賢者の勉強技術
短時間で成果を上げる「楽しく学ぶ子」の育て方
谷川祐基 著
皆さんはどう考えます?
この本に書かれていたのは、
・勉強は「暗記ゲーム」
・勉強は「我慢大会」
ではなく、、、笑
相手の伝えたいことをわかってあげる
ということでした。
実際、私も入試問題を解いている時に、
「この問題文は何をさせたいのか?」
と考えます。
まさに
出題者の意図を読み取る
ことが勉強と繋がっていると感じます。
ただ、著者は下のように面白いことを書いていました。
たとえリンゴ農家でも木から落ちるリンゴの軌道計算をすることはありません。どちらかというと、「美味しいアップルパイの作り方」の方が重要で役に立つ情報かも知れません。
高校で、ニュートン力学よりアップルパイの作り方を教えてもらった方が、子どもたちの人生が豊かになる可能性はあります。それでも、ニュートンや文部科学省の人、学校の先生が伝えたいことは分かってあげましょう。
学校の先生の伝え方は必ずしも分かりやすくないし、なかなか同じ意見にはならないかもしれません。それでも「伝えたいことをわかってあげる」ことが勉強です。
(第3章 最強の勉強技術より)
これは、先生をやっていて、生徒によくされる質問と似てます笑 これをベースに回答すると少しは納得してくれますかね
「公式や単語」はただ覚えるものではなく、相手の意図を読み取り、答えるために必要な「道具や表現方法」ということかと思います。
つまり数学の勉強とは、
「数学」という世界で、
相手の伝えたいことをわかってあげる。
ということ。
他教科でも同じことが言えるので、
これは本質かもしれませんね。
色々な考え方があるので、一概にこれが答えとは限りませんが、本質の一部として
「相手の伝えたいことをわかってあげる」
「勉強のルール」
は個人的にしっくりきました
皆さんはどう考えますか?
他の章にも色々勉強について面白い考え方があるので、ぜひ読んでみてください
生徒から「こんな勉強って何でやるの?」の質問の回答の一つとして活用させてもらおうと思います👍
教室の比嘉より
子どもの思考や脳の話も載っていて、親が子どもに「勉強しなさい!」と言いたくなる理由や、思春期の子どもが勉強をしたくなる付き合い方も書いていてとても参考になりました。
それらで悩みのある方はぜひご一読下さい👍