今日も咳と喉腫痛に苦しむ一日であった…
もうこの夏風邪の苦痛はいかんともしがたい…
食い物も美味くないし、頭の回転も悪い…
で、それでも仕方がなくて蹲っていると、過去の「嫌な出来事」ばかりをなぜだか思い出すんですよねぇ…
解ります?
これ、痺れるんだよなぁ…
つまり、あの時、どうしてあっちでじゃくてこっちを選んじゃったんだろう!? とか、あの場面でどうしてあんな態度を選んでしまったんだろう!? とか、まぁ、生まれなおしたら是非「やり直したい」局面ばかりが頭に浮かんでくるわけです…
それも次から次へと…
これはいかん…っていうんで、こうなったら荒治療だっていうことで、これを観た…
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監督はウィリアム・フリードキン、空前絶後のオカルト映画の傑作…
恐い映画だよなぁ、これ…
まさに、トイレに行けなくなる映画…っていう感じですよねぇ…
ちょっと熱っぽいから背筋も凍る映画を観ればちょっと楽になるかな…って思ったのですが、ダメ、全然ダメ…
余計苦しくなってきた…
さて、僕は「ホラー映画」っていうのは好きではない…
僕が好きなのは「オカルト映画」だ…
血が溢れたり惨殺が溢れる映画よりも、もっとなんというか精神の中枢を刺激されるような「世界観」のある映画が好きだ…
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スタンレー・キューブリック監督作品の、これも凄く恐い映画だが、しかし、やはり、「エクソシスト」には敵わないか…?
さて、しかし、だからといって、僕はそんなに「オカルト映画」マニアってわけではない…
「エクソシスト」を編み出した監督、ウィリアム・フリードキンといえば、なんと言ってもこの映画を忘れてはならない…
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刑事ドラマの大傑作、「フレンチコネクション」…
主演は若かりしジーン・ハックマンだ…
荒唐無稽なる暴れ刑事が謎の麻薬組織に挑むハードボイルド…
実にカッコイイ映画だ…
しかし、ジーン・ハックマンと言えば、なんと言っても思い出すのはこの映画だ…
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これほど泣ける映画も珍しい…
僕はもう10回以上泣いている…
刑務所から出てきたばかりのジーン・ハックマンと、妻子を棄てたダメ男のアル・パチーノが旅するロードムービーの大傑作…
これは、青春映画の最高峰だと僕は思うなぁ…
泣きたければこれだ…
アル・パチーノ…って、しかし、本当に凄い役者だよなぁ…
「ゴッドファーザー」や「スカーフェス」なんてヤクザ・ギャングな印象も強いが、特に70年代の映画の数々は非常に人間味溢れた役柄をこなしていて、僕はこの時代が好きなんだよなぁ…
- アル・パチーノ/狼たちの午後
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- これも面白い映画だったなぁ…
銀行強盗に入って立て篭もったアル・パチーノとジョン・カザール…
これ、社会風刺の効いた映画で、監督はシドニー・ルメットでしたよねぇ…
え?
ジョン・カザール…
いい役者さんですよねぇ…
そうそう、映画「ゴッドファーザー パート2」でアル・パチーノに湖のボードの上で殺されちゃうダメなお兄ちゃんの役でも出てましたし、また、上の「狼たちの午後」でも最後に殺されちゃうんだよなぁ…
いやぁ、本当に味のある殺され方をするっていうか、やけに心に擦り傷のような痛みを残す俳優さんですよねぇ…
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- あ、ジョン・カザールといえば、この映画にも出てた出てた…
マイケル・チミノ監督の反戦映画の大傑作、「ディア・ハンター」…
ロバート・デ・ニーロ主演のこの映画ですが、田舎の仲間達の役で出てましたね…
臆病ゆえにいつでも銃を持ち歩いている気の弱い男の役だった憶えあるなぁ…
っと、今日はボクシングの話題でなくてすいません…
新着ニュースも眺めたのですが、あまり心が動かされる話題がなかったもので…
すんません…
でも、「昔の嫌な出来事ばかりが頭に浮かぶ地獄」からはなんとか逃れられそうだ…
危ない、危ない…
みなさまも「負の時間」に囚われないよう、是非、お気をつけ下さい…
御愛読感謝
つづく