医療法人社団東都会 東区役所前整形外科 公式ブログ
  • 24Jun
    • 雑談その② 腰が・・・

      個人的なお話第二弾。ブログ執筆担当者には、1歳9ヶ月になる子供がいます。家の中で走り回ったり車のおもちゃで遊ぶことが好きな男の子なのですが、外を散歩する際はあまり歩きたがらずすぐに抱っこを求めてきます。買い物など外出が昼寝の時間と被ることもあるので、抱っこ紐を利用し前抱きしながら買い物へ、ということが生まれてからずっと習慣になっていました。ただ、1歳9ヶ月にもなると・・・重い。その一言に尽きます。現在体重約10キロちょっと。衣服や抱っこ紐で+約1キロ。自分の荷物含めトータル12キロといったところでしょうか?リュックを背負って行動するので前からも後ろからも重みが集約。主に腰と肩に。つい先日もその状態で買い物に行き、寝付いた我が子を抱きながら2時間以上動き回った結果。腰が・・・痛くなってしまいました・・・思わず小声になってしまいますが。そりゃそうだとしか言えません。当然の結果ですね( ;∀;)幸い、痛みのレベルは10段階中3~4程度。「まったく痛くないわけではなく、動くとちょっと気になる感じ」といったところ。まだまだ動ける!と自分を奮起。家事の合間にストレッチで紛らわせ、痛みは徐々に改善してきました。長引かなくて良かったです('ω')ノほんとに。抱っこ紐使用以外、日常生活での反省点としては、無理な姿勢を取ってしまったこと。落ちているものを拾うとき、無意識のうちにしゃがまず前かがみになってしまったり。そういう時、考える前にさっと動いてしまうんですよね。物を拾うときは出来るだけしゃがむこと!!床にぶちまけられた車のおもちゃを踏んでしまって悶絶しつつも。それらを片付けるとき特に、腰をあまり曲げないように気を付ける必要があるな、と再確認しました。抱っこ紐生活はまだしばらく続く予定ですので、再発しないよう気を付けて過ごしていきます!個人的な雑談でした(*'ω'*)

  • 22Jun
    • 【姿勢】のお話 その②の画像

      【姿勢】のお話 その②

      姿勢のお話第二弾です!第一弾はこちらからどうぞ♪↓『【姿勢】のお話 その①』「背中は丸めないで。ピンと伸ばして」「このくらいは伸ばさないと!」診察の際によく聞く言葉。院長は↑の言葉と共に、患者様の後ろに回って背中をぎゅーっと押しま…ameblo.jp一口に姿勢といっても様々な分類があります。座っている姿勢、立っている姿勢、寝ている姿勢。どこに座っているか、どんな座り方をしているか。座っている場所は椅子か床かベッドか。椅子であるならば食卓椅子かソファーか座椅子か。正座なのかあぐらなのか足を組んでいるのか。立っているときに体重を片方に傾けているか。足は開いているか閉じているか。寝ているとき仰向けか横向きかうつぶせか。足は伸ばしているか曲げているか。などなど・・・一日の中でどのような姿勢をとることが多いでしょうか?姿勢は状況によっても変化します。仕事中か家でリラックスしているときか外出しているときなのか。その姿勢をとるにあたって自分の重心線がどのように位置しているかを知る必要があります。人体の重心は骨盤内で仙骨(お尻側の骨)のやや前側に位置しています。重心の位置を足底から計測すると、成人男性では身長の約56%、女性では約55%の高さにあります。重心の位置は体型によって個人差がありますが、子供の場合は重心が成人よりも頭側に近く、立位姿勢のバランス保持が不安定になります。身体内部の重心位置を体表面から観察することは出来ません。しかし、その重心をたどる理想的なアライメント(配列)は目で見て確認することが出来ます。(1)左右方向のアライメント【背中側を見て、下記の5つの指標が矢状面にあって垂直であるとき左右方向のアライメントがよい】とされます。(Basmajian et al 1985)①後頭隆起②椎骨棘突起③殿裂④両膝関節内側の間の中心⑤両内果の間の中心(2)前後方向のアライメント【側面を見て、下記の5つの指標が前額面において垂直線上にある時前後方向のアライメントがよい】とされます。①乳様突起(耳垂のやや後方)②肩峰(肩関節前方)③大転子(時にやや後方)④膝関節中心のやや前方(膝蓋骨後面:膝前後径の前1/3)⑤外果の前方(足関節のやや前方、外果の5~6センチ前方)▼不良姿勢の一例(側方)アライメントの線がずれていることがわかります。▼理想的な立位姿勢を保つとき、多くの方は足趾側に体重をかけ前のめりになることが多いです。▼その状態から少しだけ後ろ、土踏まず~踵側に体重をかけるように意識してみましょう。こうするとより理想的な姿勢アライメントを取ることが出来ます。また、安静立位姿勢にはいくつかの理想点があります。・自発的な身体動揺がわずかであること。・直立姿勢を乱すように働く重力の影響を最小にすること。・保持するのに要する筋活動やエネルギー消費が最小であること。先に挙げたアライメント通りに理想的な姿勢を保つことはとても大変です。(この姿勢を保ちながら生活することは正直かなりきついです(-_-;))短時間でも構いません。「意識」し「姿勢を正しくしてみよう」と考え、実行することがとても大切な一歩になります。その時間を少しずつ長くしていくことから始めていきましょう!!

  • 16Jun
    • 【姿勢】のお話 その①

      「背中は丸めないで。ピンと伸ばして」「このくらいは伸ばさないと!」診察の際によく聞く言葉。院長は↑の言葉と共に、患者様の後ろに回って背中をぎゅーっと押します。文字通りぎゅーーーっと、です。「この状態でずっと過ごさないといけないの・・・?」「この姿勢のままは無理!」診察を終えた患者様は私たちに対して、時に心配そうに尋ね、時に断言します。「無理なものは無理」であると。↑おそらくイラストのような心境だと思います。「姿勢をよくしましょう」「良い姿勢のまま生活しましょう」私たちセラピストが患者様に伝える言葉。(最早口癖のようになっている気もしますが・・・)私たちのその言葉の後ろには、「出来るだけ」「可能な限り」という一文が追加されます。では、「良い姿勢」とは一体どういったものなのか?どの程度に保てれば「良い姿勢」になるのか?今一度確認していこうかと思います!◎そもそも姿勢とは?姿勢という言葉は身体の構えあるいは全身の形を表すのに用いられ、日常的には比喩的に態度や心構えを指すこともあります。私たちがよく使う意味での【姿勢】はこの「身体の構え、全身の形」のことをいいます。「良い姿勢」「悪い姿勢」を判断する基準は、どのような視点を持つかによって異なります。視点の中には下のようなものがあります。・力学的=『姿勢の安定性や力の効率性』・形態学的=『脊柱、四肢の骨格、関節や筋肉の構造』・神経学的=『神経筋の活動』・運動生理学的=『疲労、循環、エネルギー代謝』・心理学的=『性格や心理状態』・・・などなど。力学的に安定しているか、生理的に疲労しにくいか、心理的に不安定ではないか、作業能率から見て効率が良いか、美学的に見て美しいか。それぞれの要素が重なり合って「姿勢」に影響を及ぼします。色々な着眼点がある中で、私たちが患者様に伝える「良い姿勢」とは力学的かつ形態学的な視点を多く含んでいます。力学的な安定性とは、「頭部・体幹及び四肢の各関節の重心を統合した重心線が支持基底の中に位置している」ことをいいます。支持基底面とは「両足で立位になったときに両足底及びその間の部分を合計した面積」のことです。この面が広く、また中心に近いほど安定性は良くなります。座っているときや立っているときに不安定ではないか、重心線がどのようになっているのかを確認し、それらがどのように身体へ影響を及ぼしているのかを知ることが疼痛緩和の為にとても大切になってきます。基本的な姿勢に関するお話はこの辺りで終え、次回はその重心線に関する説明を行っていきたいと思います!!

