>王者・堀川謙一(35)=SFマキ=は元日本&東洋太平洋王者・寺地永(ひさし、51)の次男・同級1位・拳四朗(けん・しろう、23)=BMB=に判定0-3で完敗し、初防衛に失敗。王座を陥落し、試合後、引退を表明した。
「強かった。自分がへたくそやった」と完敗を認めるしかなかった。懐に潜り込もうとするところに、多彩なパンチを浴び、出足を止められた。
5回終わっての採点では3者ともに大差で挑戦者を支持。「倒すしかない」と終盤には玉砕覚悟でKOを狙い、何度か右フックが相手の顔面をとらえたが、仕留めるには至らなかった。
9月にデビュー15年目で初のタイトルを獲得した。戦績は30勝(7KO)14敗1分け。日本で3度、東洋太平洋で1度跳ね返されたベルトを、5度目の挑戦で奪取した苦労人。
「勝っても負けても辞める」との宣言は、「そのつもりです」と試合後も変わらない。「ボクシングは終わりですけど、人生は死ぬまで戦い。次の戦いが待っている。何をするか分からないけど、ゼロから、一生懸命生きていく」と、悔いなくグローブをつるす。
…堀川選手よ、お疲れ様です
初防衛は成らずも、しかし、その生き様、不撓不屈のボクサー魂はこれから語り継がれるに充分な濃厚と味わいを秘めておる、と感じます
若手の壁となり、ベテラン・チャンピオンの意地もみせた、と思います
なんとか勝ってほしかったけれど、拳四朗選手は未来の世界チャンピオン候補…
やはり、強かった…わけですね
堀川選手よ、ごくろうさま…
そして、新チャンピオン、拳四朗選手よ、おめでとうございますっ‼︎
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