グラナドスの本業は「庭師」…と読み知って | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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高地の庭師グラナドス、内山倒しひと花咲かす スポーツ報知


へぇ…


17日にさいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ)で行われる、WBA世スーパーフェザー級タイトルマッチに出場の、ベネズエラからの刺客、同級13位のグラナドスの本業は「高地の庭師」だそうな…


面白いですねぇ…


日本のボクサーたちも、「ボクシング」が本業、「ボクシング」だけで食べています…なんていう選手は超ごく少数、なかなか…いや、かなりその生活は厳しいなんてのは定説でありますよね…


一攫千金…なんて言葉がありますが、しかし、世界チャンピオンになっても日本ではまだまだ「優雅な暮らし」が送れるわけではないのが日本の現実のようであります…


その昔、日本チャンピオンでもなったら家が建つ…なんてボクシング黄金時代もあったようですが、それは毎晩テレビ中継が行われていた頃の、そう、プロボクシング創世記の話…


しかし、優雅な暮らし、豊かな暮らしだけが「幸福」であるはずもない…


もっとも重要なのは「心落ち着く環境」というか、なんだかえらそうで申し訳ありませんが、「自分が自分らしくあれる環境」…ってことだと思いますね。


つまり、世界スーパーフェザー級13位、ベネズエラからの刺客、グラナドスには、なんだかそういうものがありそうな気がしますね…


が、ボクサーとはハングリーであるべきで、心の拠り所などは必要なし、勝負がすべてであるべき、ただ、戦いの中でのみ自分を研ぎ澄ましてゆくべき、ましてや「世界王座」をあらそうボクサーたちならば余計そうあるべき、いや、そうでなくては戦えまい…


さてさて、どのような「環境」が望ましいのか、それは各選手たちの心の形や性格、生まれながらにして背負ってきた環境にもよるのでしょうが、まぁ、そういう目線も含めてタイトルマッチを見つめるのも面白いですね…


チャンピオンの内山選手、現在、その心の状態はいかなるものか?


リーチが破格で2メートルもある…なんて挑戦者の懐で、さて、どのようなパンチを、どのような心の形を見せてくれるのか…?


非常に楽しみであります…


しかし、グラナドスの「高地で庭師」ってのは、個人的には嫌いではないなぁ…


御愛読感謝


つづく