  • 15Jun
    • ★7月の診療日に関してのお知らせ

      7月は暦の変更通り、19日(月)→祝日ではなく、通常通り診察(金谷院長)を行います。22日(木)~25日(日)は休診日となっておりますのでご注意ください!!(※リハビリもお休みです)8月のお休みに関しては、また時期が近付き次第改めてお知らせします。北海道の緊急事態宣言は6月20日に一旦解除される見通しとなっています。解除したからといって緩むことはなく、今まで通り感染対策を行った上で診療、リハビリを行って参ります!!今後も体調管理に気を付けて過ごしていきましょう(/・ω・)/

  • 14Jun
    • 疾患学習と保存療法 「首が痛い」その① 【頸椎椎間板ヘルニア】

      「腰の痛み」と「膝の痛み」が当院を受診する患者様において最も多い二大症状であるということは、何度もお伝えしてきたかと思います。それぞれの代表疾患と、それに適応した保存(運動)療法としてストレッチと筋力トレーニングもご紹介してきました。今回以降はその二大症状以外の疾患に着目し、どのような症状のある方が当院を受診されるのかを疾患別にご紹介していきたいと思います!二大症状に続き多い症状は「首の痛み」です。朝起きたときに首が痛くなる「寝違え」、経験したことのある方も多いでしょう。画像検査で異常がみられないことがほとんどであり、どのようなメカニズムで痛みが生じるのか明確には解明されていません。通常は数日安静にしていれば自然と痛みが和らいでいくことが多いですが、中々痛みが取れず悪化していくケースもあります。もしかするとその症状は、頸椎椎間板のヘルニアかもしれません。▼頸椎椎間板ヘルニアとは?加齢に加え、スポーツや重労働、外傷による力学的負荷などが発症要因となります。頸椎は7つの椎骨で構成され、その骨と骨の間には椎間板という弾力のある連結組織が存在しています。何らかの要因でその椎間板が後方・後側方へ飛び出てしまうと、脊髄や神経根を圧迫し各症状が出現します。好発部位は中位頸椎(頸椎の4番目~5番目と5~6番目)で、圧迫している部分により脊髄症状や神経根症状が現れます。▼症状、所見に関して頸部の凝り感、不快感、疼痛、運動制限などが生じます。◎脊髄症状しびれ(感覚障害)、麻痺、こわばり(運動機能障害)、膀胱直腸障害など◎神経根症状神経痛(疼痛、放散痛)、しびれ(感覚障害)、麻痺(運動機能障害)など▼検査、診断進行度合いにより椎間板腔の狭窄や骨棘が形成されている様子がX線検査で確認できます。MRIは脱出髄核、椎間板変性の描出に優れており最も有用とされています。上肢の放散痛を誘発させるスパーリングテストを行い陽性か陰性かを確認します。◎スパーリングテスト痛みの増強やしびれの放散を増強させるテストで神経根障害を調べるものです。頸部を後屈・患側(症状の出ている方)へ側屈させた状態で下方に深く圧をかけて椎間孔を狭め、患側上肢(腕)に疼痛が誘発もしくは増強されるか、しびれが放散されるか否かを確認する方法です。陽性であれば神経根障害ありと診断されます。▼治療腰椎椎間板ヘルニアと同様保存療法か手術療法が選択されます。保存療法としては薬物療法、頸椎カラー装着、牽引療法、神経ブロック、ストレッチやリラクゼーションを行います。保存療法では症状が改善されないケースや日常生活に支障をきたしているケースでは手術療法として①頸椎前方除圧固定術②頸椎椎弓部分切除術などが検討されます。ここまでが大まかな頸椎椎間板ヘルニアに関してのご紹介です。次回以降は頸椎椎間板ヘルニア以外の「首の痛み」を引き起こす疾患と、それに伴う運動療法のご紹介をそれぞれ行っていきたいと思います!!札幌では日中の寒暖差がとても大きくなってきました。風邪などひかないよう体調管理には気をつけましょう!!

  • 11Jun
    • 雑談その① 暑いですね!!

      6月11日、北海道にも夏の日差しが降り注ぎ始めました。札幌では今年初の真夏日を観測するとのことで、熱中症にはより一層気を付けていきたいですね。当院のエアコン設備は少々古・・・壊れ・・・・・・冷えにくくなることが例年何度かあるのですが(特に稼働し始め)、昨日見事にその状態になってしまいました。動いているけれどもあまり冷えない。あ、暑い!!!ι(´Д`υ)換気しつつの冷房稼働は中々難しいですねι(´Д`υ)午後、業者の方が来て修理して頂いたので今日は何とか冷えております!あくまでも応急処置なので完全では無いのですが・・・北海道にはエアコンが設置されていない家も沢山ありますし、予防のためにも水分補給はこまめにしていきたいですね。勤務中もたくさん水分補給をして業務をこなしていきたいと思います。話は変わりまして、個人的なお話をひとつ。週刊少年ジャンプで現在連載中、アニメ化もされて人気に火が付いた漫画の呪術廻戦。先日、その作者である芥見先生が体調不良により1ヶ月休載するとのニュースが・・・年末には映画も公開されることも含め非常に多忙なようで、最近は下書きで本誌に話が掲載されていたりと個人的に心配していました。(富樫現象とネットもざわつきました)漫画家は基本的にずーーーーっと座り作業。非常に過酷な職業のひとつである、と思っています。そのせいか身体を壊す方も多く(ハンターハンターの富樫先生やワールドトリガーの葦原先生など)、若くして亡くなる方も多い印象を受けます。漫画という素晴らしいエンタメを提供して下さる漫画家の皆様には、ご自身の身体を第一に考え無理のないように作品を提供して頂きたいな、と一個人のファンとして考えています。芥見先生、お大事に!!!!個人的な雑談その①でした。

