日本の誇る二人の強打者、二人の東洋太平洋チャンピオン、スーパーフェザーの内山選手とフェザーの細野選手のダブル世界タイトルマッチが決まった…なんて景気のよいニュースに触れようと思っていたのだけれど、なんだか納得いかないニュースを目にしてしまった…
コロンビアで行われていたWBA総会で議論されたというフライ級王座の次期挑戦者は誰?って話ですが、本命視されていた前チャンピオンの坂田選手ではなく、選択試合をデンカオセーンに認めた…そうで、ここで10月に普通に判定負けした亀田大選手が世界再挑戦の権利を得た…と一部報道が流れているそうじゃないですか…!?
詳しくは某専門blogのあちこちにありますが、まあ、たまげた…
そして、呆れた…
こういう事が起こるんですね…
窓際世界チャンピオンとされるデンカオセーン陣営は、一度、坂田選手所属の協栄ジムと仮契約を結んでいた…とされていたし、あとはWBA本部の承認待ち…と言われていただけに衝撃の結果だ…
承認料目当ての王座乱発、なんでもかんでも高く売れ主義…な感じのWBA…
権威失墜なんて言葉じゃ生温い…
歴史と権力を盾に暴利を貪る悪徳詐欺団体…に思えて来ちゃいます…
WBAは死んだ…
なんて感じている方も多いんじゃないでしょうか…?
デンカオセーン×亀田大Part2を「世界タイトルマッチ」と呼ぶことへの違和感…
認めたくないなぁ…
だって、見所がない…
そして、我々マニア以上にがっかりしているのは対決が内定していた…とされる坂田選手ですね…
理解できないだろうなぁ…
これをビジネスやら政治と言うならば、悪徳ビジネスに悪徳政治…ですよね?
こじつけ拝金裁定、暫定王座乱発、統一なんぞやらなくても結構…みたいな呆れた団体に対して、我々マニアはどう向き合うべきなんでしょうか…?
スーパーフライ級チャンピオンの名城選手にスーパーウェルター級暫定チャンピオンの石田選手に罪はないが、そのベルトには思わぬ場所からミソをつけられたような印象も正直拭えない…
しかし、亀田陣営の豪腕は呆れるほどモノ凄い…
あの凡戦でダイレクトリマッチを認めさせるなんてなぁ…
デンカオセーンを応援する気にもなれないし、亀田大選手を応援する気にもなれないし、なんだか嫌な世界タイトルマッチになりそうだなぁ…
しかし、日本のコミッションと協会はどう扱うんでしょうか…?
根っからのファンがドンドンおいてけぼりを食って行く…というこの珍現象ですが、これ、思えば亀田陣営が傍若無人を発揮すればするほど病的に広がってゆくわけですが、しかし、放置放任しか打つ手がないなんてあるのでしょうか…?
危機感持たなくちゃいかんですよぉ…
嫌になるなぁ…
こうなると内藤選手には尚更亀田興選手に敗れて欲しくないなぁ…
っていうか、やはり負けたらいかんですねぇ…
これはボクシング界の「良心」が賭けられた聖戦だぁ…!!!
なんて気持ちが湧いて来ちゃいます…
大人げない…?
でも、こんな「混沌」を目の前にして、割り切るなんて僕には出来そうもない…
御愛顧感謝
つづく