去年の4月からほぼ毎日更新してきたこのブログ、仕事が慌ただしいこともあって、今月いっぱいで少しペースを落とそうと思っている。

ついては、かねてから言及してきたベーシックインカム」について、
少し私の考えをまとめておきたい。
3月1日の、「哲学カフェ」で取り上げられて、野末さんの意見も聞くことができて、
自分の中で位置づけがだいぶクリアになってきたのだ。

テーマ(書庫)も、「ユニバーサル・ユニバーシティ」を使う。

まずは、ベーシックインカム(以下「BI」)とは何か。

上記野末さんのレジュメに沿って、日本語で言うと、「基礎所得保障」というのが一番わかりいいだろう。
「すべての個人に」
「例外なく」
「無条件に」
「定期的に」
支給するお金である。

例として、ひとり月5万円、というような金額が提示されている。
年額60万円。

うちは6人家族だから、月30万円。
働かなくても食べていける。

生まれた子どもも、18歳までに、1000万円以上のお金になる(!)と思えば、無理してでも産もうかという気になるというものだ。

もちろん、「財源をどうする」という大きな問題がある。
それゆえに、真剣に議論されてこなかったのだろうと思う。

だが、冷静に考えれば、このBIこそが、真の社会変革で、景気刺激策で、自由と民主主義の行き着くべきところ、だと思うのだ。

今日はこのくらいにする。

その2に続く)


(興味のある方は、文中「ベーシックインカム」にリンクした「実現を探る会」サイトあたりから、いろいろ読んでもらいたい。下記写真は3月1日、富山市での「哲学カフェ」にて、ベーシックインカムについて議論した時のもの)

呉音