  • 08Jun
    • 疾患学習と保存療法 「膝痛改善セルフエクササイズ」【2】筋力トレーニングの画像

      疾患学習と保存療法 「膝痛改善セルフエクササイズ」【2】筋力トレーニング

      6月に入りすっかり季節も夏らしくなってきましたね。本州に比べて幾らか涼しい北海道といえど、お盆が過ぎるまではじりじり暑い日が続きそうです。特に今年は気圧の関係からか例年よりも気温が高くなるとの予報が・・・ι(´Д`υ)熱中症に気を付けて、水分補給を忘れずに!!当院でリハビリを行う場合も、お水を沢山飲んでくださいね!!そんなわけで今回は、膝痛改善セルフエクササイズの第二弾として、膝関節周辺の筋力トレーニングをご紹介していきます!!膝関節周囲疾患(特に変形性膝関節症)においては、太もも周辺の筋肉を鍛えることがとても大切になってきます。身体の核となる体幹部を鍛えることも必要ですが、そちらは腰痛対策運動にて記載しているので今回は割愛します(/・ω・)/↓確認はこちらからどうぞ♪『疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニング その①』今回の記事のテーマは、セルフエクササイズとして当院でも行っている基礎的な筋力トレーニングです!!【2】筋力トレーニング筋力トレーニングとは、骨格筋の出力…ameblo.jp↓膝関節周辺のストレッチ編はこちらからどうぞ♪『疾患学習と保存療法 「膝痛改善セルフエクササイズ」①ストレッチ』今回以降は膝関節周辺の疼痛改善、再発予防のためのセルフエクササイズをご紹介していきたいと思います。第一弾はストレッチです!!腰痛改善体操と重複している部分…ameblo.jp①パテラセッティング▼開始姿勢足を伸ばします。膝下に丸めたタオルを置きます。※膝のお皿が天井を向くように足はまっすぐ伸ばします。▼タオルをつぶすようにぐっと足に力を入れます。▼膝のお皿部分の筋肉に力が入ればOKです。2~3秒力を入れ、緩めるのを一回とカウントし10回繰り返します。これを2~3セット行いましょう。②内転筋トレーニング▼開始姿勢仰向けになります。両膝を曲げて、ボールもしくは丸めたタオルを足の間に挟みます。▼それをつぶすようにふとももの内側に力を入れます。①と同様2~3秒力を入れ、緩めるのを一回とカウントし10回繰り返します。これを2~3セット行いましょう。③SLRトレーニング▼開始姿勢仰向けになります。片足を曲げ、反対の足を伸ばします。▼つま先を上げた状態で伸ばしている方の足を持ち上げます。※上げる高さの目安は曲げている方の膝程度です。※膝のお皿とつま先が天井に向いたままにしましょう。上げた状態で5秒キープしゆっくりと下ろします。これを10回2~3セット行います。④立ち上がりエクササイズ▼開始姿勢椅子もしくはベッドに腰かけます。両手は腰にあてるor胸の前で手を組みます。両足は肩幅程度に開き、足の間にボールかタオルを挟みます。▼横から見た画像です。▼立ち上がるように体幹を前傾させます。下腹部に力を入れながら、お尻がベッドからこぶし二つ分程度離れるように持ち上げます。この姿勢のまま2~3秒キープしましょう。▼ゆっくりと座ります。このときドスンと座らないよう注意しましょう。▼再び開始姿勢に戻ります。これを10回行いましょう。※太ももの前側に力が入っているか確認しながら行ってください。⑤スクワット様々な方法がある運動の代名詞といえばスクワット。テレビや本でも多種多様な方法が紹介されています。今回記載している方法はあくまでも一例です。柔軟性や筋力などその方自身に合った方法がありますので、詳しくはリハビリ担当者にご確認ください!!▼開始姿勢両足は肩幅程度に開きます。両手は腰に当てるor胸の前で組みます。▼体幹を前傾させゆっくりと両膝を曲げ腰を落とします。▼開始姿勢を横から見た画像です。▼頭の位置は膝~つま先よりも前に出ないように気をつけましょう。この姿勢のまま5秒キープしゆっくりと戻します。これを10回2~3セット行いましょう。※つま先や曲げた両膝が内側や外側に向かないよう注意してください。⑥フォワードランジフォワード=前方という意味です。ランジは足を踏み込んでその姿勢をキープする運動のことをいいます。▼開始姿勢足を前後に開きます。▼それぞれの膝をゆっくりと曲げていきます。▼前からみた開始姿勢です。▼スクワットと同様膝がつま先を越さない程度まで曲げます。※前に置いている膝やつま先が内側・外側に向かないように注意してください。この姿勢のまま5秒キープし足を戻します。戻す際に体幹がふらつかないよう気を付けましょう。これを10回繰り返します。⑦サイドランジサイド=横に足を踏み出してキープする運動です。▼開始姿勢肩幅より少し広く足を開きます。▼片側の膝を曲げて体重をかけます。▼スクワットやフォワードランジと同様、膝の角度には気を付けましょう。※膝やつま先が内側・外側に向かないように注意してください。この姿勢のまま5秒キープし足を戻します。戻す際に体幹がふらつかないよう気を付けましょう。これを10回繰り返します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上が基礎的な膝関節周辺の筋力トレーニングです。スクワット部分でも記載しましたが、これらの方法はあくまでも一例です。「痛みを取りたい」「筋力を強化したい」「転ばないようにしたい」などなど。それらの目的のために行うトレーニングですが、手法や内容は人によって異なります。膝が痛い方がこれらをいきなり全て行うと、却って痛みがひどくなるケースもあります。無理のない範囲で、どの程度行うべきなのか?内容や回数は個人差がありますので、直接担当者にご確認頂くことが一番かと思います。疑問等ございましたらお気軽にご連絡ください!!

  • 07Jun
    • 疾患学習と保存療法 「膝痛改善セルフエクササイズ」【1】ストレッチの画像

      疾患学習と保存療法 「膝痛改善セルフエクササイズ」【1】ストレッチ

      今回以降は膝関節周辺の疼痛改善、再発予防のためのセルフエクササイズをご紹介していきたいと思います。第一弾はストレッチです!!腰痛改善体操と重複している部分も含まれてくるかとは思いますが、再度確認して頂ければと思います。↓腰痛改善のストレッチはこちらからどうぞ♪『疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【1】ストレッチ』今回以降は保存療法の中で特にリハビリテーション科と関わりのある運動療法をご紹介していきます。腰痛予防・改善体操として、当院ではご自宅で行って頂けるセルフスト…ameblo.jp①お尻まわりの筋肉を伸ばす▼開始姿勢仰向けになります。▼太ももと足首を支えて片足を曲げます。お腹側に足を持ってきましょう。曲げて膝が痛む場合は痛くない範囲まで膝を曲げましょう。▼前から見た場合の画像です。▼足の角度を変えると伸びる筋肉も変わります。※膝の痛みが出ない範囲で曲げてみてください。②太ももの裏の筋肉を伸ばす▼開始姿勢▼膝うらを両手で支えます。支えた状態からお腹側に足を少し近づけます。※腕で足を支えるのが辛い方はタオルを足に巻いてみましょう。▼↑の状態から膝を伸ばしてみましょう。反対の足が浮かない範囲で行います。▼座った状態で足を伸ばして行う場合はこちら。③太ももの前側の筋肉を伸ばす▼開始姿勢うつ伏せになります。▼手で足先を持ち膝を曲げます。足は力を抜いて腕の力で膝を曲げていきます。柔らかい方は踵がお尻にくっつきます。※関節周囲が痛い場合は無理をしないでください。太ももの前側が突っ張るような痛みがあればOKです。※手で足をつかむことが難しい方は足首にタオルを巻いて行いましょう。▼横向きでも行えます。]▼立って行う場合もあります。▼片足立ちが不安な方は、足を支えていない方の手で椅子や壁で支えてください。④ふくらはぎの筋肉を伸ばす▼開始姿勢足を前後に開きます。ふらつく方は椅子や壁で身体を支えてください。▼前足は曲げて前方に体重をかけていきます。後ろ足は膝が伸びないように、踵が地面から離れないように気を付けてください。⑤鼠径部の筋肉を伸ばす▼開始姿勢伸ばしたい(ストレッチしたい)方と反対の方の膝を立て片膝立ちになります。※画像の場合は左足です。▼少しずつ前方に体重をかけます。▼画像のように傾いていくと鼠径部が伸張されていきます。※膝の痛みが強くならない範囲で行ってください。⑥ふとももの外側の筋肉を伸ばす▼開始姿勢肩幅くらいに足を開いて立ちます。▼伸ばしたい(ストレッチしたい)方の足を斜め後ろに持っていきます。※画像は右足です。▼後ろに持っていった方の足と同じ腕を上にあげ、上半身を反対方向に倒します。※画像は右腕を上げて反対方向の左側に倒しています。このときストレッチされるのは右側の太もも横(大腿筋膜張筋)です。ストレッチ編、いかがでしたか?腰痛改善体操と被っている内容=腰にも膝にも大切な部位である、ということです!!「どちらか片方のみ痛い方」も「両方痛みがある方」も、是非習慣づけて行ってみてください!次回は膝関節周囲の筋力トレーニングを予定しております。腰痛改善体操とはまた異なった内容となっておりますので、ご確認頂けたらと思います('ω')ノ

