前略 おふくろ様

これからは、もう少し顔を出します。

 

マジックアワー 仙台へ帰る機内にて

 

 

先週、およそ8年ぶりに帰郷した。

といってもきっかけは、とある社長から届いた手書きファックスであった。

そこには、親族の葬儀に参列してほしいと。

 

実はその社長とは、あることがきっかけで、ここ数年疎遠になっていたのだが、

この時代に手書きファックスを受け取った私は何かを感じてしまい、

行かなければならないスイッチが入ってしまったのだ。

 

久しぶりの札幌は、いろいろ変わっていたが、空気感は当時のまま。

 

着いた翌朝、気が昂っていたのか5時前に目が覚め、恒例の旅ランに出た。

テレビ塔も道庁赤れんがも、改修工事中

これはこれで、レアであった。

特に、赤れんが庁舎は、遠目にはシートで覆われているとは分からなかった。

 

 

そして、やはりススキノは活気があって、ビールは美味かった。

 

しかし、とあるスナックには、なぜか仙薹四郎が・・・。

酔いも手伝い、ここは国分町か?と一瞬疑ってしまった。

 

冒頭の社長には数年前、私ごとで恩があり、その後ろめたさをずっと感じていた。

今回、それが少しは解け、私も胸の支えが取れた。

とまぁ、書きたいことはまだまだあるが、これ以上は胸の内にしまっておこう。

 

そして、おふくろに会えたことが、何よりであった。