井上はまだ井岡には勝てない…!? を想う… | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

あの、先日の井岡×クワンタイの話題ではたくさんのコメントをいただいておりますが、井岡選手の左フックワンパンチKOの素晴らしさが世間的な好評を博す一方で、井岡選手のロマゴン回避に端を発するボクシングマニアに蔓延する不評と困惑はさらにさらに泥沼に陥っているように思えましたねぇ…


で、そんな話題のライトフライ級…と言えば、もう一人の主役がおりますねぇ…


いわずと知れた、「怪物」と仇名される、日本チャンピオン井上選手であります…


日本ライトフライ級王者・井上、世界10位!村田は19位 スポーツ報知


>プロボクシングのWBCが12日(日本時間13日)、最新の世界ランキングを発表した。日本ライトフライ級王者の井上尚弥(20)=大橋=を同級10位にランクインさせた。井上は8月25日に前王者の田口良一(26)=ワタナベ=を判定で下し、史上最速タイのデビュー4戦目での日本王座奪取に成功。初の世界ランク入りとなった。

 既に練習を再開しており、今後は日本王座返上を選択肢に入れ、年内に外国人選手とノンタイトル戦を行う見通し。来年以降、国内最速記録となる6戦目での世界王座奪取を目指す。

 また、昨夏のロンドン五輪金メダリストで8月25日のプロデビュー戦で、東洋太平洋ミドル級王者の柴田明雄(31)=ワタナベ=を2回TKOで下した村田諒太(27)=三迫=は、ミドル級19位に名を連ねた。すでに日本と東洋太平洋の同級1位となっている。WBCランキングは各階級40位まであるが、世界挑戦の資格は15位以内となる。


…ということで、これは楽しみでありますねぇ


日本ライトフライ級チャンピオンの井上選手に僕はメチャクチャ期待を膨らませているわけですが、現WBA世界ライトフライ級チャンピオンの井岡選手が打ち立てた世界タイトル最短奪取記録(プロ7戦目戴冠)の更新を狙っているわけですが、まぁ、個人的には直接対決でもってベルトと合わせて記録破りもお願いしたいところですが、しかし、現状を鑑みると、さすがに今の井上選手では井岡選手はまだ早い…っていう見方が多数のような気がしますねぇ


世界戦で3連続KO中の井岡選手と…


日本1位を最終盤TKO、日本チャンピオン相手に中差判定勝ちの井上選手…


まぁ、こうして最新試合を並べてしまうと、その勝ち方の明瞭感の違いは明らか…?


タイ人の世界挑戦者と、日本チャンピオンを比べるのも難しいところありますが、先日の井岡選手の挑戦者クワンタイよりも、前日本チャンピオンの田口選手の方がしつこくてしぶとい印象が個人的には残りましたが、まぁ、直接比べることは出来ないところが嘆かわしい部分にして、実は、面白いところでもあります…


膨らむ妄想… 


これこそがボクシング観戦愛好家の核心…


佐野戦、田口戦で激闘を演じながらも、多少の被弾を露呈した井上選手を評して、まだ隙がある的な批評も散見しましたが、では、先日の井岡選手がクワンタイを完全完封できていたのか…? と言えば、そこまで完璧ではなかったようにも思える…


KO決着を意識するあまり、井岡選手は前のめり気味な戦術に陥った部分は否めない…との見方もあるようですが、どうなんでしょうかねぇ…?


そりゃぁ、試合を決着させた左フックは見事でありましたが、さて、あのクワンタイのように、佐野選手や田口選手も倒れるのでしょうか…?


むふふ


謎は深まるばかり…(笑)


井上選手、日本タイトル返上も視野に入ったそうですが、まぁ、それもアリでしょうかねぇ…?


どの団体のタイトルを狙うかにも拠りますが、世界前哨戦でもって、アジア圏以外のボクサーと戦って、キャリアの上積みをすることも必要な気もしますねぇ…


上位日本ランカーと戦うことは実に濃厚なることは間違いなしですが、次々戦とも噂される世界挑戦に備えるとなれば、やはり返上、世界ランカー相手に世界前哨戦が規定路線か…?


さて、では本題の、井上選手はまだ井岡選手には勝てないか…? でありますが、僕はすでに「いい勝負」が出来ると踏んでますが、しかしながら、完全互角とまでは断言できないのも確か…


問題は井岡選手の、あの、なんとも鋭い左ジャブ…


これを掻い潜ってどう肉薄できるか…? が、さしあたっての鍵だと思うわけですが、あの井上選手がファイター化せずに試合を進められるならば互角以上の戦いの持ち込めると僕は妄想しています…


いつかの八重樫選手がそうだったように延々たる前進を余儀なくされる展開にされたら井上選手の素晴らしさも半減…


両者にとっての絶妙な距離感、接近~中間でのヒリヒリするにらみ合い、そして、そのつばぜり合いから、一瞬の隙をこじ開けた方が勝利にぐっと近づく展開、そんな緊迫感溢れる序盤戦を経て、なお、中盤まで技巧戦の様相を呈するようならば、あるいは…


一瞬のスピードとカウンターセンスは井上選手、完成度とキャリアで井岡選手…と僕はみていますが、しかし、ボクサーとしての伸びしろとその期待値は井上選手にあると僕は感じております


その羽化を待つ蝶のごとき、井上選手のスケール感と可能性に、僕は賭けたいなぁ…


さて、大橋会長のコメントに、来夏にも…それも、世界チャンピオン対決の方が盛り上がるでしょ?なんてのがあったような気がしますが、さてさて、まだまだ先のお楽しみ…でありますなぁ


さて、で、そういえばの妄想をもう一つ…


WBA世界ミニマム級タイトル返上を明言した宮崎選手が戦ったら…?


KOなら宮崎、判定なら井上…という感じでしょうが、戦前予想は井上選手優位が若干だけ上回るようなきがしますが、どうでしょうか…?


これはこれで面白いけれど、予想、難しいなぁ…


でも、井上派の僕としては、もちろん撃破していただきたいのですが、やはり、さすがに手強いかぁ…


あ、ロンドン五輪金メダルの、村田選手の世界ランク19位…ですか


こちらも実にこれからが楽しみであります!!!


御愛読感謝


つづく