嘉陽×家住、日本ライトフライ級タイトルマッチ…について | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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これ、今日、沖縄で行われる日本ライトフライ級タイトルマッチのボクシングワールド誌の予想記事…


日本ライトフライ級タイトルマッチ


チャンピオン 嘉陽宗嗣 16W8KO2L2D 3度防衛中

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挑戦者 日本1位 家住勝彦 25W18KO6L3D



午後2時試合開始かぁ…


さて、チャンピオンの嘉陽選手ですが、最近は序盤負傷防衛が二つも続き、正直、精彩を欠いていますねぇ…


一方の挑戦者の家住選手、念願のタイトルマッチ、ついに実現…


ワールド誌の予想はややチャンピオン有利…みたいですが、これ、勝負の行方はわかりませんね。


沖縄は嘉陽選手の地元なので、凱旋タイトルマッチにあたるこの試合ですが、家住選手にとっては「敵地」となるわけですが、そういう地の利を差し引いても、勝負の行方は五分五分…と僕は感じています。


僕は家住選手が待ちに待った「この時」、つまり、この「大チャンス」を掴むのでは…!? っていう気持ちが強い。


それというのも、最近の嘉陽選手の不出来はちょっと尋常ではない、と思う。


いつか東洋太平洋ライトフライ級タイトルマッチで、升田選手を滅多打ちにして戴冠したあの試合のスピードと連打の印象が強く、また、敗れたもののその「気概」を前面に押し出せたWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ、VSワンディー・シンワンチャとの一戦と比べちゃうと(残念ながら静岡で行われた日本王座戴冠戦・増田戦は観れてませんが…)、最近は「空転に次ぐ空転」の印象があまりにも強すぎる…


国重選手、須田選手…と日本王座引き分け僅差防衛を果たすも、「らしさ」を発揮できずに終ってしまっている…


これは対戦相手が強かった、あるいは、うまかった…とも言えますが、しかし、「チャンピオン」としての滲み出る強さをあまり感じられないのが正直な僕の気持ちなのだ…


本人も辛いと思いますが、地元で、故郷で、そのベルトを守るための戦いだからモチベーションの心配はしてませんが、さて、「心と身体の不一致」的な現象にチャンピオンが陥らなければ凄く良い試合になると思うのですが…


一方の挑戦者、家住選手はもう「倒すしかない」くらいの気持ちでくるだけである…


挑戦者の強打はそのKO数が証明している通りである。


自分との戦いにも悶えている印象のチャンピオンと、念願のタイトルマッチで純粋な爆発を果たすはずの挑戦者…って考えると、僕は家住選手の敵地戴冠に少し気持ちが傾くかな…って思ってますが、さて、どうなるのでしょうか…?


これ、後楽園ホールだったら絶対に観にいったのになぁ…


夕方、決着するのかぁ…


ちょーっとドキドキしちゃいますねぇ…


御愛読感謝


つづく