  • 03Jun
    • 疾患学習と保存療法 「膝が痛い」その① 【変形性膝関節症】

      第一弾のテーマである【腰痛】とともに、当院を受診する患者様で多い「膝が痛い」という症状。感じる年代は幅広く、痛みの部位や症状も様々です。ということで、『疾患学習と保存療法』第二弾のテーマを「膝の痛み」に設定し、代表的な疾患の説明をしていきたいと思います!膝関節の疾患で特に多いのは変形性膝関節症です。そもそも変形性関節症とは、【加齢などにより関節の軟骨が摩耗・変性し骨が変形する慢性進行性の疾患】をいいます。股関節や膝関節など負荷のかかる関節に多く発生します。まずはじめに膝関節の構造を確認していきましょう。膝関節は大腿骨(ふとももの骨)・膝蓋骨(膝のお皿)・脛骨(下腿の前側にある太い骨)・腓骨(下腿の外側にある細い骨/膝関節には直接関与していませんが・・・)の4つから形成されます。大腿骨の関節面は丸く、その丸い関節面が脛骨の平らな関節面を転がるようにして動きます。膝関節には体重を支えるための安定性と歩くとき、走るときに伴う大きな可動性が必要となります。その安定性や可動性を補うために内・外側半月板、内・外測側副靭帯、前・後十字靭帯などが存在しています。◎内側半月板と外側半月板ふとももの骨とすねの骨の間にあります。内側は上から見ると細いC字状、外側はO字状に近い形をしています。半月は関節唇、関節円板と同様に関節軟骨が特殊化したもので、その機能は①関節の適合性を良好にする②緩衝(クッション)作用③可動域を適正に保つ④関節内圧を均等化する⑤滑液を分散させる・・・などがあります。変形性膝関節症が進行するとこの半月板が変性したり断裂してしまい、痛みが悪化したり歩行が困難になってしまうのです。では、変形性膝関節症に関しての説明に移ります!変形性膝関節症(osteoarthritis of the knee;通称KOA)には2つ種類があります。ひとつは明らかな原因がなく加齢変化や肥満が原因である一次性膝関節症。もうひとつは骨折や関節炎、靭帯損傷などの後遺症として起こる二次性膝関節症です。病態としては前述したように、膝関節の軟骨が摩耗・変性・消失して、半月板の変性・断裂、骨の変形が生じ慢性的な関節炎を発症します。▼症状、所見に関して主な症状は膝の痛み、関節可動域制限(膝を曲げたり伸ばしたりする動きが悪くなす)です。◎初期は立ち上がりや歩き始めなど動作時のみ痛みを感じる程度ですが、進行していくと安静時にも痛みが出たり一度痛むと中々収まらない持続的な強い症状になっていきます。◎炎症が起きると関節の身体の組織や器官の一部が腫れ上がる腫脹が生じます。◎骨の変形が進むと関節の変形や内反膝(いわゆるО脚)が生じ、跛行という歩行異常を呈します。▼検査、診断に関してX線検査では関節間が狭くなっているか、関節面の状態はどうなっているか、軟骨が骨化しているか、骨棘(骨の一部が変形して棘のように突出した部分)などが見られるかを確認します。炎症が起きて腫れている場合は関節液検査が選択されます。半月板の状態や骨内の病変の有無を調べたり関節リウマチなどとの鑑別診断をするために、MRI検査や血液検査を行うこともあります。▼治療に関して一次性膝関節症の場合は特に肥満も増悪因子となるので、体重管理も大切になります。ヒアルロン酸注射や投薬などの薬物療法、杖や足底板を使用した装具療法、運動療法といった保存療法を第一に行っていきます。進行例や改善が見られない症状の場合は手術を考慮します。変形の程度が比較的軽い場合は脛骨骨切り術、高度の変形では人工膝関節置換術が選択されます。関節水腫を繰り返す場合は、関節鏡視下で滑膜切除術を行う場合もあります。以上、簡単ですが変形性膝関節症に関する説明はここまでです!腰痛の際と同じく、次回以降は膝関節疾患に適したセルフエクササイズをご紹介していきたいと思います。変形性膝関節症以外にも膝関節に関する疾患はございますので、そちらに対する疾患学習も予定しています。膝まわりの不調がある場合、お気軽にご来院ください!!

  • 28May
    • 疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニングその④の画像

      疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニングその④

      年々時間の経過があっという間に感じられる今日この頃。患者様の予約を確認するためにふとカレンダーを見て、「もうすぐ6月なんだな」と驚きました。一年の折り返し地点ですね。一日の中で気温の寒暖差も激しくなっており、季節の変わり目でもありますが体調等崩していませんか??免疫力を向上させるためにも適度な運動は必要とされています。そんなわけで、体幹筋のトレーニングのご紹介第四弾です!!前回までのおさらいはこちらからどうぞ♪↓↓↓『疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニングその③』体幹筋トレーニングのご紹介、第三弾です!!★第一弾はこちらから↓『疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニング その①』今回の記…ameblo.jp(7)四つ這い運動腹筋群と足の筋肉を鍛える運動です。膝関節や肩関節が痛い方は無理のない範囲で行ってみてください。①各四肢単独バージョン▼開始姿勢四つ這い位になります。この際、腰が反りすぎたり背中が丸まったりしないようフラットな状態を作りましょう。▼まず片方の腕を持ち上げまっすぐ伸ばしてみましょう。左右どちらの腕もそれぞれ持ち上げてみてください。▼次は両手と片足で支えたまま片足を持ち上げてみましょう。※骨盤が傾かない高さまで持ち上げましょう。あまり上げすぎると身体が斜めになってしまうので注意してください。②対角線▼四肢単独での動作が可能であれば次は対角線上の手と足を一緒に持ち上げます。この姿勢のまま10秒キープし、5回×1セットとし2~3セット行いましょう。(8)シッティングヒップフレクション ふとももを上げる運動です。足の筋力を鍛えるというよりは足を上げる際に体幹を固定するイメージで行います。▼開始姿勢ベッドもしくは椅子に座ります。両手は腰に置くか胸の前で組んでください。▼どちらかの足を上に持ち上げます。(画像は左足)高く持ち上げる必要はなく、身体の位置がぶれないように注意しましょう。▼今度は反対の足を持ち上げます。(画像は右足)これを交互に20回~30回程度繰り返します。(9)骨盤前後傾運動骨盤の動きと脊椎の動きを連動させて行う運動です。この運動は筋力トレーニングという訳ではなく、背中の動きをしなやかにするために行います。▼開始姿勢ベッドもしくは椅子に腰かけます。両手は腰に当てるか胸の前で組んでください。▼息を一度軽く吸ってから「ふーーーー」と長く吐き出します。吐き出しながら背中を丸め骨盤を後ろに傾けます。▼次に息を大きく吸います。吸いながら背中を反らすように伸ばし骨盤を前に傾けます。一連の動きを10回×2,3セット行いましょう。体幹筋の筋力トレーニングはひとまずここで区切りたいと思います!当ブログで記載している内容はあくまでも一例であり、その方にあったトレーニング内容は様々です。(痛みの出方や身体の柔軟性などによっても負荷や強度は変化します)自分で行っている内容が正しいのか不安に思われる方はお気軽に来院ください!当院で働く理学療法士及び柔道整復師が、貴方に合った内容のプログラムをご提案いたします!!次回からは膝関節の疾患学習を予定しております。

