明日、敵地タイの地でWBA世界スーパーバンタム級チャンピオンのプーンサワットに挑戦するのは前日本同級チャンピオンの木村章司選手だ…
スプリットの判定とはいえ、前戦が敗戦にもかかわらず、その再起戦が世界タイトルマッチとはいかがなものか…?
そんな厳しい目線があるのは確かだし、きっと本人が1番よく解っている…
が、しかし、勝てば文句なし…
木村選手、前戦でたとえ勝っていようとも、それでも圧倒的不利予想は覆らない、仮に地元の日本国内開催だとしても、勝ちの可能性は恐らく10%…なんて予想も横行するであろう、そんな組み合わせでもある…
なぜならば今年初めの世界タイトルマッチ、このプーンサワットはこの日本で防衛戦を行い、挑戦者の当時無敗の細野悟選手を完封しましたね…
滑らかにして的確、近づいてよし、離れてもよしの破格のテクニックを披露、日本のBOXINGファンにその上手さと強さを脳髄に刻み込んで帰って行ったのですね…
あの時はマジ強かったなぁ…
が、日本屈指のテクニシャン、木村章司選手には期待できる何かがある…
いつだってその再起戦には強い相手を選び、その都度撃破してはい上がってきたし、その苦労人ぶりはよく知られている…
かつては天才とチヤホヤされながらも、大事な場面でことごとく敗北を味わってきたBoxer…
背景は充分だ…
Boxer人生の集大成…
かつての天才、今は苦労人の噛ませ犬Boxerとして、世界チャンピオンから指名を受けたわけだ…
噛み付き返せ…!!
ザクッと切って捨てたれ…!!
敵地で大番狂わせ起こしたれ…!!
今夜も明日も、勝利の念を送り続けるぞ…
頑張れ!!
御愛顧感謝
つづく