診察を待つ間、
流産だったら2回目。
これからどうすればいいのか…
という思いと、
きっと流産じゃない。
今日のエコーで赤ちゃんの姿が確認できるはず
という思いと…
本当に緊張しながら診察を待ちました。
1時間ほど待ち、ついに番号を呼ばれ診察室へ。
今日は主治医の先生がお休みのため、産科の先生の診察。
とてもとても優しい女の先生でした。
出血の経過を話し、診察台に上がりエコーでの診察。
結果…
心拍はおろか、赤ちゃんの姿は見えませんでした。
胎嚢も以前と比べてぼんやりしていて、先生は胎嚢自体を探すのに苦労していました。
その時点で厳しいのかな…と感じていましたが、どうか元気な赤ちゃんの姿を見つけてほしいと診察台の上で祈っていましたが…
その思いはむなしく、最悪の結果に。
「これかな…と思う。」と先生に示されたエコーの赤ちゃんの姿は、私がこれまでにネットやブログで見た6週のエコー写真のどれとも違うものでした。
はっきり卵黄嚢も胎芽も見えなくて、胎嚢がぼやっとしている。
エコー写真ももらえませんでした。
診察台から降り、先生とお話。
「まだこの時期に確定はできないから、経過をみましょう。」とのこと。
「ただ、(体外受精での妊娠で)週数のズレはないので…。」と言葉に詰まりながら、「今の時期に赤ちゃんが見えないとなると、このまま流れてしまう可能性があります」と。
大量に出血した場合は夜間でも診察しますので、遠慮なく受診してくださいと優しくお話してくださいました。
はじめは冷静に、淡々と話を聞いていましたが、徐々に涙がこみ上げてきて…
「家で赤ちゃんの袋が出てきてしまったら、染色体の検査はできますか。前回も流産しているので…」
と、途切れ途切れになりながら、なんとか聞きました。大粒の涙が止まりませんでした
この病院では初期流産で赤ちゃんの染色体検査はしていないこと、繰り返す流産の方には、両親の染色体検査を行っていること、を説明されました。
涙がおさまるまで、診察室の中で休ませてもらい、やっとこらえられる様になったところで診察室を出ました。
お会計を待っている間も、スマホをいじりながら涙が出てくる。
下を向いて隠すけど、こぼれる涙は拭くしかない…。
帰りにお昼を食べにパスタ屋さんへ。
食欲はありました。
案内されたテーブルは家族連れの横だったので、「あの席でもいいですか?」と聞いて、周りにカップルしかいない席にしてもらいました。
今は子供や赤ちゃんを見るのは…つらい。
次は1週間後に診察です。
この感じだと奇跡は起きない気がするから、期待せず淡々と普段通り過ごそうと思います。
長い文章をお読み頂きありがとうございます。
私はこうやってこのブログに心境を表現することができて、救われています