  • 26May
    • 疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニングその③の画像

      疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニングその③

      体幹筋トレーニングのご紹介、第三弾です!!★第一弾はこちらから↓『疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニング その①』今回の記事のテーマは、セルフエクササイズとして当院でも行っている基礎的な筋力トレーニングです!!【2】筋力トレーニング筋力トレーニングとは、骨格筋の出力…ameblo.jp★第二弾はこちらから↓『疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニング その②』①に引き続き体幹筋のトレーニングをご紹介します。↓前回のおさらいはこちらからどうぞ♪『疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニング …ameblo.jp前回の記事も併せてそれぞれご確認ください!(5)フロントブリッジ体幹筋、下肢筋のトレーニングとしてとても有効な運動です。ご自身の状態に合わせて強度をアップしてみましょう。①膝つきバージョン▼うつ伏せになり、両肘を立てます。更に両膝を曲げてお腹をベッドから離すようにぐっと上に持ち上げます。この状態のまま10秒キープします。慣れてきたら20秒、30秒と秒数を増やしていき、一分程度キープできるように目指してみましょう。※頭の位置が下がらないように気を付けてください。②膝伸ばしバージョン①が楽にできる方は強度を上げてみましょう。▼開始姿勢うつ伏せになり、両肘を曲げ膝を伸ばした状態でつま先を立てます。▼その状態のままお腹をぐっと持ち上げます。お尻が高く上がり過ぎないように&身体がベッドとなるべく水平になるようにします。①と同様にこの姿勢を10秒キープします。慣れてきたら秒数を増やしていきましょう。③更に強度を上げたい場合はこちら↓片足上げバージョン!▼②の姿勢のままどちらかの足を持ち上げキープします。なるべく身体が傾かないよう気を付けてください。※決して無理のない範囲で、ご自身の状態に合わせた強度で行ってみてください。(6)サイドブリッジ身体の横側の筋肉を鍛える目的で行うトレーニングです。①膝つきバージョン▼開始姿勢両膝を曲げて横向きになります。下になっている方の肘を曲げて上体を起こします。▼膝を曲げベッドに接地した状態のまま膝から上をぐっと上に持ち上げます。この姿勢のまま10秒キープしましょう。フロントブリッジと同様、慣れてきたら秒数を増やしていきます。▼↑の状態が苦なく行える場合は上の足を持ち上げます。②膝伸ばしバージョンフロントブリッジと同様、①が負担なく行える場合は膝を伸ばして行ってみます。▼膝を伸ばして横向きになり片肘を立てます。足首と肘を支点にして身体を上に持ち上げます。この際重心が前や後ろにずれないよう気を付けましょう!10秒キープに慣れてきたら同じく秒数を増やします。▼更に強度を上げたい場合はこちら!サイドブリッジの片足上げバージョン!重心がふらつかないよう気を付けながら行いましょう。◎繰り返しになりますが、ご自身の状態に合わせた負荷で行ってみてください。◎無理は禁物です!!今回はここまでのご紹介です。次回でひとまず体幹筋のトレーニングは一旦終了予定です。以降は膝関節の疾患学習を予定しております。

  • 24May
    • 疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニング その②の画像

      疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニング その②

      ①に引き続き体幹筋のトレーニングをご紹介します。↓前回のおさらいはこちらからどうぞ♪『疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニング その①』今回の記事のテーマは、セルフエクササイズとして当院でも行っている基礎的な筋力トレーニングです!!【2】筋力トレーニング筋力トレーニングとは、骨格筋の出力…ameblo.jp※痛みがある場合は無理のない範囲で行いましょう。(3)上体起こし腹筋群の筋力トレーニングです。「腹筋運動」と聞くとイメージで↓このような姿勢を思い浮かべる方も多いかと思います。頭の後ろで腕を組んで勢いよくぐっと上体を完全に持ち上げるこの姿勢。しかし、ここまで上体を持ち上げると腰椎にかかる負担が大きくなるため、あまりこの方法は推奨しておりません。下記が腰に負担が少ない状態で行える上体起こしです。▼開始姿勢仰向けになり両膝を曲げます。両腕は曲げて胸のところに置きます。▼ゆっくりと上体を持ち上げます。持ち上げる高さは肩甲骨がベッドから離れる程度でOKです。この姿勢のまま2~3秒キープします。キープしたあとは再びゆっくりと下ろしましょう。※呼吸を止めないように注意しましょう。この動作を10回×1セットとして一日2~3セット行いましょう。(4)ペダリングこの運動も腹筋群を鍛える効果があります。▼開始姿勢仰向けになり両膝を曲げます。腰の反っている部分に両手を差し入れます。腰の反りが少なくなるよう、差し入れている手を圧迫して「ぐっ」と押しつぶします。この状態をずっとキープできるように力をこめたままにしましょう。①足接地バージョン▼足はベッドに接地した状態のまま、ベッド上を滑らせるようにして片膝を伸ばします。この際腹圧は緩めずキープしたままにしましょう。▼伸ばしている方の足をゆっくりと曲げ、反対に曲げている足を伸ばします。これを交互に繰り返します。②足浮かせバージョン▼①の状態で慣れてきたら足を浮かせて行ってみましょう。自転車をこぐように足を動かすのでペダリングといいます。※腰の反りが強くならないように腹圧を緩めないでください。反りが強くなると腰にかかる負担が大きくなるので注意しましょう。今回はここまで、です!次回もまた体幹筋トレーニングをご紹介します!!『疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニング その①』今回の記事のテーマは、セルフエクササイズとして当院でも行っている基礎的な筋力トレーニングです!!【2】筋力トレーニング筋力トレーニングとは、骨格筋の出力…ameblo.jp

  • 21May
    • 疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニング その①の画像

      疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【2】筋力トレーニング その①

      今回の記事のテーマは、セルフエクササイズとして当院でも行っている基礎的な筋力トレーニングです!!【2】筋力トレーニング筋力トレーニングとは、骨格筋の出力・持久力の維持向上や筋肥大を目的とした運動の総称です。抵抗のかけ方にはさまざまなものがあり、重力や慣性を利用するものやゴムなどによる弾性を利用するもの、油圧や空気圧による抵抗を用いるものが一般的とされています。(Wikipediaより)当院では、道具を用いらず手軽に行えるタイプの筋力トレーニングを推奨しています!(例)↓腕立て伏せもそのうちのひとつですね。あまり患者様に対しては行いませんが・・・今回は腰痛予防・改善体操というテーマに沿って体幹・下肢の筋力トレーニングを写真とともにご紹介します。(1)ドローイン呼吸に合わせて体幹を鍛える方法です。強い腰痛が生じている場合でも負担なく行えます。息を吐く際おへそを背骨に近付けていくように、腹部の筋肉を収縮させて腹圧を高めていきます。▼開始姿勢立位でも行えますが仰向けの状態で行うことが多いです。仰向けになり両膝を曲げます。▼お腹側の出っ張っている骨の内側を両手で触ります。鼻から息を大きく吸ってお腹を膨らませましょう。▼口から息を「ふーーーー」と長く吐き出しつつお腹をへこませていきます。その際、手で支えているところにぎゅっと押し返す力が働くようにします。息をしっかりと吐き切ることが大切です。▼触る部分はこの辺りです。◎息を吸って吐きながら力を入れる一連の動作を10回1セットとして2~3セット程度行います。(2)ブリッジお尻の筋肉や腹筋、太ももの筋肉を鍛える運動です。▼開始姿勢仰向けになり両膝を曲げます。手は画像のように伸ばすもしくは曲げてお腹の上に乗せます。①両足バージョン▼お腹とお尻にぐっと力を入れながらゆっくりお尻を持ちあげます。▼上げる高さの目安としては、横から見たときに肩~股関節~膝関節が一直線になるように上げましょう。※お尻を持ち上げたときに痛みがある場合は無理をせず、上げられる高さまで上げてください。上げた高さで5~10秒程度キープしてゆっくり下ろしましょう。その際どすんと着地しないよう注意してください。◎5~10秒キープ×10回を1セットし、2~3セット行いましょう。②片足バージョン上記の両足バージョンが苦も無く行える場合は片足バージョンで行いましょう。▼足を組んだ状態や、▼足を伸ばした状態で行うと両足で行うよりも負荷が強くなります。ご自身の状態に合った内容にチャレンジしてみてください。今回はここまで、です!次回も引き続き体幹筋のトレーニングをご紹介します!

