
朝食後の休憩時間にスルメを刻んでいたらユキ子さんに写真を撮られました。「COCOが下から真剣な顔で見上げているので、撮ってあげました…」だって。ほんと、真顔だ! でもスルメはCOCOにはあげません、イカ人参に漬け込みます。

<キキです。イカ人参はいヒゲの亡くなったお父さんの故郷、福島の郷土食、お正月を迎えるために毎年作るんです。作り方は簡単なの…>

<細く刻んだ人参は砂糖でもんでしばらく置いてから水をしっかり絞るの。スルメはハサミで細く切って酒を振りかけて柔らかくしておくのね。漬け液は酒と醤油を煮たててアルコールとばしてから冷ましておきます>

<人参、スルメ、漬け液をポリ袋に詰めて空気を抜いて封をして、冷蔵庫で寝かせます。3日目から食べられますよ。イカ人参、福島の味なんですって。COCOも覚えるのよ…>

朝目覚めた時はさほどに寒いと思わなかったのですが、なかなか気温があがらなくてNiiSへ出かける着替えをしてたら思わず「さむ~!」でした。でも日差しはたっぷり、COCOは陽だまりで寝てました。「行ってくらぁ」と声を掛けたら、細く目を開けたけど、<……>無言でした。

北風が冷たかったです。中央前橋駅前の久留間橋の柳は風に大きく枝を揺すられながら、色褪せた葉を散らしていました。

竪町通のケヤキ並木はすっかり葉がなくなって幹と枝だけの並木になっていました。

中央大橋の上では風が痛かったです。新潟・中野との県境の山並みは雲の中、まだ雪が降っているのかもしれません。水位の下がった冬の利根川の水はとても冷たそうです。NiiSでは、「昨日腫れない庭仕事して…」「どっか痛みますか?」「背中と腰が張っています」、鈴木トレーナーがていねいにマッサージしてくれました。

トレーニングメニューもいつもと少し変わりました。ジムを出るころには、背中と腰は楽になっていました。帰り道、冷たい風が吹き抜ける幸の池の脇を抜けると、子ども連れの家族が風の中を散歩していました。

寄り道せずにまっすぐに帰宅、十六本橋から街の方を振り返ったら、風に煽られた広瀬川の水が波立っていました。街の上は冬の空ですね…

寒いので出かけるのをやめて、家で昼食を作って食べました。ソーセージ、椎茸、タマネギ入りのケチャップライス、それとホウレンソウのスープです。こどもの昼食みたいのができちまって、思わず笑っちゃいましたが、おいしかったです。

昼食後の休憩をしていたら、友だちの弘子さんが花豆とひよこ豆を届けてくれました。今年は、花豆はひどい不作だったようです。中之条町の六合地区産、良く手に入れられたなって感心しちゃいました。正月料理に欠かせない豆、毎年ありがとうございます。

日が傾きかけた頃にちょいと近所に外出、赤城山の上は雲一つなく晴れ渡っていました。テレビのニュースでは夜から寒波襲来だって騒いでました。

前橋の今日(23日)の最低気温は-1℃という予報です。氷が張るかな…

家に戻って夕食のおかずづくりを始めると、COCOが<オレのメシも頼む!>とうるさいのです。「待ってろ!」って言うと、階段でこんな顔して座り込んで待っています。5時47分に夕食を出してあげました。

夕食のおかずです。主菜は鶏つくねの照り焼きにアレッタとズッキーニを添えました。サラダは、いただき物の小鯛とサヨリの酢漬けと、レタス、タマネギ、トマト、宇和島レモンでした。

そして、冬至ですからカボチャの甘煮、汁は蕪と鶏だんご、葛を引いて柚子皮を浮かべました。カボチャも汁も冬の味がしました。
今朝の気温は氷点下になりました。アメダスの最低気温は-0.7℃、寒いですけど風はないみたい、今日は買い物で走ります。夕はわが家の忘年会、外食なので私は気楽です。
ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が創設し、伯母の二代目吉駒から私に引き継がれた美登利会を主宰しております。今年の4月には第81回の舞踊公演を行うことができました、こんなに長く続けることができておりますのも、会を支えてくださる多くの皆様のおかげと、ただただ有り難く、感謝申し上げるばかりです。
《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第81回美登利会と第6回三代目吉駒リサイタルはこちらをご覧ください。
第80回美登利会と第5回三代目吉駒リサイタルはこちらをご覧ください。
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください。
お稽古場は前橋市城東町、三代目吉駒をご紹介しますのでこちらをご覧ください。