弱みにつけこむ風邪の神 | su-sannのブログ

su-sannのブログ

コーギーのゆずとみかんがお空組になり、むぎ、あさひ、こはく3匹の元保護犬と散歩の日々
むぎ那覇出身 11歳くらい♀
あさひ与論島出身 3歳くらい♀
こはく:徳之島出身 3歳くらい♂

年末、バタバタ掃除や片づけに頑張りすぎたせいか、正月早々風邪をひいた。

のどが痛い程度で、たいしたことはなさそうですが、


落語「風邪の神送り」に出てくるように、弱みにつけこむ風の神、体力が弱ったり、ほっと気が緩むと、見事につけこんできますな。


この落語、短い話ですが、昔の風習がわかって面白いですね。

そういえば、吉朝さんが米朝宅での内弟子修行を卒業する日に、兄弟弟子に担がれ「風邪の神おくろ」とはやされながら、そのまま川に落とされたとか。




落語 「風邪の神送り」 (出典: wikipedia)


風邪で命を落とす人が多かった時代、悪性の風邪がはやると「風邪の神送り」をやった。紙で風邪の神の人形を作り、鐘や太鼓で囃し立てながら隣の町や村の境まで送っていく。終いには川や海へ流すのである。「送れ送れ風邪の神送れ、どんどと送れ」とやっていくと、「お名残り惜しい」という奴がいた。誰かと思ったら町内の薬屋であった。川へ投げ込まれた風邪の神の人形が、夜になって魚獲りの網に掛かった。「なんだお前は」「風邪の神だ」「それで夜網(弱み)につけ込んだな」