長谷川、29戦全勝ガルシアと再起戦「勝つ可能性極めて低い」 スポーツ報知
>元世界2階級王者の長谷川穂積(34)=真正=が16日、WBC世界スーパーバンタム級9位のオラシオ・ガルシア(24)=メキシコ=とノンタイトル10回戦を行うと神戸市内の所属ジムで発表した。約1年ぶりの再起戦に、29戦全勝(21KO)の相手を「強くなるには負ける可能性のある相手とやるのが一番早い」と自ら選択。負ければ引退が現実味を帯びる試練を乗り越え、限界に挑む覚悟だ。
あえて、いばらの道を歩む。長谷川が指名したのは、再起戦にありがちな“安全パイ”ではなかった。「僕のわがままで、無理を言って(山下)会長にお願いした。本物の世界ランカーとしたかった」。5人程度の候補から残ったのが、6連続KO中のガルシア。別の相手と一から交渉はせず、対戦を決断した。
昨年4月のIBFスーパーバンタム級タイトルマッチで7回TKO負けしたキコ・マルティネス(スペイン)より「余裕で強い」と評し「ちょっと怖い。勝てる可能性が極めて低いといってもおかしくないぐらい」とネガティブ発言を連発した。
ガルシアは前回の試合で、ガードの上から相手の腕の骨を折り、1回KO勝ちした。その映像を見た2人の子供から「やめて!」と懇願された。それでも「強くなるには、負けるかもしれない相手とやることが一番早い。危険な選手ですけど、怖さが自分を強くしてくれる。この相手に勝たないと世界は見えてこない」と自ら試練を課した。
くみしやすい相手とのマッチメイクを考えていた山下会長も「バンタム級で防衛を続けている時に選ぶぐらいの選手。でも『自信ありますから』と言ってくれた」と、まな弟子の心意気に折れた。
(略)
1年前と同様に、ボクサーとしての“死に場所”を探しているようにも見えるが「この試合はそれ(マルティネス戦)以上に大事な試合になる。(進退は)その時になってみないと分からない」と明言は避けた。その拳で、周囲の限界説を黙らせる。
…長谷川選手の相手、強そうですねぇ
無敗の世界ランカーで、ガードの上からパンチを叩き込んで相手の腕を骨折させるほどの強打者って、大丈夫でしょうか?
もっとも、微妙なアジアの選手と戦ってお茶を濁す時間はない
年齢も34歳だ…
そう、やるなら強豪と戦って最短距離を突き進むしかない…
その心意気、想い、意地…は分かる
が、いくら元2階級制覇チャンピオンとはいえ、無謀はいけない
命を賭すほどの危険を孕んだスポーツ、それがボクシングであります
正直、個人的な感想は微妙だ
本当のことを言えば、僕は引退して欲しい…と願っていた立場だから、このニュースは正直、息苦しさを感じる
そもそも、IBFスーパーバンタム級チャンピオンのマルチネスに敗北した時点で「負けたら引退」が前提ではなかったのか?
一時代を築いた名チャンピオンであることはみんなが認めるところでありますが、しかし、それだけでは満足できないのか?
一体、長谷川選手の「何が」ボクサーとして存在することに固執させて続けるのか?
世界のリングに「置き忘れたモノ」とは果たして何なのか?
しかし、やるからには応援しないわけにはいけないっ
必勝っ
何が何でも、勝っていただくほかない
御愛読感謝
つづく