▲抜いてきたった(服薬224日目) | ヒゲのブログ ~HIVに感染してからの話~

ヒゲのブログ ~HIVに感染してからの話~

2013年1月時点で3●歳のゲイリーマン。
2012年12月末に感染発覚。
これからどんな感じで生きていくかを、不定期で更新して行こうと思います。

ブログにはゲイやHIVに関する記載が出てくる為、ご理解頂ける方のみご覧頂けたらと思います。

こんにちは、ヒゲです

今年もあと2ヶ月・・・アッと言う間ですね

・・・という事は僕の仕事もあと2ヶ月・・・
やり残した事がないようにちゃんとやることリスト作らないと(゚Д゚)



で、タイトルの「抜いてきたった」

アレやナニを抜いたワケではなく、
抜いたのは

「親不知」

約20年前、僕が高校生の時に
左上の親不知を抜いて以来、
2度目の抜歯(今回は左下)

・・・トラウマなんです・・・親不知の抜歯・・・

前回は、親不知がヘンな向きに埋まっていて、
手前の奥歯が出るのを邪魔していたらしく、
「奥歯は人間必要だよね」
と諭され、
親不知を抜歯して奥歯を外に出すっていう
ちょっと大掛かりな事をしました

慶●病院を紹介されて、手術室みたいなトコで、
1時間・・・ガリガリゴリゴリやられて
歯茎を7針縫われた上に、
「上顎の骨、ちょっと欠けちゃいました」
なんて言われて・・・

病院を出る時には、顔左半分がどーんと腫れあがって、
40.0℃超えの熱に4日程うなされたんです・・・(;´Д`)ハァハァ


今回の親不知クンも、
何年か前から姿を少しだけ現していて、
体調と共に痛くなったりしていたんです・・・

歯医者に行くたびに
「ヒドくなる前に抜いたほうがいいですよ♪」
と言われつつも、
何となく脱げていたんですが・・・((;゚Д゚)ガクガクブルブル

今回抜歯するに至った経緯は、
どうやら今回の親不知くんの
手前の奥歯に少し虫歯が出来たようで、
その奥歯を治療するには
親不知を抜かないと治療できない
という僕にとっては理不尽な理由で、
ついに覚悟を決めたワケです


今通っている近所の歯科医院のドクターも
ヒゲくんが良ければ、僕抜いてもいいけど、
 拠点病院の方が、設備もしっかりしてるから任せるよ」
と言われていたので、
今回は拠点病院も口腔外科で抜く事になりました


9月の診察時に口腔外科も受診していて、
過去のトラウマについて熱弁をふるったら、
事前にいくつかの薬を処方されて、
抜歯する当日の朝から服薬を始めて、
腫れや発熱を極力抑えるようにしていただき、
ついに抜歯当日を迎えました

で、本日15:00の予約に合わせて拠点病院へ

午後の拠点病院は閑散と・・・
いつものHIV外来ではなく直接口腔外科へ

僕の口腔外科の担当医は、笑顔が可愛い女医さん

抜歯前に
・麻酔をしてまず歯茎を裂いて親不知を見えるようにします
・埋まり具合によって親不知を2コか3コに割って取りだします
・取れない場合はアゴの骨も少し削ります
・アゴの神経に根っこがかなり接近してるので、最後超痛いかも
・抜けたら裂いた具合にもよるけど3針~5針位縫います
・2日前後、絶対に腫れます
と笑顔で説明を受けて、

「じゃあ宜しくお願いします」

と抜歯スタート

麻酔が終わって、いざ歯茎を切開する直前に

「今の状況を細かく説明してほしいですか?
 それとも無言で進めてほしいですか?」

と聞かれたので、

「(;´Д‘)ハァハァ・・・逐一教えて下さいっ」

と理由もなく答える自分がいました

前回はごっつい手術室みたいなトコで、
口の部分しか穴が開いていない布を掛けての抜歯だったけど、
今回は普通の診察室での抜歯

でも、先生も歯科助手さんも
サンバイザーを逆さ向きにしたような
「顔面シールド」
を装着しての抜歯は、
やっぱり僕がHIV感染者だからかな

切開と親不知の上半分を取る所までは順調だったんだけど、
下半分が相当深く埋まっていて、
大分苦労をしながらも45分程度で抜歯・縫合まで完了

今日明日の注意事項を説明されて、会計

薬局で薬を貰って先ほど帰宅

で、今麻酔と痛み止めが切れたようで、
そろそろ痛みがシンドくなってきました・・・


血もまだ止まってなくて、
唾を吐くと、唾より血の量が圧倒的に多い・・・


まだまだ止まりそうにないので、
今日はドングリ君と一緒に寝るのはやめようかな

連休明けには出張だから、
それまでには腫れが治まってる事を祈るばかりです・・・