  • 19May
    • 疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【1】ストレッチ ★補足の画像

      疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【1】ストレッチ ★補足

      前回の記事にて記載したストレッチの補足内容です。『疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【1】ストレッチ』今回以降は保存療法の中で特にリハビリテーション科と関わりのある運動療法をご紹介していきます。腰痛予防・改善体操として、当院ではご自宅で行って頂けるセルフスト…ameblo.jp※セルフストレッチ実施時の注意事項等は上記の記事を確認して頂ければ幸いです。以下が補足部分です。書き忘れとも言います。脊椎の可動性を拡大し腰痛を改善するための体操、CAT&DOGをご紹介します!!▼開始姿勢四つ這い位になります。肩の真下に手のひらがくるようにしましょう。まず背中を丸めます。肘は動かさないように注意しましょう。天井から糸で背中を引っ張られるイメージです。次に背中を反らします。この際肘が曲がらないように気を付けてください。腰の反りを強くしお尻を後ろに突き出すイメージです。▼またフラットな状態に戻ります。手を伸ばしてゆっくりを腰を落としていきます。写真のように肘がベッドにくっつくよう伸ばせることが目標です。この際お尻の高さを落とさないよう気を付けてください。一連の動作を4~5回程度繰り返しましょう。無理のない範囲でチャレンジしてみてください!!

    • 疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【1】ストレッチの画像

      疾患学習と保存療法 「腰痛予防・改善体操」【1】ストレッチ

      今回以降は保存療法の中で特にリハビリテーション科と関わりのある運動療法をご紹介していきます。腰痛予防・改善体操として、当院ではご自宅で行って頂けるセルフストレッチや筋力トレーニングを指導しています。昨今のコロナ禍において外出する機会が減り、ご家庭で過ごす時間が長くなっていることと思います。その習慣が続くと懸念されるのが運動不足です。当院を来院する患者様に「家ではどのように過ごされていますか?」と伺ってみると、家事や育児などの生活動作以外において「ソファーや床に座ったり寝転がってテレビを見ている」「スマホを見ている」「パソコン作業をしている」「長時間座って趣味の編み物やクロスワードをしている」「読書をしている」などなど・・・これらはあくまでも一例ですが、上記のような返答をされる方がとても多い印象を受けます。特に最近はリモートワークの普及により、ご自宅で仕事をする機会も増えていることかと思います。趣味や仕事での時間を含め、これらの項目の中で共通しているのは「同一姿勢を長時間キープしている」こと。同一姿勢を長時間持続してしまうと椎間板にかかる負担が増大してしまうので、腰痛やその他整形外科的疾患には望ましい生活習慣とは言えません。こまめな姿勢変換と、室内でも行える運動が痛みを緩和させること&再発を予防することがとても大切になってきます。これを機におうちでのトレーニングを行ってみましょう!!【1】ストレッチングスポーツや医療の分野においてストレッチ(英:stretching)とは、 身体の筋肉を良好な状態にする目的で対象となる筋肉を引っ張って伸ばすことをいいます。筋肉の柔軟性を高め関節可動域を広げるほか、呼吸を整えたり精神的な緊張を解いたりするという心身のコンディション作りにもつながるなど、様々な効果があるとされています。(Wikipediaより)※セルフストレッチ実施時の注意点!①動かすとき身体のどこかに激しい痛みがある場合は行わないでください。②無理をしないよう気を付けてください。③リラックスして行ってください。④体調が優れないときは行わないでください。上記に注意し、無理のないようゆっくりとしたペースで行っていきましょう!!★今回は特にベッド上で横になって行うストレッチをご紹介していきます。★ベッド上もしくは床上(ヨガマット等を敷くと尚良い)にて行ってみてください。★各ストレッチは動作後10~20秒程度キープしましょう。★10~20秒キープ=2、3回1セットを目安にしましょう。★その際呼吸を止めて力まないように注意してください。深呼吸を意識してみましょう!!(1)腰、背中回り①マッケンジー体操腰椎椎間板ヘルニアに対して行うストレッチです。膨隆した椎間板を押し戻す作用があります。反らした部分よりも下(下肢)に痛みやしびれが出てくる場合は行わないでください。▼開始肢位 うつぶせからスタートします。▼肘つきバージョン(on elbow)まずはこの姿勢で止めてみましょう。この時点できつい人は無理をしないでください。このままでも効果は得られます。▼肘伸ばしバージョン(on hands)上記の姿勢が大丈夫な方は肘を伸ばしてみましょう。鼠径部がベッドから離れないようにしましょう。②腰ひねりストレッチ腰背部の筋肉(横)を伸張します。腰痛対策として有効です。▼開始肢位 仰向けで両膝を曲げます。▼左右にゆっくりと両足を倒します。その際、曲げた方と反対の肩が浮かないように注意しましょう。③腰伸ばしストレッチ腰背部の筋肉(後ろ)を伸張します。腰痛対策に有効です。▼開始肢位 ②と同様仰向けで両膝を曲げます。▼両膝を曲げたまま両足を腹側に抱え込みます。このとき膝を曲げるのが辛い方は膝裏から手をまわして支えましょう。(2)足回り足回りのストレッチを行うと腰痛対策に加えて下肢疾患(変形性関節症など)にも有効です。①お尻の筋肉を伸ばすストレッチ。▼仰向けになり片足を曲げ抱え込みます。その際足を少し斜めにしましょう。▼下腿の角度を変えると伸びる部分が変化します。様々な角度で行ってみてください。お尻の部分に伸びる感じがあればOKです。②太ももの前側を伸ばすストレッチ。▼うつ伏せになり足を曲げて同じ側の手で足首もしくは足先を持ちましょう。踵がお尻にくっつくことが目標です。※膝が痛くて曲がりにくい場合はタオルを足首にひっかけて行ってください。③太ももの後ろ側を伸ばすストレッチ。▼仰向けで片側の太もも辺りを両手で把持し顔の方に近づけます。膝を軽く曲げるバージョンと膝を伸ばしたバージョンで行いましょう。▼手で支える場合が厳しい方はタオルを足先もしくは足首にひっかけて行いましょう。▼ベッド上に座って前傾する方法もあります。その際は膝が曲がって浮かないように気を付けましょう。④ふくらはぎを伸ばすストレッチ。▼タオルを足先にひっかけて足首を身体側に近づけるように引っ張りましょう。いかがでしたか?今回ご紹介した各ストレッチはベッド上などで横になって行うバージョンです。まずはそれぞれ一日一セットずつ、お風呂上りなど時間を決めてストレッチをする習慣を作ってみてください。手技介入中、よく患者様から「年だから体がどんどん硬くなる」「昔から体は硬かった」「今から柔らかくなるのは無理でしょう?」といったことが聞かれます。身体の柔らかさを作る、キープするのに年齢は関係ありません。大切なのは毎日コツコツ続けることです。すべてを一気に行う必要はありません。タイミングはいつでも構わないので、思い出したときに行ってみてください。次回以降は筋力トレーニングを更新していきたいと思います!

