ついに照準を合わせた!!亀田興穀のターゲットはWBC王者、連続13度防衛中のポンサクレック!! | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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亀田興毅世界戦 8月日本開催へ

亀田、サイン会でポーズをとる

 ボクシングの“浪速の闘拳”亀田興毅(19)=協栄=が8月にWBC世界フライ級王座に挑戦する可能性が高まった。27日、協栄ジムの金平桂一郎会長(40)がWBC同級王者ポンサクレック(タイ)陣営と交渉するためタイ入りした。同会長は31日までタイに滞在し、8月に日本開催の方向で交渉する。世界前哨戦の5月5日(本社後援・有明コロシアム)を経て、8月には満を持して世界のリングに上がる。 


世界の標的が完全に定まった。当初はWBA王座と両にらみだったが、WBC王者ポンサクレック一本に絞った。この日、金平会長は王者陣営と交渉するためタイ入りした。「8月日本開催」実現を目指し最終交渉に入る。 


金平会長がタイへ出向いて交渉の場につくのは、1月以来2度目となる。最初の交渉で下地はほぼ出来上がっており、今回の焦点は日時と場所となる。金銭的な問題から王者陣営は日本での開催を希望しており、協栄ジム側の希望が通る可能性が高い。 


8月の世界戦実現へ準備は進んでおり現在、試合会場を模索している。関東地区の1万人以上収容可能な会場を探しており、初の世界戦は“浪速の闘拳”にふさわしいビッグイベントとして開催される。 この日、都内書店でサイン会を行った亀田は


「いつも言っとるけど、相手は誰でもええし、いつでもええ。ポンサクでもパーラでもどっちでも勝つ自信はあるしな。どっちがきてもバチバチやったるで」


と鼻息を荒らげた。 5月5日の世界前哨戦へ向けて4月上旬から本格的にスパーリングを開始。まだ対戦相手は決まっていないが、体調はベストの状態にある。まずは次戦での勝利。そして8月、かねて公約する10代王者を現実のものにする。


以上記事抜粋 


 …とありました。流石に「慎重派」の父・史郎サンもゴーサインを出したそうな…。


 さて、ポンサクレックと言えば、「日本人キラー」として知られてますね。


 日本人はことごとく退けられています。素人ではあありますが、両者を比較してみようと思います。


 WBCフライ級王者・ポンサクレックの戦績は、61勝31KO2敗…。


 一方、亀田興穀の戦績は10勝9KO無敗で、世界ランクはWBA4位、WBC8位だ。


 パンチ力はポンサクですね。でも鋭さで言えば興穀かも。キャリアも当然ポンサク、スタミナは興穀のほうがあっても不思議ではないが、その配分、使い方は当然ポンサクだな。ポンサクはかなり「好戦的」な王者だ。WBA王者・ロレンソ・パーラのように「狡猾」に距離を使いながらポイント重視…と言うような戦いはしない。そんなわけで、相性を想像すると「噛みあい」そうではある。互いにとって「手の届く」距離での打ち合いが確実に勃発しますね。


 先に倒れた方が負け…みたいな展開が序盤から起こりえますかね。


 しかし、この長く濃いキャリアの王者とまともに打ち合ったら『撃沈』すると思います。一時の興穀の評価を

高くした「高くて固いガード」も前回のボウチャン戦で『穴』が多いことも判明してますね。先ず破られますかね。だってボウチャンのペシペシしたパンチとは圧倒的に破壊力が違う。さらに高く掲げた両腕の開いた肘の間からアッパーを突き上げられた場合、1撃で勝負が決してしまう可能性さえありますね。


 …うーん、鍛えに鍛えたボディーですが、顔面を死守するあまりがら空きですが、ポンサクのボディーフックの威力は興穀のキャリアにはない衝撃でしょうね。


 そこが痛いよなぁ、だって今まで『強打』を売りにする対戦相手と戦ったことがない…ってのが痛いですよね。亀田興穀の実力を完全にないがしろにする人は今や稀少とは思いますが、それにしても打たれ強さに関してはわからないですよね。これまで打たれた経験が少ないだけに疑問視されても仕方ないですよね。


 連打全部重そうですよね、ポンサクは…。


 ジャブとフットワークを棄てた今のスタイルでは格好の標的になってしまいそうですけど、みなさんはどうお考えになりますかね?


 ジワジワ接近、ひたすら倒すパンチをガツン!!! …と狙い打つわけですが、ポンサクがガンガン出てきたら

滅多打ちですよね、ポンサクの圧力を跳ね返す圧力が興穀にあるとは思えないなぁ…。


 ああ、もう僕の頭の中ではコーナーに詰まって「亀の子ガード」状態で、やがてそのガードを破られて…。

上下左右とポンサクの強打が雨あられ…、立ってられないように思えるんですけど…。


 細かくジャブ使わないとやっぱり押されて詰まって滅多打ちだよな。出鼻をくじくような楔を打てないとダメだよな。


 お気づきの方もあろうが、どう考えても興穀の「勝利」のイメージが沸いてこないだす。


 的確で旺盛なポンサクの強打を殺すには…?


 わかりません。


 興穀の鋭いボディー打ちがレバーをえぐれば…!! 正面からまともに打ち合ったら倒されるから、さらに背を丸めて肘もすぼめて…って、それってトラッシュ中沼か…。


 うーん、でも『大どんでん返し』があったりして…。


 それは「世界戦」まで温存されていたテクニックで、R1、いきなり頭を振って軽快なステップを踏む興穀…ってこれ凄くないですか!? 越本隆志みたいなフットワークと鋭いジャブワンツーでポンサクに挑んだら、ポンサクは驚くと思うな…って言うか、日本中ビックリするだろうな。


 全ては『この時』のために…って感じで、パーラさながら縦横無尽にフットワークを使ってポンサクが空転…、ピシピシコツコツダメージを与えながらきっちり手数と有効打でポイントを蓄積、徳山昌守みたいに接近戦では巧みなクリンチを使い、ポンサクはあのホセ・ナバーロのように自分を発揮できないままに試合終了…みたいなことが起こったら、凄いな。


 冗談はこれくらいにしますか。


 Higege91の想像と仮想対決、その結論は…


 「噛みあう」が『相性』は最悪


 …でしょうか?


 しかし、あのアランブレットを戦意喪失まで追い込んだ「鋭いボディー打ち」が一番活路を見出しそうですか?ボウチャン戦みたいな「ローブロー」は流石に世界戦では減点だし、無効である。腹をひたすら打って打って打ちまくって立っていられなくさせるのがやっぱりいいですね。腹に注意がいって自然とガードがさがればそこが突破口となるし、アランブレットみたいに背を向ける可能性だってある。


 うーん、やっぱり、いきなり越本、徳山ばりの『華麗なアウトボックス』で度肝を抜くって作戦は我ながらいいなぁ…。


 かなりの衝撃だと思うんですけど…


 御愛読感謝


 つづく