチャンピオン逝く… | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

改めて、良記事貼ります


 黒人であるがゆえにレストランへの入店を拒否されると、1960年
ローマ五輪で手にした金メダルをオハイオ川へ投げ捨てた。ベトナム戦争の徴兵を、「ベトコンは俺をニガー(黒人の蔑称)とは呼ばなかった」と明瞭な理由を公言して拒否した。

 白人社会から敵視され、王座を追われると分かっていても、モハメド・アリ氏は恐れなかった。五輪のメダルやチャンピオンベルトよりも尊く、大切にするべきものを持っていたからだ。

 引退後、受けたパンチの後遺症とも指摘されるパーキンソン病を患った。消息は断片的に報じられるぐらいだったが、1996年アトランタ五輪で世界中を驚かせた。開会式のトップシークレットだった聖火の最終点火者として姿を現したのが、アリ氏だったのだ。

 かつて黒人差別が激しかった南部ジョージア州で開催された五輪。その地で大役を引き受けたのは、とうに「アメリカ」を許していたからだろう。病気のため小刻みに震える手でトーチを握り、聖火台にともす。息をのんで見詰めた観衆からの形容しがたい拍手がスタジアムを包み込んだ光景は、感動的だった。

 尊厳を守るため、リングの内と外の両方で力の限り闘ったボクサー。自分にうそをつかない勇気ある生きざまに対して、あの拍手は贈られたのだろう。



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…あぁ

散歩の途中で知りました

本当に、本当に、本当に残念です

まさに、信念のチャンピオンでした

お疲れさまでした

ごゆっくりお休みください

ご冥福をお祈りいたします


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