  • 21Apr
    • 疾患学習と保存療法 「腰が痛い」その③ 【腰部脊柱管狭窄症】

      【2】脊柱管狭窄症人の脊柱は24個の椎骨が積み重なるように形成されています。骨と骨の間に管状のトンネルが形成されており(脊柱管)、この中には脊髄や神経、血管が存在しています。脊柱管内の空間が狭くなることで神経が絞扼すると様々な症状をきたします。狭くなる原因としては椎骨・関節・靭帯の変性、椎間板の膨隆などがあり、特に加齢によって変性を生じやすいのは頸椎と腰椎部分とされています。神経への圧迫が大きくなると足の疼痛・坐骨神経痛・しびれが生じ、加えて足の筋力低下や感覚障害、膀胱直腸障害を呈することもあります。脊柱管狭窄症の特徴的所見としては神経性間欠性跛行が挙げられます。◎神経性間欠性跛行とは??歩いているときにお尻~太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれ、張り感、脱力感が強まり歩きにくくなるものの、数分間休憩すると再び歩けるようになることです。脊柱管狭窄症の代表的な所見となっています。▼検査、診断腰椎椎間板ヘルニアと同様、臨床所見の確認や画像診断にて診断名が確定します。画像診断としてはⅩ線検査(腰椎変性の有無)、CT検査(脊柱菅の形態)、MRI検査(脊柱管の狭窄レベルの確認)が行われます。★症状、所見に関して★前述したように歩行時の痛みやしびれ、脱力感が大きな特徴となっています。それらの症状によって大きく3群に分けられ①馬尾型②神経根型③混合型の3つとなっています。(1)馬尾型脊柱管狭窄症自覚症状としては両下肢・臀部・会陰部の異常感覚(しびれ、灼熱感、ほてりなど)が特徴です。下肢の脱力感が出ることもあります。(2)神経根脊柱管狭窄症下肢や臀部の痛みが特徴であり、姿勢が大きく影響します。(体を前傾させると楽になることが多いです)(3)混合型脊柱管狭窄症1と2の混合型です。★治療に関して腰椎椎間板ヘルニアと同様に保存療法もしくは手術療法が選択されます。保存療法としては生活指導、装具療法(コルセット使用)、薬物療法、運動療法などが行われます。保存療法では効果が不十分で生活に支障をきたす場合、もしくは進行性の筋力低下や馬尾障害を呈するケースでは手術療法が選択されます。当院では腰椎後方除圧固定術(PLIF)が多く行われています。手術をしたあと症状が改善したとしても、同じ生活様式や不良姿勢を保つことを続けていると再発するリスクが増大してしまいます。また、腰部のみならず連鎖的に頚部や膝関節などを痛めてしまう可能性もあります。それらを防ぐために運動療法(リハビリテーション)を継続していくことは必要不可欠です。次回以降は当院で行っている腰痛改善・予防体操に関してご紹介していきたいと思います!!

  • 19Apr
    • 疾患学習と保存療法 「腰が痛い」その② 【腰椎椎間板ヘルニア】

      その①でご紹介した非特異的腰痛症と異なり、画像所見等で異常が見つかる場合もあります。当院を受診する方で多い腰椎疾患として挙げられるのは腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症のふたつです。今回ikou はそのふたつの疾患の症状や対処法を確認していきたいと思います。【1】腰椎椎間板ヘルニア その①でもちらっとご紹介しましたが、椎間板が膨隆し神経を圧迫するのが椎間板ヘルニア症です。好発部位は下位腰椎(第4/5腰椎、第5腰椎/第1仙椎)とされ、男女比は2対1で男性にやや多く20~40歳代での発症が多いとされています。原因としては椎間板の変性を基盤に労働、スポーツ、外傷などによる力学的負荷が加わって発症するケースが多いです。椎間板変性には遺伝的要因の関与もあると指摘され、喫煙は増悪因子となっています。主症状は腰痛、一側性(片方)の下肢痛、しびれを生じます。痛みは激しく、寝起きや歩行などの運動が制限されます。筋力低下や感覚障害、歩行障害、膀胱直腸障害などを招くこともあります。▼検査、診断SLRテスト、FNSテストなどの誘発テストを行い、神経学的検査所見の有無や画像所見などによって総合的に判断されます。①SLR(下肢伸展挙上)テスト仰向けで検査者が下肢を伸展、挙上すると下肢痛が生じ、挙上制限をきたします。陽性であれば第5腰椎~第1仙椎部のヘルニアが疑われます。②FNS(大腿神経伸展)テストうつ伏せで検査者が膝を屈曲し股関節を伸ばすように持ち上げると大腿前面に痛みが生じます。陽性であれば第4腰椎根より上のヘルニアが疑われます。★腰椎椎間板ヘルニアの診断基準★(日本整形外科学会ガイドライン策定委員会)①腰・下肢痛を有する(主に片側/もしくは片側優位)②安静時にも症状を有する③SLRテストは70°以下陽性(ただし高齢者では絶対条件ではない)④MRIなどの画像所見で椎間板の突出が見られ、脊柱管狭窄症所見を合併していない⑤症状と画像所見が一致しているこれらの基準をもとに腰椎椎間板ヘルニアの診断が下されます。★症状、所見に関して★腰椎椎間板ヘルニアの所見として次の5つが挙げられます。①疼痛性跛行痛みによって連続して歩行することが困難になることです。②脊柱所見痛みを回避するために背中を反る姿勢をとることがあります。(疼痛回避性機能性側弯)③神経根緊張徴候前述したSLRテスト、FNSテストが陽性になります。④刺激徴候バレー圧痛点が見られます。※末梢神経に沿って押すと痛むポイントがあることです。⑤神経脱落所見深部反射の低下・消失、感覚障害、筋力低下を生じることがあります。★治療に関して★治療としては保存療法と手術療法が選択されます。保存療法では安静、腰椎コルセットの装着、物理療法、リラクゼーションやストレッチ・筋力トレーニングなどの運動療法、薬物療法、硬膜外ブロック注射等を行います。これら保存療法で症状が改善しない場合は手術療法(内視鏡での髄核摘出手術)を検討します。リハビリテーションの観点からどのような運動療法を行うべきか、詳細に関してはまた後日ご紹介します!!次回は【脊柱管狭窄症】の疾患学習を予定しています。

  • 14Apr
    • ★ゴールデンウイーク期間の診察に関するお知らせ

      2021年のゴールデンウイーク休暇のお知らせです。当院の診察は暦通りとなっています。(※リハビリテーション科も同様の扱いです)4月は29日が祝日でお休み、30日は通常診察(金谷院長)です。5月は1日土曜日が半日診察(医大の出張医)、2日~5日は祝日のためお休みです。6日から通常通りの診察を予定しております。※7日金曜日は金谷院長が不在のため代理の房川医師が診察を行う予定となっています。連休明けの診察は特に混みあうことが予想されますので、ゆとりをもってお越しください。事故やケガの起きないよう気を付けながら、楽しい休暇をお過ごしください!!夏期の休暇期間(お盆休み)に関しては、時期が近付き次第また改めてお知らせします。

