歴史に名を残した「ねずみ小僧」。
当時、処刑場だった南千住に、そのお墓があります。
時代劇好きとして、以前から見に行ってみたいと思っていました。
場所は、駅そばにある回向院。
当時の墓所と現在の墓所は塀で分けられ、一般公開されています。
ありました。
俗名「鼠小僧」。
天保三年八月十九日に、処刑されたようです。
有楽町駅がある奉行所で裁かれ、小伝馬町の牢屋敷に入り、この地に来たのでしょう。
彼は様々な物語となりましたが、実際にはどういう方だったのでしょうね。
ここには、様々な著名人が眠っています。
桜田門外の変を起こした水戸藩士の中に、気になる一人がいました。
黒澤忠三郎。
事件の後、31歳で病死したそうです。
先祖を辿れば、どこかでつながるかもしれません。
と、ここまでは前知識があったのです。
が、想定外の方のお墓を見つけ、衝撃でした!!!
カール・ゴッチ。
アントニオ猪木にプロレスを教えた、著名なレスラーです。
横の碑に、アントニオ猪木、西村修、両レスラーによって建てられたと書かれています。
お供えは、ファンからでしょうか、関係者でしょうか。
私が熱中した新日本プロレスの根っこ。
カール・ゴッチのお墓に出会えるとは。
回向院にはいくつもある時の扉。
不思議な空間でした。