『高次脳機能障害者の社会復帰支援の在り方』伝達講習会を実施しました➀ | 東大阪病院 リハビリテーション部のブログ

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皆さん、こんにちはニコニコ

管理職ブログチーム作業療法士Yです。 


今回は、先日、言語聴覚士さんが実施した

『高次脳機能障害者の社会復帰支援の在り方』伝達講習会についてです。 


外部研修会を数名の言語聴覚士が受講し、当日行けなかった言語聴覚士に対して伝達講習を行いました。


リハビリ部門も365日毎日訓練の提供をしていますので、部門の全員が一緒に受講することが難しいです。
でも、「みんな勉強したい!!」「できたら一緒に!!」っていう意欲や気持ちがあります。
そのため、今回は、3件の勉強会について言語聴覚士部門みんなで協力し合って、3つの工夫で実現できました。


① 新人+経験者の組合わせで参加し、

  当日参加しない職員は勤務を担当 


② 受講する講座は希望を聞いて調整


③ 伝達講習会は全員出勤日をつくり、
  時間内に伝達会を行う
  (もちろん、その他の日も調整して

   患者さんの訓練に影響が出ないようにしました) 
 
少し前から、勤務の調整が必要でしたが、無理なく実施することが出来ました。
実際に参加した、言語聴覚士からは


 「内容的に勉強になった」
 「新しい気づきがありました」
 「先輩と一緒だったので、心強かった」


と、なかなか好評でした。

 

理学療法士や作業療法士でも同じように「みんな一緒に勉強したいけどできない問題」があります。
そのため、今回のような工夫は「理学療法士や作業療法士でも可能かもしれないし、いいね」と、管理職間では来年度以降の研修に取り入れてみようかと現在協議中。治療と勉強の両立に向けて実現していきたいです。
 
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。 
伝達講習の内容についてはまた次の機会に報告させていただきますね。 


文責:作業療法士Y
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