嘉陽、2度目の防衛戦へ!世界へ向けKO宣言 サンケイスポーツ
思えば嘉陽選手を初めて見たのは後楽園ホールで行われた東洋太平洋ライトフライ級タイトルマッチ、VS升田貴久戦でありました…
前のチャンピオンであった山口真吾選手を際どくも長いリーチを駆使した距離感のボクシングで引き摺り下ろした升田選手を持ち前の勢いとスピード、思い切りの良いショート連打で圧倒した戦いでありました…
びっくりしましたね、あの戦いは…
まさに、『全身が弾丸』のようなボクシング…
しかし、その後のWBCライトフライ級暫定王座決定戦で計量オーバーを確信犯的に?超過したワンディー・シンワンチャーと争うも痛烈なダウンを奪われる完全敗北…
相当なダメージを負うも沖縄の意地を見せ、最後まで倒れることだけは拒んだ戦いとなりました…
さて、この嘉陽選手、今度WBA世界フライ級王者の坂田健史選手に挑む山口選手に負けてます。…が、この山口選手を破ったのが升田選手で、この升田選手を破ったのが嘉陽選手なのですね…
…面白いですねぇ
で、この嘉陽選手、世界10位の国重選手を迎えるわけですが、ここを突破できるか?
実は国重選手、僕は残念ながら観た事がないのですが、しぶとい選手のようですね…
世界戦、坂田選手と山口選手の勝者にこの嘉陽選手が挑む…なんて声も少し聞こえているようですが、これに関しては「あれれ…?」となりますな…
だって階級もライトフライだし、日本人対決は悪くはないけれど、確かに協栄ジム関係者の連鎖的な流れ…って誰が見ても感じますよね?
山口選手が渡嘉敷ジム、嘉陽選手が白井具志堅ジム…
両ジムの会長とも協栄出身の元世界王者…
で、亀田選手の復活を「王座決定戦」で、あるいは「日本人世界王者」に挑ませることで実現させようとするならば、むむむ…
ちょっと煙たい妄想も働いちゃいますなぁ…
僕にはよくわかりませんが、いずれにせよ、「名勝負」を期待するだけ…
嘉陽選手、あの悔しい悔しいワンディー戦のど根性は忘れられない。あの悔しさを僕も共有したから僕は嘉陽選手を応援しています…
選手はとにかく一生懸命、周囲の政治が見え隠れしているようなので、ちょっと抵抗感ありますが、この日本人大活躍のフライ級ですので、透明感のある、ファンも納得のマッチメークと期待感を是非とも関係者の方には作り上げて欲しいです…
よろしくお願いします。
嘉陽選手よ、あのワンディー戦の悔しさを僕も絶対に忘れないぞ…
御愛読感謝
つづく