  • 02Apr
    • 疾患学習と保存療法 「腰が痛い」その①【非特異的腰痛とは?】

      今回以降はしばらく、疾患学習と題して当院を受診する方に多い整形外科の病気のこととそれに対する治療法(主に運動療法)をご紹介していきたいと思います。第一弾のテーマはズバリ!!【腰痛】です!!二足歩行をしている人間にとっては切っても切れない整形外科の代表的な症状ですね。ある種の国民病とも言えます。【腰痛】と一言でいっても感じる部位は様々です。背骨付近が痛む人、腰が痛い人、お尻が痛い人、腰のみならず足まで痛みが広がる人…痛みだけ出ているのか足にしびれも出ているかによって診断は異なります。自分の症状がどういったものなのかを確認することがとても大切です。まず初めに、人間の身体の構造を確認しましょう。下の画像は身体を前面から見た場合の背骨です。こちらは横から見た画像です。いわゆる【腰痛】は画像でいうところの腰椎(L1~L5)付近に生じる痛みのことを指します。背骨全体の構造を見るとS字状にカーブしていることがわかりますね。腰椎はお腹側に傾くよう弯曲しながら5つの骨から構成されています。骨と骨の間にある椎間板という弾力のある組織がクッション材の働きをしています。この椎間板に負荷がかかると椎間板自体が膨らんでしまい、背骨側にある神経を圧迫してしまいます。それによって痛みやしびれが生じてしまうのが腰椎椎間板症/腰椎椎間板ヘルニア症です。しかしながら、椎間板に異常がなくても腰痛にはなりえます。原因となる疾患や病態がなく、筋肉の疲労や良くない姿勢などが原因となって痛みが生じることを非特異的腰痛といい、これを腰痛症と総称しています。その中でも急性的に痛みが生じた場合をギックリ腰というのですが、こちらの方が聞きなじみがありますかと思います。非特異的腰痛は腰痛全体の中でも約85%を占める といわれています。発症・増悪要因としては加齢、筋力低下、寒冷、強い身体的負荷、拘束姿勢、前屈・ひねり・後屈捻転、急激かつ不用意な動作、心理社会的ストレスなどなど・・・急性腰痛での症状としては激しい痛み、運動制限などが生じます。慢性腰痛とは症状が三か月以上持続しているケースをいい、症状としては腰全体の重さ、だるさ、痛みを生じます。▼検査、診断に関して▼一般的にはまず初めに臨床所見の確認を行います。動いていないとき(安静時)に痛むのか動いたら痛みが出るのかを確認し、必要に応じてⅩ線検査やMRI検査等の画像診断を行います。そこでなんらかの異変が生じていれば(先ほど記載したように、椎間板が神経を圧迫していたり背骨自体が変形している等)診断名がつき、症状に合わせた治療が行われます。▼治療法に関して▼当院での治療選択は第一に保存療法となっており、投薬治療、神経ブロック注射、装具処方(腰痛ベルト)、運動療法を行っています。非特異的腰痛では安静は最小限に留め、活動量を維持していった方が経過が良いと言われています。※もちろん個人差がありますので詳細はご相談ください。そのため、痛みを軽減させるために行った方が良いとされているのが腰痛体操です。腰痛体操には4つの柱があります。その柱とは、①リラックス②ストレッチング③筋力強化④姿勢調整・・・の4つです。①リラックスについて腰痛があるとき一般的に楽な姿勢としては、横向きや仰向けが腰にかかる負担が少ないとされています。痛みが強い時や、動かすと痛いときには無理をせず身体の力を抜いてそれらの姿勢を取り、筋肉の緊張を抜くことから始めてみましょう。②ストレッチングについて身体が硬いと腰痛を長引かせたり再発のきっかけになることがあります。特にお尻回りの筋肉や背中の筋肉、太もも裏面の筋肉、ふくらはぎの筋肉の柔軟性を保つことはとても大切です。詳しい方法はまた別の記事にて紹介していきます。③筋力強化について柔軟性とともに必要なのは筋力です。腹筋や背部筋(体幹筋)を鍛えることによって腰椎にかかる負荷を軽減させることができます。②と同様、詳細はまた後日ご紹介します。※ちなみに「腹筋運動」と聞いて上記のイラストのような方法を思い浮かべる方も多いかとは思いますが、このようなやり方だと腰痛を悪化させてしまう可能性もあるためおススメはしません。上体を起こすのは肩甲骨が浮く程度でOKです!!④姿勢調整について身体を動かすときのポイントや、座っているとき・立っているときの姿勢がどのようになっているのかを確認することも大切です。日常生活で椅子に座っているとき、ついついこういった姿勢をとっていませんか?パソコン作業や携帯電話を操作しているとこういった姿勢になりがちですよね。地下鉄やバスに乗っているとこの姿勢になっている方をよく見かけます。もしくは立っているときもこのような姿勢になっていませんか?これらの姿勢を意識して調整することが出来るのか、意識しても出来ないかで治療の方法は異なります。まずは「良い姿勢をキープする」ことを第一に、日常生活を送ってみてはいかがでしょうか。身体の状態によってはこの姿勢をとることが困難な方も多いかとは思います。その場合は実際に身体の状態を確認し、どのようにすれば姿勢をキープ出来るのかを直接お話します。常時「良い姿勢」をとることはものすごく大変です。一日の中で一回、二回、三回・・・はたまた時間を一分から五分に、五分から十分に、と徐々に延ばしていけるようになれば、自然と習慣になっていくかと思います。(理想論かもしれませんが・・・(;^ω^))と、このように4つの柱に関して簡単にではありますがお伝えしました。この4つは非特異的腰痛以外の腰痛症(腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など)にも関連している項目ですので、是非覚えておいて頂ければと思います。

  • 23Mar
    • どんな症状の人が多いの?

      前記事でも何度か記載している通り、当院では「腰が痛い人」「膝が痛い人」の2パターンが圧倒的に多くなっています。(専門医の兼ね合いもあるかと・・・)もちろんそれ以外の整形外科疾患にも対応しています!今回は当院を受診する方にはどのような疾患や症状が多いのかをざっくりとご紹介していきます。※あくまでも【ざっくりと】です。今後別記事にて各疾患に関しての詳しい症状等をご紹介していきたいと思っています。(1)「腰が痛い」 一番多い症状です。急性疼痛、慢性疼痛に分けられます。所謂【ぎっくり腰】は急性疼痛であり、その症状が和らぐことなく長期間持続した場合慢性疼痛に分類されます。疾患名では・腰椎椎間板(症)ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・腰椎すべり症/分離症・側弯症・腰椎圧迫骨折・・・などがあります。画像所見で診断が可能です。〈腰痛〉と一口にいえど痛みを感じる部分は多種多様であり、腰のど真ん中が痛む方もいればお尻や太ももが痛む方もいます。(2)「足がしびれる」 (1)に関連して出現します。どの神経が狭くなっているかによってしびれの出る部位は異なります。(3)「膝が痛い」腰と同様に多い症状です。膝関節の場合は特にスポーツによって痛めることが多いので、運動歴もチェックします。疾患名では・変形性膝関節症・膝関節内側・外側半月板損傷 ・前/後十字靭帯断裂(損傷)・内側・外側側副靭帯断裂(損傷)・大腿骨骨幹部骨折・膝蓋骨骨折・オスグッド・シュラッダー病・鵞足炎・腸脛靭帯炎・・・などがあります。膝の内側が痛むのか外側が痛むのか、曲げて痛むのか伸ばして痛むのか、歩いているときに痛むのか立ち上がるときに痛むのか、階段昇降のどちらで特に痛むのか等を確認する必要があります。(4)首が痛い所謂「寝違え」も含みます。デスクワークの方やスマホをよく使う方は座っているときの姿勢不良により症状の悪化を招くことがあります。交通事故によって首を痛める方も多いです。疾患名では、・頸椎椎間板(症)ヘルニア・頚椎症性神経根症・外傷性頚部症候群・頸椎捻挫・・・などがあります。首筋が痛むのか肩がこるのか肩甲骨付近は痛むのかを確認します。特に「腕がしびれるか否か」は大切なチェックポイントです。腕がしびれる場合、頸椎由来のものか別の疾患からきているものかを鑑別する必要があります。(例 胸郭出口症候群など)(5)肩が痛い肩が痛くて腕が上がらない、服を着るとき腕をひねると痛むといった症状が出ます。よく聞く「四十肩、五十肩」もこれに含みます。あくまでも「四十代以降に多い」というだけで、若年層でも高齢でもなりえる疾患です。疾患名では、・肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)・肩関節腱板断裂・・・などがあります。痛みとともに可動域制限が生じることが多いです。(6)足が痛い運動中や、階段を踏み外したりつまずいたりすることによって足首を捻って生じる足関節内・外反捻挫や、アキレス腱部の炎症、足の裏が痛む足底筋膜炎といった疾患が含まれます。また、外反母趾や偏平足といった足趾のアライメント不良は知らず知らずのうちに全身的な悪影響を及ぼします。(詳細に関しては後日ご紹介する予定です)(7)腕や指が痛い上腕部(肩から肘)や前腕部(肘から手首)、指を使いすぎたことによって痛みを生じることがあります。炎症の場合もあれば関節疾患の可能性もあるので詳細な検査が必要になることもあります。疾患名では、・腱鞘炎   ・テニス肘  ・肘部管症候群・手根管症候群・関節リウマチ・へバーデン結節・ばね指・突き指…などがあります。(8)股関節が痛い歩くときや階段昇降時に鼠径部(足の付け根)が痛むことがあります。炎症の場合もあれば、変形性股関節症や臼蓋形成不全、関節唇損傷の可能性が挙げられます。(9)その他一般的な整形外科疾患にももちろん対応しています。=骨折、打撲、脱臼、肉離れ  etc.・・・上記で挙げたのはあくまでも一例です。「原因は分からないけど痛みがある」「いつもと身体の状態が違う」「転んでケガをした」「違和感がある」    etc・・・実際に身体の状態や症状と照らし合わせて鑑別する必要がありますので、是非一度ご来院してみてください!!