大切なプレゼントには、オリジナル要素を……

それが自分ルール。


クッキーなら、アイシングでデザインオーダー。

メッセージカードなら、自分でデザイン。





姪っ子軍団へのお年玉袋を作りました。

今回は「クラッカー」。

紐を引くと、反対側からお年玉袋が飛び出す仕掛け。

なお、イラストは様々な素材サイトのものを組み合わせました。




紐を咥えたイノシシを引っ張ると……





上から袋が飛び出してくる。


そして、袋を開けると……


「あけましておめでとう!」の文字。






……で、遊びがこれだけじゃツマラナイので、ひっくり返すと別ネタ。


おみくじ。





引っ張ると、こうなる。


全員「吉」。

で、単に吉じゃ面白くないので、上に姪たちの名前を入れました。

だから「〇〇吉」という表記。

自分なりのハッピーな1年を、一人ひとりが作ってほしいなと思って。




引っ張る側からは、七福神の一人が顔を覗かせます。

セリフにも、一ネタ。




デザイン、一人ひとり変えました。

その方が、帰宅して見比べ、盛り上がりますから。








今年はどうしようかと最初に思いついたのが「宝箱に猪突猛進し、壊れた勢いでお年玉袋が飛び出す」というもの。

押せば反対方向が飛び出す、一方向スライド。


まぁ、ゲームクリエイターなので宝箱を壊す発想なのですが、新年早々、破壊ってどうなん?と引っ掛かり、ボツに。



「イノシシ走る」の根っこだけ残し、考えついたのが今回の案でした。

突撃してダメなら、引いてみろ。




作り方は、簡単。


左右均等の1枚パーツを半分に折ります。
ここが丈夫じゃないと、機能しないので。





続いて黒ベタの部分をカット。




ビニールが筒状になるよう、上下の黒穴に通し、反対側でテープ留め。

水色部分がビニール。

厚手のビニール袋を切って使いましたが、ビニールテープでも良いと思います。



反対側は、こう。


ビニール同士の重なりをテープで留めています。

このビニールが、ベルトコンベアになるのです。
スムーズに動くよう、緩めの筒状。


なお、テープで貼り合わせた部分は穴を通りません。

ですので、最大限スライドするよう、留めた部分を下端に持っていきます。




このビニールコンベアに取り付けるのが、引っ張り「レバー」と飛び出す「お年玉袋」。


レバーは簡単。

1枚の紙を半分に折って……



糊付け。

表裏に絵柄がつきます。





袋は2枚に分けて、貼り合わせました。





蓋を差し込めるよう切込みを入れ、組み立てると、こんな感じに。





これらをコンベアに貼り付けます。


袋全体ではなく、下端だけ。

ちょうどビニール同士をつなげたあたりに。




左右反転で裏返し、反対側にはレバーを。

こちらは上端だけ。



これで中身が完成。

あとはカバーで挟むだけです。


上下は飛び出し口。

内側に折り込むことで、縁がきれいになります。


糊付けは左右だけ。





完成品が、こちら。






冬休みの宿題が、終わったぁ。