佐々木が止める!日本人海外世界戦の連敗…WBA世界ウエルター級 スポーツ報知
>◆プロボクシングWBA世界ウエルター級 王者・ビアチェスラフ・センチェンコ(ウクライナ)―同級15位・佐々木基樹(帝拳)(10月3日、ウクライナ・ドネツク) WBA世界ウエルター級15位・佐々木基樹が2億6000万分の1の悪夢を打破する。10月3日(日本時間4日)の世界初挑戦へ向け26日、敵地ウクライナに出発。28にまで達した日本人ボクサーの海外世界挑戦連敗記録について「勝ち負けだけで計算したら(勝つ)確率は約2億6000万分の1(2分の1の28乗)。これだけの数字になったら、ためらいなく勝負できる」と、自らを奮い立たせた。
…これ、面白い記事ですねぇ
日本人ボクサーの敵地(海外)世界王座挑戦連続失敗はなんと『28』で、92年の平仲明信さん以来となる「快挙」に挑む佐々木基樹選手の記事ですが、この海外世界挑戦連続失敗…っていう記録以前に重要視すべきは、未だ「ウェルター級」で世界チャンピオンとなった日本人は一人も存在していない…って意味の重さの方が大きいのではないでしょうかね…?
2億6000万分の1…
これ、佐々木選手自ら導き出した勝利の確率…だそうですが、なんという自虐的な『確率』でしょうかね…?
が、それだけの『覚悟』で試合に臨むっていう想いも同時に感じられますね…
圧倒的不利…なんていう状況は度々ありますが、しかし、さすがにここまで圧倒的不利…というのはあまりないのでは…?
ちょっとぱっと浮かぶ「敵地挑戦」を思い浮かべると…
佐藤×シュトルム、嶋田×モーセス、木村登×コテルニク、洲鎌×池、仲×ブレダル、西澤×マンディン、清水×ポンサク、中広×ポンサク、升田×ポンサク、仲里×モンシプール、戎岡×オーレイドン、菊井×ミハレス、国重×ソーサ、稲田×サンタクルス、坂田×バスケス、上山×バスケス、内藤×ポンサク①…っという感じで、ここ最近の敵地挑戦で頭に浮かんだのをざっと挙げてみましたが(時期バラバラですんません…)、これらのタイトルマッチと比べてみると、その中でも今回の「センチェコ×佐々木」がいかに厳しい戦いになるか?ってことを改めて感じ入りますねぇ…
WBAミドル級の佐藤×シュトルムなんていうカードも厳しいなぁ、なんて感じましたが、しかし、それ以上に厳しそうだな…なんて感じる今回の組み合わせ…
それというのも、「ウェルター級」っていうこのクラスそのものにファンも尻込みしちゃう…ってこともあるんじゃないだろうか?
さて、「頭脳派」、「策士」、「番狂わせボクサー」…なんて異名をとる佐々木選手だけに、この『超悪劣確率』を逆手に取った奇襲・奇策を用いて戦いの準備していることでしょう…
かつての輪島功一さん的な変則・ビックリ戦法もあるかもしれない…
しかし、2億6000万分の1かぁ…
ご愛読感謝
つづく