高田渡さんの「生活の柄」…と言う名曲を皆さんはご存知だろうか?
団地の中庭にこのような休憩所があり、そこに吊された洗濯物が、凍てつく風とサラサラの雪に晒されていた…のですが、「生活の柄」とは実は放浪者の歌で、「♪歩き疲れたら草に埋もれて寝るのです…」なんて歌詞で、でも、冬になったら草に埋もれては眠れない…と結ばれるのですが、この極寒の中国の僻地で、不意に、この写真の風景に出くわしたところで、この歌が頭を巡り始め、この歌の「冬の寒さ」と「切なさ」にぐっときたわけであります…
放浪…
これは文字通りの「あての無さ」と言う意味もありますが、やはり「心と言う曖昧であやふやなモノ」の「あての無さ」…として感じとった時、さらに味わい深いモノとなりますな…
スルメイカ…
のような噛めば噛むほど…な名曲「生活の柄」…
中国の僻地で、こんなイイ歌が聴けるとは思いませんでした…
まさに、「脳髄に残る名曲」であります…
御愛顧感謝
つづく