世界ボクシング協会(WBA)と世界ボクシング評議会(WBC)のバンタム級ダブルタイトルマッチ12回戦が10日、大阪府立体育会館で行われ、WBCチャンピオンの長谷川穂積(真正)は判定勝ちで5度目の防衛に成功したが、WBA4位の池原信遂(大阪帝拳)は判定負けで王座奪取に失敗した。
長谷川は1位の挑戦者シモーネ・マルドロット(イタリア)を圧倒し、3-0の判定で退けた。5度の防衛はこの階級の日本人選手として最多記録。ファイティング原田と薬師寺保栄の4度を上回った。長谷川の戦績は23勝(7KO)2敗。
31歳5カ月で世界初挑戦となった池原は王者のウラジーミル・シドレンコ(ウクライナ)のテクニックに翻弄(ほんろう)され、0-3の判定で完敗した。戦績は27勝(19KO)2敗。6度目の防衛を果たしたシドレンコは21勝(7KO)2分けで無敗を守った。日本ジム所属の世界王者は5人のままで変わらない。
以上、時事通信より転載…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/b4/66/10043845431_s.jpg?caw=800)
僕の採点ではシドレンコ×池原は119-111でシドレンコの勝ち…
池原選手のRは1Rのみ…が、しかし、技術戦では圧差でしたが、精神戦ではかなり追い詰めました…
あの出世試合のメッグン戦のような強打炸裂からのラッシュを期待しましたが残念…
しかし、ど根性は壮絶でした…が、それはチャンピオン・シドレンコにも言えること。果敢に手を出し続け、危険な距離でも打ち合って来ました…
あのコンスタントな手数と無駄のないワンツー…、さすがです。身体のぶれない直線的な美しさ感じました…
無念…
で、長谷川×マルドロットですが、118-111で長谷川選手の勝ち…
長谷川選手、「魅せるBOXING」を模索しながらも、それが「無理矢理あるいは極端な背伸び」にならない所が素晴らしい…
マルドロット、心の強い、ナイスファイターでした…
長谷川選手の2Rのカットがヒッティング…て判断された時はさすがに焦りましたが、冷静な対応の中に、さらにアグレッシブなカウンター戦法を見せつけて実力差を結果的に爆発させました…
KOは逃しましたが、これは文句なしでしょう…
次に海外デビュー、あるいはチャンピオン対決あっても僕は認めますね、それに選手としての「ピーキング」問題ありますし、機を逃して不本意な結果が残るのはファンも本人も辛くはないでしょうか…?
くぅ~…
テレビ録画だったけど、燃えました…
そして、今、頭に浮かぶは敗れた池原選手の「前進」でしょうか…?
心と心の対決は互角以上だっただけに、「世界の壁の厚さ」に思わず身もだえてしまいます…
31歳か…
よくやった…と、僕は褒めてあげたいけれど、現役続行はあるのか?
しかし、「素晴らしい闘志」でありました…
そうそう、じゃあ、長谷川×シドレンコ実現したら…、僅差で長谷川選手の判定勝ちを妄想してますが、如何であろうか?
これはこれで燃えませんか?
押忍!!
御愛顧感謝
つづく