シリモンコンK-1参戦へ
プロボクシングの元2階級世界王者、シリモンコン・シンワンチャー(29)=タイ=のK-1参戦が決定的であることが18日、分かった。2月18日に韓国で開催予定の「K-1 ソウル大会」で、韓国選手のキム・ハヌルとの対戦でデビューする計画が進行中だ。
シリモンコンは元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(36)の元ライバルで、97年11月に辰吉に敗れて同王座から陥落。だが、02年8月には長嶋健吾(31)=18古河=を下して同スーパーフェザー級王座を獲得し、2階級制覇を達成した。ボクシングの最後の試合は昨年7月でフィリピンの選手に3回KO勝ちしている。プロ通算戦績は53勝(31KO)2敗。
韓国大会には左大腿(たい)外筋部分破裂で昨年大みそかの「Dynamite!!」を欠場した元WBA世界スーパーフェザー級王者・崔龍洙(34)=韓国=も参戦予定。03年1月にWBC世界スーパーフェザー級王座をかけて対戦したシリモンコンとK-1リングでの再戦の可能性もある。判定勝ちしているシリモンコンは韓国のネットメディアのインタビューに「キックではムエタイ経験がある私の方がはるかに上だ」と返り討ちに自信を示している。
以上「スポーツ報知」より転載
ちょっと前の記事ですが…
…シリモンコンと言えば、辰吉選手との激闘ですよね。
辰吉選手のボディー打ちに背中を折ったあの瞬間…
くぅ…
思い起こすと震えますねぇ…
圧倒的不利の予想を覆した辰吉選手の「闘志」…ですが、これはどの試合を見ても尋常ではないですね…
先日見直した対薬師寺戦…
WBC世界バンタム級統一戦… 正規王者・薬師寺×暫定王者・辰吉…
これ、テレビの前で辰吉選手を応援してましたね。
しかし、薬師寺選手のジャブワンツーは鋭く的確… すでに眼疾が公になっていた辰吉選手ですが、食っても食っても飛び込んでゆきましたねぇ…
国民みんなが家に帰らずにはいられない『世界戦』…
そういう世界戦が見たい!!!
…あるじゃない、亀田がいるじゃない!!
…え?
違うじゃないですか、レベルと内容が…
僕、思うのですけれど、ボクシングの真髄がほとばしる過去の名勝負映像をなんとか世に再び発信できないものか…って、思うのですね。
利益率は悪いかもしれないですけれど、これがTUTAYAなんかの格闘技コーナーに並んでいるかないのかでは大分違うと思うのですね。
最近はネット上の動画で一部見られるものもありますが、それはそれを「探して」初めて辿り付ける種類のもので、底辺拡大にはそんなに大きな期待は出来ないし、それも熱狂的なファンが「気持ち」で提供しているものである。
協会選挙の話題が記事になってますが、ボクシングには長い歴史がありますし、そこに数え切れないほどの激闘がある。
1952年5月19日に白井義男さんがダド・マリノを判定で破って獲得した世界フライ級王座…
から脈々と受け継がれてきた歴史…であるが、こう言っては怒られるかもしれないが、それは今、薄らいでしまった。
その『重さ』も肌身に沁みづらくなってしまった…
僕がそれを指摘できる立場にあるとは思わないが、そんな切なさにしみじみと一杯呑みたくなるような気分になっちゃいますよね。
シリモンコン…はK-1だそうです。あの畑山選手とタイトルを争った屈強な王者、チェ・ヨンスもK-1だそうですね。
僕はK-1に詳しくはない。偶然にしか見ない。
僕はボクシングが好きなのだ。
偏っていると思われても構わない。
ボクシングを愛しているのだ。ボクシングでなくちゃ駄目なのだ…
魂が震える…ほどの名勝負の数々…がもっと見たい!!!
是非ともその貴重な歴史的、回顧的映像資料作品を世に再発信して頂きたいものである。
それが新しいファンの獲得…に繋がる思う。始められる第一歩であると思う。
レンタルDVDショップの一角に、輪島さんの映像や、大場さんの映像や、辰吉さんの映像があるだけで「変わる」…
ここに、ちょっと見つけた炎のチャンピオン、輪島さんのYouTube貼っておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=e2U9yhNU2vg&mode=related&search =
凄いなぁ…
もっと観たい!!!!
御愛読感謝
つづく